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求む！教員増、道徳教科化は反対−ヒアリング意見様々
kyoikujin
2007/12/13 掲載

　11月7日に「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」（PDF）が出されて1か月余り。この審議のまとめについて、文部科学省は同月末に、PTA連合会や経済同友会など計42の関連団体からのヒアリングを行った。12月7日に開かれた初等中等教育分科会と教育課程部会の合同会議でその内容が明らかになったが、一体どのような意見が出されたのだろうか。

　主な検討課題ごとの意見を見てみると、学習指導要領改訂の基本的な考え方や理数・国語等の授業時間増については、ほとんどの団体が賛成している。小学校の外国語活動については賛成とする声が多かったものの、ALTの派遣や教員の養成などの条件整備を求める声が目立った。

　一方、11日の時事通信の記事にあるように、教育再生会議が年内にまとめる3次報告に盛り込む意向の道徳の教科化については、慎重に議論すべきとの意見が多く、中には「教科化には反対（社団法人PTA全国協議会）」とする意見もあった。

　全体的に教育条件の整備についての意見が目立ち、時間増や教える内容の増加に見合った、教員増を求める声が多かったが、これは予算編成を進めている財務省に届くだろうか。

　今後、中教審の答申、改定案の公表などを経て、年度内には告示になるともいわれている指導要領改訂に向けた動きに、注目したいところだ。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
1件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/12/14 13:39:16
    みんな自分の言いたいこと言っているだけな気がします。
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