社会科教育 2008年9月号
“地図てんこ盛り授業”習得・作業活動37選

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社会科教育 2008年9月号“地図てんこ盛り授業”習得・作業活動37選

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ジャンル:
社会
刊行:
2008年8月4日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 “地図てんこ盛り授業”習得・作業活動37選
“移行措置”を読む・今すぐ出来ることは何か
地図学習のスタート・ポイント
津川 康雄
地理は位置が一番
小池 公夫
空間的な座標軸の基盤づくり
菅原 友子
新単元で期待されている地図の活用場面とは
北 俊夫
地図の読み・描き・活用の基本スキル
町探検学習と地図活用スキル
山下 文廣
絵地図学習と地図活用スキル
林 健広
略地図学習と地図活用スキル
稲垣 貴裕
日本地図学習と地図活用スキル
加藤 有悟
世界地図学習と地図活用スキル
真柄 二郎
地球儀学習と地図活用スキル
新保 元康
地図を教える―場面別活用スキルの基礎基本―新要領先取り授業づくりのポイント
3・4年「市の位置」でする地図指導
前川 淳
3・4年「県の位置」でする地図指導
丸山 稔
3・4年「47都道府県の名称と位置」でする地図指導
恒川 徹
5年「世界の大陸」でする地図指導
白石 高士
5年「世界の海洋」でする地図指導
谷 和樹
5年「世界の国の名称と位置」でする地図指導
勝又 明幸
5年「国土の位置」でする地図指導
稲井 智義
5年「日本の領土」でする地図指導
桑原 佑樹
5年「日本の気候の概要」でする地図指導
佐藤 浩樹
5年「日本の地形の概要」でする地図指導
山川 亨
6年「歴史と地図」でする地図指導
木田 庄継
6年「世界の国旗」でする地図指導
島田 学
中学地理「世界の様々な地域・世界の地域構成」でする地図指導
山辺 慎太郎
中学地理「身近な地域」でする地図指導
針谷 重輝
中学公民「諫早湾干拓問題」でする地図指導
坂井 満
中学公民「まちづくり学習」でする地図指導
宮澤 好春
次世代型地図―授業で活用のアイデア
太田 弘
地図学習をめぐる“新しい情報・新しい動き”
任天堂学習ソフトの活用
國本 直嗣
企業が行う出前授業とは
大塚 正之
地球地図プロジェクトとは
小口 高
〈コピーしてすぐ使えるFAXページ〉教え落としのない地図帳まるごと教材化のヒント
“方位”をこう教える
新村 勲
“記号”はここまで教える
坂本 和康
“縮尺”スキルはこう使う
有川 聡
“さくいん”活用スキル
村田 耕一
“等高線”の作業スキル
田 準一郎
“凡例”活用のスキル
沼田 能昌
“付録”を活用するスキル
太田 政男
小特集 教員免許更新“社会科のテーマ”私の出題予想
社会科授業構成力向上プログラム
池野 範男
社会科教員の基礎基本
猪瀬 武則
自身の社会科をどこまで相対化できるか
永田 忠道
予備講習のテーマから探る
宮薗 衛
5つの観点、テーマ
澁澤 文隆
教職の専門性の自己更新を視野に入れたテーマを
戸田 善治
小学校社会科における「読解力」と授業展開力
吉田 剛
社会科授業実践力と「伝統と文化」
外池 智
野外での地図スキル指導の可能性
池 俊介
表紙まちがいさがし
どこかおかしい世界遺産「姫路城」
谷 和樹
大人の社会科見学―大人気の博物館&施設 (第6回)
キーワードは「水」〜水都にいがたの歴史をたどる〜
新潟市歴史博物館学芸員:藍野 かおり
生徒も先生もご当地検定にトライ! (第18回)
みんな、島根のことがわかるかな?
石黒 基國
おヨソの国から見た「日本&日本地図」 (第6回)
チリ共和国から見た日本
河田 孝文
舌の根が乾かぬうちに (第6回)
スチャラカ公務員
大月 隆寛
経済の視点なくして社会科が成立するか―お金の流れと社会科授業― (第6回)
「株式、通貨管理、ビッグバン」ってなに
岩田 一彦
“歴史事件”を現代の裁判制度で読み解く (第6回)
「生類憐みの令」を裁く―動物愛護法と比較して―
橋本 康弘竹吉 睦
小学校 新学習指導要領の重点指導事項 (第6回)
自然環境、伝統や文化などの地域の資源を保護・活用している地域に関する指導
安野 功
中学校 新学習指導要領の重点指導事項 (第6回)
公民的分野の構造について
大倉 泰裕
“動く歴史事実”と“動いた教科書記述” (第6回)
弥生時代はいつごろ始まったのか
渡部 哲治
身近な題材でする金融学習 (第6回)
「流通のしくみ」の授業化・教材化
柳澤 一輝
教室直結コピーページ 社会科基本学力の指導 (第6回)
都道府県
新村 勲
世界の国々
染谷 幸二
時代の流れ
谷岡 眞史
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第126回)
島根県の巻
加藤 寿朗
編集後記
樋口 雅子
“日本の世界遺産”を発問クイズ (第6回)
美しい城壁と堅牢な要塞「姫路城」の謎に迫る!
大島 英明

編集後記

◯…新指導要領が告示され、移行措置も出されました。

移行措置でも、都道府県名など地図帳に関しては、まるごとの活用を中心に据えてもいいのではないか―という識者の声が多いことを踏まえ、今回は地図で特集を企画しました。

ところで、つい先般、小社刊で『地図が読めなきゃ社会科じゃない』という図書を刊行したところ、すぐに版を重ねる反響をよびました。

なにしろ、47都道府県をきちんと頭に入れるような、習得型学力指導の充実が叫ばれている一方というか、それゆえにというか、「だからって、またぞろ、暗記主体の指導になってはどうしようもない」という意見が強くなっております。

たしかに、基礎基本の充実というと、暗記させる指導が手っ取り早い―となりそうです。しかし、暗記させられたようなものは、すぐに剥落してしまう―ともいわれます。

そうではなく、手を使う、作業学習を入れることによって、初めてしっかり定着するのだ―ともいわれます。

そういう指摘を受けて考えてみると、最近は、日本地図を描かせるようなことも、時間数の関係もあるのでしょう、減っているようです。

時間数が増えた今回の改訂を機に、もっと習得させたい学習内容こそは、作業活動化していくことが求められているのではないか―という願いを込めて、特集を企画しました。

〈樋口雅子〉

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