- 特集 “地図てんこ盛り授業”習得・作業活動37選
- “移行措置”を読む・今すぐ出来ることは何か
- 地図学習のスタート・ポイント
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- 地理は位置が一番
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- 空間的な座標軸の基盤づくり
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- 新単元で期待されている地図の活用場面とは
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- 地図の読み・描き・活用の基本スキル
- 町探検学習と地図活用スキル
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- 絵地図学習と地図活用スキル
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- 略地図学習と地図活用スキル
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- 日本地図学習と地図活用スキル
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- 世界地図学習と地図活用スキル
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- 地球儀学習と地図活用スキル
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- 地図を教える―場面別活用スキルの基礎基本―新要領先取り授業づくりのポイント
- 3・4年「市の位置」でする地図指導
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- 3・4年「県の位置」でする地図指導
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- 3・4年「47都道府県の名称と位置」でする地図指導
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- 5年「世界の大陸」でする地図指導
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- 5年「世界の海洋」でする地図指導
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- 5年「世界の国の名称と位置」でする地図指導
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- 5年「国土の位置」でする地図指導
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- 5年「日本の領土」でする地図指導
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- 5年「日本の気候の概要」でする地図指導
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- 5年「日本の地形の概要」でする地図指導
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- 6年「歴史と地図」でする地図指導
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- 6年「世界の国旗」でする地図指導
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- 中学地理「世界の様々な地域・世界の地域構成」でする地図指導
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- 中学地理「身近な地域」でする地図指導
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- 中学公民「諫早湾干拓問題」でする地図指導
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- 中学公民「まちづくり学習」でする地図指導
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- 次世代型地図―授業で活用のアイデア
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- 地図学習をめぐる“新しい情報・新しい動き”
- 任天堂学習ソフトの活用
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- 企業が行う出前授業とは
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- 地球地図プロジェクトとは
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- 〈コピーしてすぐ使えるFAXページ〉教え落としのない地図帳まるごと教材化のヒント
- “方位”をこう教える
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- “記号”はここまで教える
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- “縮尺”スキルはこう使う
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- “さくいん”活用スキル
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- “等高線”の作業スキル
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- “凡例”活用のスキル
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- “付録”を活用するスキル
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- 小特集 教員免許更新“社会科のテーマ”私の出題予想
- 社会科授業構成力向上プログラム
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- 社会科教員の基礎基本
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- 自身の社会科をどこまで相対化できるか
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- 予備講習のテーマから探る
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- 5つの観点、テーマ
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- 教職の専門性の自己更新を視野に入れたテーマを
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- 小学校社会科における「読解力」と授業展開力
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- 社会科授業実践力と「伝統と文化」
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- 野外での地図スキル指導の可能性
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- 表紙まちがいさがし
- どこかおかしい世界遺産「姫路城」
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- 大人の社会科見学―大人気の博物館&施設 (第6回)
- キーワードは「水」〜水都にいがたの歴史をたどる〜
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- 生徒も先生もご当地検定にトライ! (第18回)
- みんな、島根のことがわかるかな?
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- おヨソの国から見た「日本&日本地図」 (第6回)
- チリ共和国から見た日本
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- 舌の根が乾かぬうちに (第6回)
- スチャラカ公務員
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- 経済の視点なくして社会科が成立するか―お金の流れと社会科授業― (第6回)
- 「株式、通貨管理、ビッグバン」ってなに
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- “歴史事件”を現代の裁判制度で読み解く (第6回)
- 「生類憐みの令」を裁く―動物愛護法と比較して―
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- 小学校 新学習指導要領の重点指導事項 (第6回)
- 自然環境、伝統や文化などの地域の資源を保護・活用している地域に関する指導
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- 中学校 新学習指導要領の重点指導事項 (第6回)
- 公民的分野の構造について
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- “動く歴史事実”と“動いた教科書記述” (第6回)
- 弥生時代はいつごろ始まったのか
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- 身近な題材でする金融学習 (第6回)
- 「流通のしくみ」の授業化・教材化
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- 教室直結コピーページ 社会科基本学力の指導 (第6回)
- 都道府県
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- 世界の国々
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- 時代の流れ
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第126回)
- 島根県の巻
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- 編集後記
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- “日本の世界遺産”を発問クイズ (第6回)
- 美しい城壁と堅牢な要塞「姫路城」の謎に迫る!
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編集後記
◯…新指導要領が告示され、移行措置も出されました。
移行措置でも、都道府県名など地図帳に関しては、まるごとの活用を中心に据えてもいいのではないか―という識者の声が多いことを踏まえ、今回は地図で特集を企画しました。
ところで、つい先般、小社刊で『地図が読めなきゃ社会科じゃない』という図書を刊行したところ、すぐに版を重ねる反響をよびました。
なにしろ、47都道府県をきちんと頭に入れるような、習得型学力指導の充実が叫ばれている一方というか、それゆえにというか、「だからって、またぞろ、暗記主体の指導になってはどうしようもない」という意見が強くなっております。
たしかに、基礎基本の充実というと、暗記させる指導が手っ取り早い―となりそうです。しかし、暗記させられたようなものは、すぐに剥落してしまう―ともいわれます。
そうではなく、手を使う、作業学習を入れることによって、初めてしっかり定着するのだ―ともいわれます。
そういう指摘を受けて考えてみると、最近は、日本地図を描かせるようなことも、時間数の関係もあるのでしょう、減っているようです。
時間数が増えた今回の改訂を機に、もっと習得させたい学習内容こそは、作業活動化していくことが求められているのではないか―という願いを込めて、特集を企画しました。
〈樋口雅子〉
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- 明治図書