19日の読売新聞の記事によると、千葉県立高校の自転車部の生徒2人が、競技用自転車で路上練習中、路上駐車していた車に衝突し、死亡した。
路上駐車の取り締りが強化されている中での事故ということで注目を集めそうだが、今回の事故で、今ひとつ目を引くのが、生徒が乗っていたのが、「競技用自転車」だったという点である。
世界最高峰のレースでも
現在フランスで開催されている、競技用自転車レースの最高峰「ツール・ド・フランス」。このレースでも、数年前に別のレースで起こった競技中の選手死亡事故により、ヘルメットの着用が義務付けられている(「ツール」でもこれまでに何回か死亡事故は起きており、それまで義務化されていなかったこと自体驚きだが…)。
「ツール」の場合、“山岳コース”と言われる、アルプス越えの高低差の激しいゾーンの下りになると、走行速度は時速100kmを優に超える。基本的にノーブレーキ走行のため、死亡事故には至らないまでも、毎年のようカーブで曲がりきれず、谷底に転落して重傷を負う選手がいる。
タウンユースでも
10年ほど前から、ビアンキ(イタリア)やトレック(アメリカ)など、外国の競技用自転車メーカーの自転車が、日本でも比較的安価で手に入るようになった。特に、競技用自転車を改良し、タウンユースでの操作性を高めた「クロスバイク」と呼ばれる種類の自転車は人気を集めている。
しかし、タウンユース向けとは言え、いわゆる“ママチャリ”に比べれば、はるかにスピードが出ることも事実。車輪が細いため、雨の日などにはスリップの危険性が高いなど、その他に注意が必要な点もある。
自転車による運動を健康増進の一環として取り入れるのは大変よいことであろう。
しかし、今回のように、一般人に比べ、自転車についての知識や経験が豊富であると考えられる自転車部の生徒でさえ、このような事故に巻き込まれることがある。
自転車を運転する危険性には、もっと注意が払われてしかるべきだと言えそうだ。
- 平成19年交通安全白書 状態別交通事故負傷者数の推移(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h19kou_haku/genkyou/h1/h1_02.html#z01_14
駐車してある車に衝突ってどんなシチュエーション
なんでしょうか・・・。気になります・・・。
ピストってヤツですよね。
立派な道交法違反なのに、ナイキが堂々と広告を出して批判されてましたね。
駐車違反車両は問題だが、自転車側の過失も相当大きいと思う。
住宅地などの見通しの悪い交差点で一時停止を無視して飛び出してきたり、
後ろも確認しないで車線変更?したり。
免許制にして道交法を学んでもらうとともに、車と同じく駅前の違法
駐輪や二人乗りなどもきちんと罰則化して欲しいものです。
3人乗りで買い物カゴを両サイドにぶらさげてフラフラして、
危なっかしいったらありゃしないです。
ヘタをするとこの高校生らは加害者になっていた可能性もあるわけで、顧問の指導が悪いと思います。
まして、仲間同士で話などしてればワザと事故を起こしたのと同じことですよね。
同じ自転車乗りとして恥ずかしいばかりです!!
整備不良車は取り締まるべきです。
顧問、部員に厳罰を!!!1!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まあ競技用でも何でもいいけど、「車両」としての意識をしっかり持って欲しい。
私は月間3000キロ走行の配送ドライバーだけど、車道をスピーディーに走る事自体は多いに結構。
でも一時停止や信号は当然、標識の意味もちゃんと理解してね。
オートバイと同等に走る以上、原付免許の学科試験ぐらいは合格できるようにしてほしい。
今回の事故は自転車側の前方不注意です。
例えば車が違法駐車に衝突して運転者が怪我しても衝突した側の運転者の過失が大きくとられるよね?
自転車も同じです。それぐらい解ってほしい。