- 特集 “ノート”が激変・進化する授業10か条
- 今、ノートのどこが注目されているのか
- 見開き1ページが1回の授業!
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- 「思考・判断・表現」が見えるノート
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- お手軽・簡単がウケてます
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- ノートでつくる社会科学力:注目点はここだ!
- 脳科学による記憶力強化ノートの書き方
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- 思考法による思考力強化ノートの書き方
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- 発想法による発想力強化ノートの書き方
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- 討論による集合知強化ノートの書き方
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- 激変・進化を遂げた“あの子のノート”=実物紹介
- 板書記録ノートから思考の足跡ノートへ
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- 「ノートまとめ」・「見やすいノート」・「集合知のノート」の3点セットで指導する!
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- メモと整理を分け、思考過程が見えるノートづくり
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- ノート指導=基礎基本事項とツール・小道具
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- 新指導要領「言語力」強調とノート指導
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- 新指導要録の観点「表現」とノート指導
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- 小学校“知識を見える化”する授業とノート指導
- 地理的内容の見える化とノート指導
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- 歴史的内容の見える化とノート指導
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- 公民的内容の見える化とノート指導
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- 中学校“知識を見える化”する授業とノート指導
- 地理的内容の見える化とノート指導
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- 歴史的内容の見える化とノート指導
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- 公民的内容の見える化とノート指導
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- “思考を見える化”する授業とノート指導
- 調べ学習時=ノートの書き方指導
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- 見学・体験時=ノートの書き方指導
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- 討論中のメモ=ノートの書き方指導
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- キーワード探し=ノートの書き方指導
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- 質疑応答のステップ=ノートの書き方指導
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- 思考のまとめ=ノートの書き方指導
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- “遊び心”を入れたノートの書き方指導
- イラストを入れたノートの書き方指導
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- 吹き出しを入れたノートの書き方指導
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- キャラを入れたノートの書き方指導
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- 図解の技法を入れたノートの書き方指導
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- 余白を活用するノートの書き方指導
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- “あの人”のノート指導をロケハンする!
- 有田式ノート→思考の作戦基地の意味
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- 向山式ノート指導は活用するノート
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- 河田式討論と“まとめノート”の極意
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- 機能・場面に応じたノートの使い方指導
- ①討論とノート ②黒板とノート ③板書とノート ④ノート評価の観点
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- 小特集 2010年夏~秋の研究集会テーマ一覧
- 知られざる?日本の伝統文化―全国に誇れる“わが県の文物・宝物” (第4回)
- 失われる文化、受け継がれる伝統
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- 新指導要領と活用できる社会科5枚の写真 (第4回)
- 自然災害に日常から備えて、安全を
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- “政権交代の仕組み”をどう教えるか (第4回)
- 民主主義の本質と公共的利益
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- 分類とは何か―枠組みのための思考学 (第4回)
- 「確定する作業」から「構造図」へ
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- ~「定義」・「数」・「原理」の確定で研究をすすめる~
- “世界システム”で歴史を考える~一体化論が提起しているもの~ (第4回)
- アメリカから覇権(ヘゲモニー)の衰退を考える(後編)
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- 社会科 新教材のチャームポイント (第4回)
- 小学校/自然災害の防止~「水害」~にかかわる新教材の着眼点
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- 中学校/〈地理編〉動態地誌的学習における教材構成論
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- 小学校 すぐ使えるプリントページ“調べ・考える学習”ワーク (第4回)
- 図式化で、調べっぱなしからの脱却を図る(2)
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- 中学校 すぐ使えるプリントページ“基礎基本定着”のミニチェック (第4回)
- 歴史『弥生時代 銅鐸の授業』
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- 今月の授業 (第4回)
- 「今、これだけは」思考力をはぐくむ7月の授業
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- ~「食卓から海へ」水産業の学習②~
- 人と本でプレビュー アーカイブ“社会科60年”を覗く (第4回)
- 有田和正・向山洋一「社会科立ちあい授業―全記録と討論の報告―」『授業研究』№283、明治図書、一九八五年
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- 澤井陽介と共に社会科のミッションを考える (第4回)
- 社会的な思考・判断の“源泉”とは何か
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第148回)
- 沖縄県の巻
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- 編集後記
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- 歴史HEROESの相関マップ―事件と人物を構造化する― (第4回)
- 源頼朝
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- ~武家政権の礎、奇跡の「鎌倉幕府」を成立させた。人物キーワード:天が与えた「三つの奇跡」~
編集後記
◯…本号で、ノートを取り上げた理由は四つあります。
第一には、・「東大生ノート」が注目された。・コクヨのドット入りノートが市場を席捲した。・高校生に、プリント類がはみださないよう、やや大判のノートが歓迎されている。というようなことがニュースになるほど、ノートが注目を集めています。
勿論、この特集では、そういう、いわば、ノートのハード面だけでなく、中味にかかわるソフト面を中心に企画したのですが、いずれにしても、PC全盛時代に手書きするノートが注目を集めているのも、不思議な気もしないでもありません。
第二には、優れたノートといえば、調べたことを記しながら自分の意見を書く(調べたことを左ページに書き、右ページには自分の意見を書く―ということも流行ったように記憶していますが)というイメージが強かったように思います。しかし?今は、教室での討論をするためにもノートを活用する―ということが、加味する流れもあるようで、新しい機能が加わった?ようにも思えます。
第三には、新指導要領も「言語力」が強調されました。それに伴って?でしょうか、新指導要録も「表現」がクローズアップされています。当然、ノート指導とは切り離せない問題ではないかと思え、ぜひ解明してみたいと思いました。
第四には、6月に開催予定の「社会科フォーラム」のメインテーマ「知識の見える化」(福岡教育大・石丸教授の提言による)にかかわって、こうすることで、授業をイメージしやすくする、抽象的な中味を具体化するということは、具体的には言語力と深くかかわってくる、したがってノート指導とも関連が深いのではないか。
というような問題意識から企画を構想しました。
<樋口雅子>
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- 明治図書