- 特集 短期間でもバッチリ!研究授業の準備&つくり方ガイドブック
- 短期間で効果的に行う研究授業の準備術
- 小学校/教材のつながりを意識して準備する
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- 中学校/GOサインを出すまでに
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- 小学校・学習指導案でみる研究授業の展開例
- 【話すこと・聞くこと】広げる質問と深める質問に着目する
- 関連教材「あったらいいな、こんなもの」(光村図書・2年)
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- 【書くこと】分かりやすいせつめいのしかたを考えよう
- 関連教材「しかけカードの作り方」「おもちゃの作り方をせつめいしよう」(光村図書H27年度版・2年)
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- 【読むこと(説明文)】教材と対話し,読みを深める指導の工夫
- 関連教材「『鳥獣戯画』を読む」(光村図書・6年)
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- 【読むこと(文学)】構成と内容のダウトで物語を丸ごと捉える
- 関連教材「たぬきの糸車」(光村図書・1年)
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- 【読むこと(文学)】椋鳩十の作品を読み味わおう
- 関連教材「大造じいさんとガン」(教育出版・5年)
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- 中学校・学習指導案でみる研究授業の展開例
- 【話すこと・聞くこと】合意形成に向かうポイントを考えよう
- 関連教材「高瀬舟」(光村図書・3年)
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- 【書くこと】他者に学び推敲の視点を得る
- 関連教材「近代の短歌」(教育出版・2年),「和歌の調べ」(教育出版・3年)
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- 【読むこと(説明文)】読みを深め,自身の考えを積極的に表現する
- 関連教材「スズメは本当に減っているか」(東京書籍・1年),「絶滅の意味」「知床―流氷を巡る循環」(東京書籍・3年),「モアイは語る―地球の未来」(光村図書・2年)
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- 【読むこと(文学)】出会いと別れ〜今,なぜ「故郷」なのか〜
- 関連教材「握手」「故郷」(光村図書・3年)
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- 【伝統的な言語文化】社会との連携・協働,地域学習材の活用
- 関連教材 本校の校歌の歌詞,「種梅記」(1年)
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- 第2特集 「新しい学習様式」を考える―オンライン授業・家庭学習指導アイデア
- オンライン授業
- [全般]国語でできるオンライン授業のノウハウ―デジタルデータを有効活用した「自己中心的・個別的」な学びへ
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- [全般]内容精選・時数削減のノウハウ―国語科におけるオンライン授業の可能性
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- [小学校]ロイロノート・スクール,グーグルフォーム,教師が作成した動画教材によるオンライン授業
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- [中学校]授業動画とLMSで学ぶ「枕草子」
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- 家庭学習指導
- [全般]家庭学習教材作成のノウハウ―保護者参加型の家庭学習を
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- [小学校]対決型漢字プリントで反復を楽しむ
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- [小学校]これで完璧 家庭学習3点セット
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- [中学校]「まちがいノート」で思考過程を可視化する
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- AIに負けない「読解力」を考える (第7回)
- RST開発の目的と開発プロセス
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- 問い×交流が生み出す読みの学習デザイン (第7回)
- 「大造じいさんとガン」(小学5年・光村図書)
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- 論理的に「考える国語」の授業づくり (第7回)
- 「読みの力をつける」ための授業づくりを
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- 小学1年/「しごと」と「つくり」ってなんだろう?
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- 〜[教材]説明文/「じどう車くらべ」(光村図書)〜
- 小学2年/登場人物の変容と中心人物を捉える
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- 〜[教材]文学/「お手紙」(光村図書)〜
- 小学3年/筆者の主張につながる事例の効果
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- 〜[教材]説明文/「パラリンピックが目指すもの」(東京書籍)〜
- 小学4年/表を使って和と洋を比べて読む
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- 〜[教材]説明文/「くらしの中の和と洋」(東京書籍)〜
- 小学5年/筆者の主張(要旨)をとらえる
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- 〜[教材]説明文/「固有種が教えてくれること」(光村図書)〜
- 小学6年/題名を丸ごと使って問いをつくる
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- 〜[教材]説明文/「『鳥獣戯画』を読む」〜
- 主体的・対話的で深い学びを実現する学習課題&発問モデル (第7回)
- 事例のあり方に着目して批判的に読む「動物園でできること」(三省堂・2年)
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- 中学1年/筆者に代わって結論を書いてみよう
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- 〜10月/読むこと,書くこと 【教材】「玄関扉」(三省堂)〜
- 中学2年/モアイからのメッセージに答えよう
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- 〜10月/話すこと・聞くこと,書くこと 【教材】「モアイは語る―地球の未来」(光村図書)〜
- 中学3年/「対比」に注目して読む
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- 〜10月/読むこと 【教材】「おくのほそ道」(光村図書他)〜
- クラス全員が達成感を味わう! DOI流 国語教室づくり (第7回)
- 書くことの指導(1)
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- 〜まずは「量」を書ける子に!〜
- 野口芳宏の国語授業四方山ばなし (第7回)
- ギネスブックに載った大編集長 江部満氏の編集者魂(中)
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- 〜忘れられない「江部満語録」〜
- 国語教育の実践情報 (第55回)
- 小学校/子供の学びの応援サイト内の「子供の読書キャンペーン きみの一冊をさがそう!」の紹介
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- 中学校/新学習指導要領全面実施に向けた中学校国語科の授業づくり(2)
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- わが県の国語ソムリエ (第102回)
- 山梨県
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- 編集後記
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- 今月号 掲載教材一覧
編集後記
小誌では,毎年秋に研究授業の特集を組んでいます。例年ですと,この号が発売される9月は秋の研究会シーズンを前に,授業研究が深まっている時期だと思います。
5月15日に公表された「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた学校教育活動等の実施における「学びの保障」の方向性等について(通知)」によりますと,2では,
○学習指導要領に規定されている「何ができるようになるか」(育成を目指す資質・能力)を意識した上で,「何を学ぶか」(指導すべき内容)を明確化し,今般の事態を受けた様々な環境変化を踏まえて「どのように学ぶか」(指導方法)を柔軟に見直すこと。
○その際,知・徳・体にわたる「生きる力」を子供たちに育むために,各教科等を通じて「知識及び技能」,「思考力,判断力,表現力等」,「学びに向かう力,人間性等」をバランスよく育成するものとすること。また,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた指導方法の工夫・改善を図ること。
○学校全体として,地域の状況や児童生徒一人一人の状況を丁寧に把握し,教科等横断的な視点で児童生徒の学校生活の充実を図れるよう,教育活動や時間の配分等を検討するとともに,地域や家庭の協力も得て児童生徒の学習の効果を最大化できるようカリキュラム・マネジメントを行うこととし,各自治体や国がその取組を最大限支援すること。
と言われており,「感染拡大防止に十分配慮しながら,教師が様々な工夫を行いつつ,学校における指導を充実させることが必要である」とされています。コロナへの対策をしっかり考えつつも,新教育課程がスタートする今年度,子供たちに資質・能力を育成するような授業が求められているのです。
今号は,これまでにない状況も踏まえながらも,子供たちの学びを保障するとともに,全国の先生方の学びにつながり,また授業の工夫・改善にも活かせるような研究授業の準備術や事例を提案できれば…と思い,特集を企画いたしました。特集1では,多くの研究授業を経験されている先生方による,授業日数が少ない中での研究授業の準備術をご提案いただきました。また特集2,3では,授業の流れが一目でわかるように本時の学習指導案の実物を掲載する形で,小,中学校の研究授業の事例をご紹介いただきました。第2特集では,「新しい学習様式」として考えておきたいオンライン授業や家庭学習指導のアイデアを,4・5月の実際の取り組みをもとにご紹介いただきました。
1日も早く通常の授業にできるだけ近い状態になることを心から祈るばかりです…。
/木山 麻衣子
発問の参考にもなりました。ありがとうございました