新指導要領の先行実施「準備チェックリスト」公開―文科省
新学習指導要領の移行期間が始まる4月まであと1か月をきりました。みなさんの学校でも、先行実施に向けた準備が着々とすすんでいることと思います。そんな中、2月25日に文部科学省から「小・中学校の新学習指導要領の先行実施に向けた先生向け準備チェックリストについて」が公開されました。
この「新学習指導要領の先行実施に向けた準備チェックリスト」は、文科省と全国連合小学校長会及び全日本中学校長会によって作成されたものです。同会から各都道府県の校長会を通じて、各学校に周知を図ることになっていますので、すでにご覧になった先生もいらっしゃるかもしれません。チェックリストは校種別に、小学校編(PDF)と中学校編(PDF)の2つに分かれて作成されています。
気になるリストの項目ですが、小学校編と中学校編で共通のものを挙げてみると、
- 新学習指導要領を読んだ。
- 新学習指導要領の解説を読んだ。
- 平成21年度からの移行期間中の各教科等における授業時数の増減を理解している。
となっています。「このくらいの項目はすでに実施していて当然!」と保護者感覚では感じましたが、みなさんのご感想はいかがでしょうか。「そんなうるさいことを言うモンスターペアレントがうちの学校にもいる!」という方にも朗報が…。実はカラー版で、「小・中学校の新学習指導要領の先行実施についての保護者向けビラ」も、校種別に準備されているのです。
このチェックリストと保護者向けのビラがあれば、先行実施の準備も万端になること間違いなし!ですね…。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
どうしちゃったのでしょうか・・・?
我が家では小学生の子どもが、保護者用のビラを持って帰って来ました。