学校現場が変わる? 学生ボランティアの導入
仙台市教育委員会は、「学生サポートスタッフ・人材バンク事業」を実施している。大学生をボランティアとして小中学校に派遣するというこの試み、いったいどのようなものだろうか。
学生ボランティアは、授業だけでなく様々な場面で学校現場をサポートしている。仙台市教育委員会のホームページによると、具体的には、教科の学習や総合的な学習の時間、クラブ活動、校外学習、行事などにおける指導補助、休み時間や放課後の遊び相手、児童・生徒の相談相手、読み聞かせなど、活動内容は多岐にわたる。
読売新聞の記事によると、事業の実態は次の通り。
ボランティア派遣は学校側に好評で、昨年度は小学校45校、中学校7校の計52校に派遣された。
では、学生ボランティアの派遣によるメリットを考えてみよう。学校側は、授業や各種活動でサポートを受けられる上、内容のバリエーションも広がるだろう。また、児童や生徒にとっては、学生がやってくることで学校生活が楽しくなったり、やる気が出てきたり、ということもあるだろう。そして学生にとっては、これまでは教育実習などの限られた場面しかなかったが、学校で子どもと接し、教師の仕事を知る機会が大幅に広がるだろう。
今後、デメリットが見えてくる可能性はもちろんあるが、対策をしっかりすれば、全国的に取り入れられていくことも十分考えられるだろう。
学校現場の新しい形として、この「学生ボランティア」、みなさんはどのようにお考えでしょうか。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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非常に良い試みだと思います。
教師の負担減のために部活動にも参加してもらうことには賛成です。
デメリットとして思いつくこととしては,児童生徒から相談を受けた学生が,相談内容によっては負担を感じることがあり得ますね。
そういうことも、教師になることを志している学生さんにとっては良い経験になりそうですね。大学生でも、自分の子どもの頃と、今の子どもとの考え方や環境の違いに戸惑うことは多そうですから。
でも現実を見ることは大切ですよね。それでだめだと思ったら仕方ないのかなとも思いますし・・・そんな私も学生ボラやってます^^