社会科教育 2006年12月号
歴史活き活き“オモシロ年表・ちょい年表”

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社会科教育 2006年12月号歴史活き活き“オモシロ年表・ちょい年表”

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ジャンル:
社会
刊行:
2006年11月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 136頁
状態:
絶版
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目次

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特集 歴史活き活き“オモシロ年表・ちょい年表”
こんなの発見!私のお勧め“オモシロ年表”
簡略化した年表で地球の歴史と人類の歴史を比べる
安達 覚
組み合わせ年表が面白い
田中 力
ネットでテーマ別年表
佐藤 琢朗
年表へのQA=年表と対話する指導のポイント
時代の長さと時間は同じか
澤登 正仁
時代区分の印「―と/」はどう違うか
野中 伸二
空白箇所は何もないのか=空白の解釈
瀬戸 勝
横長年表と縦長年表の違いはどこか
松崎 力
時代の名称は誰がつけたのか
小池 俊夫
時代の始まりと終わりはどこで決まるのか
出原 真哉
時代名称が2つあるところの理由
奥田 嚴文
もっと年表を開かせる!授業づくりのアイデア
五分で時代を大まかにつかむ歴史年表カルタ
近藤 光弘
歴史を見る視点を変え、いつも新鮮な年表に
恒川 徹
日本の時代と外国での出来事を年表でリンクさせる
松嶌 恵俊
事象の相互関係を問う
照井 孝司
年表指導をリフレッシュする授業の工夫点
年表を隠しながらする指導の工夫点
飛田 政彦
年表を板書する時の工夫点
有田 和正
年表に付け加えていく時の工夫点
山川 亨
年表とPCを関連付ける工夫点
谷 和樹
日本史と世界史を関連づける工夫点
松本 明
年表から因果関係をつかませる工夫点
浅井 輝夫
15分で出来る!歴史活き活き「ちょい年表づくり」
3年「学校の歴史」でちょい年表づくり
國末 理芳
4年「昔のくらし」でちょい年表づくり
立花 禎唯
5年「環境学習」でちょい年表づくり
千葉 一博
6年「その頃・世界では」でちょい年表づくり
安島 孝博
中学地理「人や物資の移動」でちょい年表づくり
吉岡 智昭
中学歴史「戦後日本経済の発展」と「国民生活の変化」でちょい年表づくり
向当 誠隆
中学公民「主権国家と国際社会」でちょい年表づくり
乾 正学
見て楽しい年表づくりのヒントと実物紹介
絵・図・表・グラフを入れるヒント
橋本 祥夫
人の顔を描き吹き出しを入れるヒント
前田 康裕
巻物風にする年表づくりのヒント
佐藤 仁
モノ・ヒト・コトでつくる「オモシロ年表」
「食べ物」のオモシロ年表づくり
永島 稔明
「乗り物」のオモシロ年表づくり
千葉 康弘
「住まい」のオモシロ年表づくり
山 佳己
「衣服」のオモシロ年表づくり
小川 晶子
「エネルギー」のオモシロ年表づくり
志田 智明
「ゴミ」のオモシロ年表づくり
冨田 元久
「音楽」のオモシロ年表づくり
田中 健次
「防火活動」のオモシロ年表づくり
國本 直嗣
「教科書」のオモシロ年表づくり
松本 俊樹
「歴史人物」のオモシロ年表づくり
谷岡 眞史
「お金」のオモシロ年表づくり
宮本 英征
「武具」のオモシロ年表づくり
成松 明枝
「わが町」のオモシロ年表づくり
上野 一幸
「自分史」のオモシロ年表づくり
岩井 俊樹
小特集 “オイシイお正月”クイズ
全国お雑煮・丸と四角マップ
飯塚 三千浩
しめ縄・門松ってなんのおまじない?
八和田 清秀
下の句だけ?の百人一首の話
割石 隆浩
新年が“1月1日”は世界共通?
染谷 幸二
わが県の“お国自慢”物産展 (第9回)
まだまだある京都の伝統工芸品
水山 光春
電子黒板で大活躍の“最新 授業データ” (第9回)
6年 政治
飯塚 三千浩
〜エネルギー政策 原子力エネルギーが重要〜
地名の雑学 (第9回)
どっちがどっち?そっくり知名
宇田川 勝司
この数字を読み解く 平和を守る会計学 (第9回)
平成十九年度防衛関係費概算要求 重点施策を読む(その一)
佐島 直子
ワールドワイドで学ぶ 日本史と世界史のインターフェース (第9回)
日本史から世界の歴史を見る
原田 智仁
自由と民主主義って何だ?! (第9回)
「契約マインド」の涵養
岡本 薫
新学習指導要領で授業をつくる―焦点はここだ (第9回)
国家・社会の形成者の育成@
安野 功
〜我が国の伝統、文化を大切にした授業づくり〜
社会科の読解力を鍛えるテスト問題 (第9回)
向上主義社会科テスト問題づくり(2)
池野 範男伊藤 直哉
〜中学校地理テスト問題〜
戦後史の授業づくり (第9回)
読み物資料・佐藤栄作 高度成長までの歴史の流れを再確認する
宮崎 正康
新学習指導要領先取り企画・金融学習の焦点はここだ (第9回)
中学校社会科の内容 2.牛丼屋シミュレーション
猪瀬 武則
こんな時どうする? (第9回)
近代史学習は校史を手掛かりに
浅水 一則
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第105回)
愛知県の巻
寺本 潔
編集後記
樋口 雅子
“この1枚”でどう発問するか―授業の実力を試してみませんか (第9回)
石塁から何が見えるか
有田 和正

編集後記

◯…年表というと、どういう情景を思い出されますか?

教室の壁面といっても、側面に1年間、貼りっぱなし―何の刺激も受けない調度品と化している―などというイメージが強くないでしょうか?

本誌では、1994年10月号で「年表が10倍面白くなる使い方ヒント」という特集を組みました。今、それを読み返してみると、そのときの論文にも、同じ趣旨の指摘があり、事態はあまり変わっていないな―ということに気づきました。

ま、海の見える最高のロケーションのマンションに住む友人にいわせると、「引っ越してきた当座の1ヶ月ぐらいは時々眺めたけど〜」ということで、環境としてそこにあるだけだと?稀に来る人には、どんなにいい景色でも何の刺激にもならないということなのかも知れません。また、年表は、暗記の対象として「いやだな。開きたくないもの」というイメージもあるようです。

また最近では、縦長の年表が教科書に登場し好評のようですし、日本史と世界史の両方を同じ紙面で併載しているものも人気?を博しているようです。

このように、年表そのものを指導する必要があるのではないかということや、与えられるものとしての年表というだけでなく、ちょっとした問題でも、年表にするというような、学習のツールとして活用することが歴史意識を高めるためにも意味があるのではないか―そんな問題意識で特集を企画しました。

〈樋口雅子〉

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