団塊向けの「教員人材バンク」始まる!
岐阜県教育委員会では、団塊世代を対象とした臨時教員の人材バンク「団塊シニア教員人材バンク」を7月より開設する。8日の岐阜新聞の記事によると、団塊世代に絞った教員免許保有者の人材バンクは全国で初めてとのことだという。
岐阜県教育委員会のホームページの案内によると、この教員人材バンクの対象は教員免許を持ち、企業・行政等で退職を迎えた人。募集する職種は県内の公立小・中・高・特別支援学校の常勤講師・非常勤講師。教科指導のほか、小学校の学級担任や中・高の部活動指導などを行ってもらうこともあるという。
所定の申込書を提出すると人材バンクに登録され、学校にて必要が生じたら登録者の中から書類審査・面接を行い、選考するしくみとなっており、配置の際には、それまでの企業や行政等で培ってきた経験が生かされるように配慮されるとのことだ。
先日のきょういくじん会議「小学校の教員採用、売り手市場で採用競争激化」でもお伝えしたとおり、地域によっては優秀な人材を集めるためにあの手この手を使っている状況。 企業などの第一線で活躍してきた団塊世代の豊かな経験が教育の場に生かされることを目的としたこの人材バンク、優秀な人材集めの1つの方法といえるかもしれない。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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民間で定年まで勤め上げられた方が学校現場に入ってくださることで、学校独自の文化に良い変化が起こると良いですね。
そういう人もいるかもしれないけど、謙虚な人の方が多そう。