台風4号が列島縦断―学校の安全対策は大丈夫?
今週末はゴールデンウィーク以来の3連休。旅行などの計画を立てて楽しみにしている方も多いと思われるが、大型で非常に強い台風4号が日本列島を縦断することになりそうだ。
気象庁の発表によると、今回の台風4号は中心付近の最大風速 が50m/s(95kt)に達したようだ。風速50m/sは「たいていの木造家屋が倒れる。樹木は根こそぎになる」強さとも言われ、充分な警戒が必要だ。既に各地で授業の打ち切りなど、学校現場への影響も出始めている模様だ。
学校は地域の防災拠点としても重要な役割を担っているため、校舎の耐震化が推進され安全性確保が急がれている。しかし、自然災害に対処するには、施設の安全性だけでなく、携わる人間の知識や意識が重要だ。文部科学省は、台風や集中豪雨などの風水害へ学校の設置者や管理者がどのように対処すべきかをまとめた「台風・集中豪雨に対する学校施設の安全のために」を作成している。
いつ、どれほどの深刻な被害をもたらすかわからない自然災害。いま一度、安全対策を見直す機会にしてみてはいかがだろうか。
- 台風の知識(防災システム研究所)
http://www.bo-sai.co.jp/typoon.htm - 耐震化の推進など今後の学校施設整備の在り方について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/001/toushin/05032401.htm - 台風沖縄直撃7人けが、10万戸停電…あす九州へ(読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07071351.htm - 大雨被害、住宅など床下浸水 授業打ち切る学校相次ぐ(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20070713/CK2007071302031920.html
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
なんであんな地震の多い地域に原発なんか建てたんでしょうかね。
日本のテクノロジーを活かしてクリーンなエネルギー源を作れないのかな。
活断層の真上かどうかぐらいちょっと調べりゃわかるでしょ・・・。