現代教育科学 2008年8月号
「道徳心」の育成・何が問題か

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現代教育科学 2008年8月号「道徳心」の育成・何が問題か

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ジャンル:
教育学一般
刊行:
2008年7月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 115頁
状態:
絶版
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目次

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特集 「道徳心」の育成・何が問題か
提言・「道徳心」の育成・何が重点課題か
心を込めた丁寧な道徳の授業と道徳的風土づくり
押谷 由夫
ケース・メソッドを導入する
齋藤 勉
学校教育の「前非」の洗い出しをこそ
野口 芳宏
道徳授業のオープンエンド化に活路を!
片上 宗二
切実な教材の不足
向山 行雄
戦後の道徳教育論争・何が問題か
古い殻を脱皮できぬ教育課程行政
安藤 豊
現状から論争について考える
山田 一
道徳の教科化・何が問題か
道徳の教科化は見送られたが、教科書に準じた教材に期待する!
岡田 健治
職務を放棄する教員
長野 藤夫
「道徳心」の育成・ここに重点を置く―小学校下学年
『心のノート』をきっかけに、郷土愛、伝統文化、国際理解を「生活科」「総合的な学習の時間」に発展させる
新川 莊六
感動的な資料を効果的に使う
平松 孝治郎
実話を教材に、我慢すること・努力することを教える
塩澤 巻浩
「道徳心」の育成・ここに重点を置く―小学校上学年
規範意識・ソーシャルスキル・自己理解
松野 孝雄
「世間」を作ることで「愛される子」を育てる
大竹 健太郎
何度も繰り返し、子どもたちに語り続ける
神谷 祐子
「道徳心」の育成・ここに重点を置く―中学生
「力のある資料」と「教師の授業力」で『事実』に触れさせる
向井 ひとみ
まず教師自身の姿勢を正して臨む
小川 晶子
中学生には生き方を伝えたい
進士 かおり
スキルを教えて、教えて、教えて育てる
水谷 美穂子
「感化力」と「システム」を駆使して、価値ある道徳授業を創造していくしかない
石川 晋
道徳教育と宗教教育・何が問題か
道徳授業で何かできたことがあるのか
大森 修
教育者という泥棒たち
平野 久美子
教育再生への課題―現場の問題点 (第5回)
信州大学教育学部 算数教育の授業を告発する
向山 洋一
教師の「道徳教育実践力」を育てる (第5回)
子どもの道徳的な成長について(1)
荒木 紀幸
新学習指導要領をどう解釈するか (第5回)
「小学校の外国語活動」と「伝統や文化の尊重」について
安彦 忠彦
免許更新制の課題 (第5回)
実施される更新制を「裏読み」する
長尾 彰夫
戦後教育は終わった (第5回)
いつまで国旗国歌を嫌悪するのか
菱村 幸彦
「教師力」とは何か (第5回)
内面性の教育への視点―教師の真の指導力のために
梶田 叡一
編集後記
江部 満樋口 雅子

編集後記

○…一〇年ぶりに改訂された小・中の新学習指導要領は、教育基本法改正後、初めての改訂となり、教育基本法が教育の目的・理念に盛り込んだ公共の精神や伝統、道徳心の育成、生命・自然の尊重などを重視した内容となっています。

○…道徳教育は政府の教育再生会議が求めていた教科化は見送られましたが、感動させる教材の開発やボランティア活動など道徳教育の内容を充実させるとともに、学校の教育活動全体で展開させることが強調されています。

○…再生会議が強く求めた教科化は見送られ、検定教科書は作られませんが、文科省では教材を拡充する方針で対処することを決めています。具体的には教育委員会や学校が提供する副教材に国庫補助制度を新設するほか、文科省が全児童生徒に配布している「心のノート」を発展・充実させる考えのようです。教材については、偉人伝や自然、伝統と文化、スポーツなどを新題材とすることを例示、「感動を覚えるような魅力的な教材」で指導するよう求めています。

○…新聞によっては、「道徳心の育成重視」を大きな見出しに掲げたものもありました。道徳教育は学校の教育活動全体で行うことが強調されており、「道徳教育推進教師」を中心に全教師が指導に協力することが求められています。

○…小学校では自立心や生命を尊重する心を育てることや低学年では人間としてしてはならないことをしないこと。中学年では集団や社会の決まり、高学年では規範意識の意義を理解。中学校では社会への主体的参画、道徳的価値に基づく生き方への考えを深めるなどが掲げられています。本号では「道徳心」の育成をめぐるご提案を特集しました。

(江部 満)

○…「スターづくりはいけませんよ」ある方からの一言です。

 一〇年経った今でも時々、秘かにセルフディベートしています。

 つまり、ジャーナリズムの世界は、規模の大小を問わず、スターづくりもメイン課題のひとつではないか―と反論しているというわけです。

 民間団体の代表は当然ながらスター性で研究と運動を広げてきたというのが戦後(いえ、戦前のほうが盛んだったのかも)の歴史です。

 その中で、公≠フ方で、スターが育った(育てたのではないのでしょうが)のが、やはり霞ヶ関オーラではなかったかと思います。それがどうも、在野からは、自らスターづくり絶滅機関へと変貌しようとしている≠謔、に、見える状況が見え隠れしています。

 またぞろ?顔の見えない日本の意思決定機関になっていくのでしょうか。

(樋口雅子)

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