- 特集 評価を手がかりに授業を変える
- 誌上授業研究
- 実践提案・評価を手がかりに授業を変える―指導と評価の一体化
- 「語句と構成」の学習評価で説明文授業を変革する
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- ねらいの明確な授業をつくるための評価、五つのポイント
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- 年間に三回書く小論文
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- 評価によって目的意識を育てる
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- 到達目標の明確な自己評価で国語と総合を結ぶ
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- 実践提案に対する意見
- 自己評価と教師の評価と学習者相互の評価との連携
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- 自己の成長を図り自己の伸張に生かす評価を
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- 学習目標の明示、学習過程での達成状況の確認
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- 自立した学習者の育成を目ざす形成的評価のあり方を求めて
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- 「指導と評価の一体化」は教師の意識改革から
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- 目標達成の確認と達成させるための授業改善
- ビデオ再生学習の効用
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- 規準を示し、授業の中で評価する
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- 基本型を使った授業改善策
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- 指導目標の明確化・具体化による授業改善
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- 【分析的な視点】と【学習の手びき】で学びを支える
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- 指導と評価の一体化を一時間の中でどう図ったか
- 指導内容を支える技術を具体レベルで
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- 「主語」と「述語」と「修飾語」を指摘させる
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- 「向山型作文指導」は指導と評価が一体化されている
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- 「対話」を取り入れた評価の授業
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- 自己評価票の活用
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- 日常的な評価活動を授業にどう生かしているか
- 明確な「個別評定」が子供を伸ばす
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- 節目ごとに評価し、次の指導に生かす
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- 読み・書きを全員に保障する
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- 学習過程で評価し意欲を引き出す
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- X軸・Y軸を活用した学びの把握と単元構成
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- 総合的学習を国語学習で支える (第6回)
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- 「伝え合う力」を育てる教室 (第6回)
- 人との関わりの中で伝え合う力を育む
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- 現場訪問 「『生きる力』を育む国語学習」最前線 (第42回)
- 生きる力に連動する生きて働く国語力を育てる
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- 研究大会案内
- 全国小学校国語教育研究大会・滋賀大会
- 国語教育時評 (第6回)
- 国語科で扱う論理的表現力とは
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- 書評
- 『短文を「分析批評」で教える』(石黒修編)
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- 『総合的学習と「読み・書き」の技術』(日本言語技術教育学会編)
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- 国語教育人物誌 (第126回)
- 青森県
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- 岩手県
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- 宮城県
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- 秋田県
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- 国語教師としての修業道 (第6回)
- 積極的に研究会に出向く
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- 総合的学習を支える国語科の基礎・基本 (第6回)
- 新教材「動物とくらす」からの発信学習
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- 修辞学的論理学 (第6回)
- 丸山真男の対照法
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- 中学校文学教材の新しい教え方 (第6回)
- 新しい「読むこと」指導の可能性(2)
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- 「伝え合う力」を育てるために (第6回)
- 「伝え合う力」を育てる条件とは/「A話すこと・聞くこと」の学習の条件/「B書くこと」の学習の条件/「C読むこと」の学習の条件
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- 情報活用能力の育て方 (第6回)
- 情報活用能力を育てる読むことの指導法(1)
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- 編集後記
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編集後記
○…新学習指導要領の指導内容三割減に関連して、「学力低下」を危惧する声がマスコミで騒がれています。特に(1)ゆとりの中で生きる力を育む、(2)学校の自主性・自律性や特色ある学校づくり、(3)総合的な学習の時間の新設などその表看板をめぐってさまざまな論議が展開されています。
○…このような論議に対して、日常の指導における的確な「学習評価」を行うことにより基礎的・基本的な内容の低下を防げるという提言が出て改めて「指導と評価の一体化」に注目が集まりつつあります。
○…確かにその時間に沿った子どもたち一人ひとりの「学びの姿」を見取っているかといえば、日常の着実な「学習評価」の積み重ねが定着していないという現場の実態も無視できないようです。
○…学年末になってから概括的に目標を十分に達成できたかどうかを評価しようとしても、容易に評価できにくいと言われてきました。したがって、毎時間の授業における到達度を評価する実績が必要だとも言われてきました。その「学習過程における評価」が広く実践されていたのは、昭和二六年版学習指導要領の「国語能力表」以後、昭和三四年ごろまででした。(輿水実氏の解説による)輿水説は「診断しながら指導する」というものでした。いわゆる「形成的評価」の考え方に近いものです。
○…新指導要録では、指導と評価の一体化を提言し、「学習指導の過程における評価を一層進める」ことを強調し、評価を指導に生かすことを薦めています。さらには「目標に準拠した評価(絶対評価)」への転換は、評価の機能と役割の再検討を促しているといえます。
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- 明治図書