全国学力調査の結果公表、10月以降に―文部科学省
21日の朝日新聞の記事によると、今年4月、全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に行なわれた全国学力調査の結果公表が10月以降にずれ込むことが明らかになったとのこと。 文部科学省の銭谷真美事務次官が20日の記者会見で見通しを示した。
調査結果の公表については、教育再生会議が第一次報告に
文部科学省は、夏休みから各学校で学力向上の取組ができるよう、調査結果を都道府県・市町村教育委員会及び学校に伝える時期を極力早める。
と記述し、実質夏休み前までの公表を求めていたが、文部科学省は9月公表を予定として作業を進めていた。しかし、今回の発言で、公表時期が更に遅れる見通しとなった。
学力調査の採点作業の難しさについては、当サイトの「百万人のマルつけ―採点基準の明日はどっちだ!?」でも触れたが、調査結果は学校教育の改善を進めるための貴重な資料になるだけに、文部科学省には早期の公表が期待される。
- 全国学力テスト:結果公表、来月にずれ込み 「新しい文科相に説明してから」
(毎日新聞) - http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070921ddm041040104000c.html
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
テストを送ってくるときは、やたら厳重(離島にはジェラルミンケース!)にやっておいて、肝心なところはあまり考えていなかったのでしょうか。
全国学力調査結果の分析をふまえて、指導要領の改訂も進むのかと思っていましたが、そのあたりはどうなのでしょうか?
普段のテストの問題だって悩むときがあるのに。
でも天下のベネッセはこの仕事でいくら損しようと、全国の児童のデータを入手でき、B問題の採点ノウハウを築けるほうがよほど魅力的なんでしょうね。
私も中学ですが必要性はあると思いますよ?学校内のテストなんてやっぱり先生個人が作ったものだし、学校のテストだけじゃその先生の傾向に走ってしまうと思います。
全国の中でどれくらいとれてるのか、その結果がバネにもなりますし自信にもつながると思います。
これからの勉強にも大きくかかわることなので早々に結果を出していただきたいものですね。
でもこれだけ結果が遅かったとなると去年の受験生はとても腹立たしかったことでしょう。
今年のテスト自体は学校で採点されましたが文部科学省による全国平均はまだ出されていません。学校単位の平均を早めに出してもらえたのは良かったのですが、やはり全国が一番気になるところです。