- 特集 「あの戦争」を子どもにどう語るか
- 提言・「あの戦争」を子どもに語るキーワード
- 侵略、自衛・解放、論争学習
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- 自存自衛、アジア民族の独立、慰霊と鎮魂、原爆
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- 国家的大失敗をどう教えるか
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- 敗戦で得たものを問いなおす迂回を
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- 「理想・理念」と「取引・談合」
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- 「平和教育の歴史観」で戦争の本質を語る問題点
- 斎藤隆夫の反軍演説をどう語るか
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- あまりにも太平洋戦争・東京裁判のことを知らなさすぎる
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- 「大東亜共栄圏」は戦争の大義名分になり得るか
- 戦争の時代背景を正しく教える
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- 日本が大東亜戦争に突入したのは、自衛のためであった
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- プロパガンダ的戦争史観を超えて
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- 私なら小学生に「あの戦争」をこう語りたい
- 授業を通して考えさせたい
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- 事実で語る戦争の授業―15年戦争はどの段階でなら止めることができたのか
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- 戦争を避けるには、どうしたらよいかを考えさせる授業を構成する
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- 日本は、大東亜戦争で人類最高のよいことをしたのだ
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- 原爆投下の事実を考え続ける人に
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- 私なら中学生に「あの戦争」をこう語りたい
- 過ちを繰り返さないために伝えたい三つのこと
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- 伝単に見る戦後六十年
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- 事実を伝え正しい歴史認識を育てる
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- 「第三の道」を考える
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- 太平洋戦争を時間軸と空間軸に位置づける
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- 「特攻隊員」の死を考える―帰らぬ命ありて平和あり
- 「恥ずかしいとは思わんのか」
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- 教師は、正確に神風特別攻撃隊について伝えるべきである!
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- 特攻から何を学ぶことができるのか
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- 戦後の授業研究の歴史 (第5回)
- 子どもたちの学力と人格に関係と組織で向き合う学習集団
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- 親と教師の信頼関係づくり (第5回)
- 個人情報保護法が家庭や地域との関係を変える
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- 理科は感動だ! (第5回)
- 理科室経営〜使いやすい理科室づくり〜
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- 法人化国立大学の苦悩―学部長奮戦記 (第5回)
- ポスト10、プレ10の研修の在り方
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- TOSS授業技量検定の成果 (第5回)
- 「すぐれた技術・方法をしっかりと読み」「ライブをじっと見てノートする」は必要条件。演習があって教師力は上がる
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- 教育課程の見直しに参加して―中教審委員の一人として (第5回)
- 教育課程部会と各専門部会
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- 編集後記
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■編集後記
◯…「あの戦争」といわれる「太平洋戦争」は戦後六十年の間、様々に語られ、記されてきました。日本の側からすれば「大東亜戦争」は自衛戦争であったという主張もありますが、中国側からすれば当然「侵略戦争」であったと強調されるでしょう。反戦平和論の立場からは、「日本は過去の侵略戦争に対して反省が無い」と主張されるでしょうし、保守愛国論の立場からは「いつまでも自虐的なことを言っているから日本は自立した国家になれないのだ」と反論するでしょう。
◯…しかし、今日でも世界のどこかで戦争が行われている事実をどう見るべきか。なぜ戦争が無くならないのか。なぜ軍隊が必要なのか。戦後六〇年を迎えて、「戦争を知らない子どもたち」に「あの戦争」をどう語り、理解させていくべきなのか。「憲法に国防の定めがない」と指摘する元陸上自衛隊の総監であった松島悠佐氏の提言は無視できないものがあります。
◯…その前提には「戦争は起きないだろうとの安閑な気持ち」があるし、「戦争を避けるためにも、戦争に備えるためにも、戦争と軍事に真正面から向き合って、その現実を知らなければならない」という主張があるようです。
◯…近隣諸国では日本の侵略について教えられているのに、わが国の子どもたちが戦争の歴史を何も知らないのでは、話にもなりません。本号は、戦争の本質をどう語り継ぐべきかを検討する特集です。
〈江部 満〉
◯…「日本人の美しさについて」というテーマで、道徳の授業をするとしたら、先生ならどんな教材を用意されますか。
ねらいは「相手を敬い大切にしようとする美しい日本の精神性に気づき、日本人としての誇りをもつきっかけにする」とあります。(このねらいもねェ…ですが…)
私なら、まずは運行時間を守る交通機関を挙げますが、いただいた原稿は、阿久悠著「日常敬語」に依拠した指導案で、生徒に示す引用部分は、何と「最近の少年少女たちは、何世代か前の日本人に比べると、違う民族かと思えるほどにフィギュア的に秀れている。かつて外国漫画に侮蔑的に描かれたような細い吊り上った目という特徴はない。だがなぜか美しくない」と。その理由を敬語が消えたせいだとする文で授業をするという。
私は「日本人の美しさを授業するのに大きな目が美しいという基準に立って何をするつもり」と思わずメールしてしまい…。
サムライ映画に出てきそうな中田英の細く吊り上った目の方が神秘的で精神性があるように思えるし、日本人自身もその方が美しいと思いはじめているらしい(CM起用が証明)のに、もう!
隣国の大統領は二重瞼にしたようですが、日本人はもっとアジアンビューティーを大事にしたいものです!!
〈樋口雅子〉
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- 明治図書