顧問の救世主? バスケの出張指導行います
28日の読売新聞の記事では、週末にバスケットボール教室を開く「The School of Basketball」が紹介されている。同スクールは、まったくの初心者向けクラスからプロ養成コースまで、幅広い層に対して適切な指導を行うことを目的としたバスケット教室だ。プロのチームでコーチを務めた指導者に教えてもらえることもあって、部活に不満のある子どもや、部活に上手くなじめなかった子どもの受け皿となっているようだ。
また、同スクールの運営するサイトでは出張指導も受けつけており、部活の顧問や学校からの要望に応えて指導を行っている。バスケットは複雑な技術の習得を前提とした競技であるため、未経験者の先生が顧問になったときなど、このようなサービスは重宝されそうだ。
しかし、実際には予算の都合もあり利用できない学校が多いのが現状のようだ。運動部の顧問となれば、放課後や土日を返上して指導にあたることも多く、結果が出なければ指導力を問われることもあると聞く。部活動の意義は認めつつも、指導力への不安や負担の大きさに悩む先生も少なくないだろう。
一方で、部活を支援する外部指導員は増加傾向にあり、日本中学体育連盟の調査結果によれば、ここ5年で1万2千人から2万8千人まで増えた。千葉県船橋市立船橋高校が母体となったヴィヴァイオ船橋FCや、新潟県新潟市立小針中学校が母体となった小針FCなど、地域主体のクラブチームを設立する学校もある。
このように外部の指導者や地域との関わりによって、顧問の先生の負担が軽減されることもあるだろう。先生にとっては負担が少なく、子どもたちにとっては最適なスポーツ環境の整備が望まれる。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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顧問業(教育面)と監督業(指導面)を教師と外部で分担できたら、子どもたちにとっても分かりやすくて良いんじないでしょうか。
部活指導がなくなった分の時間をどう使うかはそれぞれだからねぇ・・・。
The School of Basketballに行ってみては?
部活以外でもスポーツに参加できる場があるのはいいですね。
スラムダンクによると、この国は体育館以外でリングのある場所は少ないらしいですし。
最近は運動するにもお金がかかるんですよね。
公園は規則がうるさくて走るぐらいしかできないし。
部活指導がなくなって、その時間をレジャーや睡眠や家族との時間に使ったら教師失格なのでしょうか。リフレッシュすることはいけないことでしょうか。
だめな教師もいるかもしれませんが、多くの教師は悩んで、努力していると思うのですが、それでも足りないでしょうか。
今後、若い人たちにとって教師という仕事が魅力ある仕事であって欲しいと思います。