新学期が始まって1ヶ月半。新しいクラスにも慣れて、放課後に子どもたち同士で公園などに遊びに行くことも多くなるころでしょう。子どもたちには外で元気に遊んでほしいものの、このご時世、安全面について気がかりという保護者の方も多いのではないでしょうか。
このような中「子どもが安心して遊ぶことのできる居場所の確保」のための取り組みとして注目したいのが、今年度から文部科学省と厚生労働省との連携でスタートした「放課後子どもプラン」です。
「子どもの居場所づくり」(文部科学省生涯学習政策局子どもの居場所づくり推進室)によると、「放課後子どもプラン」とは、
各市町村において、教育委員会が主導して福祉部局と連携を図り、文部科学省の「放課後子ども教室推進事業」と厚生労働省の「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)」を一体的あるいは連携して実施する
というもの。既に地域によりさまざまな取り組みがなされており、見本となる事例もいくつか紹介されています。
東京都の江戸川区の「すくすくスクール事業」もそのうちの1つ。小学校の施設を活用し放課後や休日の子どものたちをサポートする活動で、運営には保護者や地域のボランティアの協力を得ています。登録は、各家庭の責任で利用する「一般登録」と保護者が就労している児童などのための「学童クラブ登録」の区分があり、共に学び・活動できる場になっています。
この「すくすくスクール」は、自分の責任でのびのびと過ごせるのが特徴。例えば、集まった友だちと校庭や体育館で遊んだり、工作や勉強をしたり、お昼寝をしたりも自由。時には保護者や地域のボランティアが将棋・折り紙などを教えてくれたり、特別なイベントを開催する場合もあります。異学年の子どもや地域の人と関わりながら遊びや様々な活動を行えるのが魅力といえるのかもしれません。
さて、みなさんのまちでは、子どもの居場所はどうなっていますか?
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- 名無しさん
- 2007/5/20 17:00:45
最近はサッカーや野球は禁止、遊具も撤去なんて公園が多いですね。 -
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- 名無しさん
- 2007/5/21 11:13:33
運動で遊ぶにもお金がかかる時代です(例:Ro○nd1)。