授業の成功は、教師の発問や言葉かけにかかっている!
数学教育 2020年8月号
『数学教育』2020年8月号の特集テーマは、「授業がもっとうまくいく! 発問&言葉かけ大全」です。
生徒が自ら動き出すようにしかけたり、複数の考えをつなげたり、ゆさぶりをかけたり…教師が発問&言葉かけの引き出しを多くもつことは、授業力を高めるうえでとても重要です。そこで本号は、次の2本立てで特集しました!
特集1 場面別 発問&言葉かけテクニック30では、
問題に対する問いをもたせたい→「○○と●●はどちらが…ですか?」
仲間への意識を高めたい→「わ・き・こ・よの視点で書いてごらん」
などなど、30事例の大ボリュームで「導入・問題提示」「個人思考・自力解決」「話し合い・発表」「振り返り・まとめ」の学習過程で使用できる発問&言葉かけを紹介。
特集2 「数学的な見方・考え方」を働かせるためのキーフレーズ集では、
類推的に考えさせる→「似たような○○はなかったかな?」
発展的に考えさせる→「もし…ならば、どうなるだろう?」
のように、代表的な「数学的な見方・考え方」を働かせるためにキーとなる発問を、具体的な指導場面とともにガイドします。
どちらの特集も、定番問題を題材として、授業展開の一例が具体的に紹介されているので、明日から使えるアイデアが盛りだくさんです!
早いもので、今年度もまもなく折り返し。秋〜冬に向けて授業力をさらに高めるために、本誌だけでなく次の関連書籍もぜひお手に取ってご覧ください!
『中学校数学科 数学的な考え方を育てる課題&キー発問集』
『名著復刻 数学的な考え方の具体化』
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