- 特集 PISA型で学習問題づくり=全単元一覧
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- 究極の原発問題―「核のゴミ」処理
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- PISA型読解力と社会科の課題
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- 不易と流行―記憶から創造へ
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- 社会科授業の目標の転回
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- 学習問題こそPISA型にしよう
- 【提案】学習問題こそPISA型にしよう
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- 【意見】表現活動の論理を考える
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- 【意見】二つの指摘は卓見である
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- 【意見】もう一歩、踏み込んだ提案を!
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- 【意見】賛成、さらに、社会科学力テストを含む包括的な提言を願う
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- 【意見】表現活動が内包する魅力と問題点
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- 【意見を読んで】社会科授業デザインの追加提案
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- ビギナーズQ 授業で学習問題って必要なの?
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- 学習問題にはどんなタイプがあるか
- なぜ型=基本型と具体例紹介
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- どうして型=基本型と具体例紹介
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- 価値探究型=基本型と具体例紹介
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- PISA型で迫る!=学習問題づくりの新しい視点
- 知っているようで知らない問題でQづくり
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- 常識を疑う問題でQづくり
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- 自分との関わりで考えるQづくり
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- 未来予測を促すQづくり
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- 思考を刺激する学習問題づくり―手掛かりはどこか
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- 【有田論文を読んで】固定概念を打破する「あれども見えず」の学習問題
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- 【有田論文を読んで】思考がフル回転する学習問題
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- 子どもと考えるPISA型学習問題づくり=全単元テーマ一覧
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- 小特集 社会科で取り入れた“朝学習の面白ネタ”
- 地図帳の地名探しで楽しみながら地図の見方を鍛える
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- 地図帳をトレースして朝学習が楽しくなる
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- ゲームで都道府県への関心を高める
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- 繰り返して地図帳を見ながら都道府県について学ぼう
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- 手軽にできて、何度もできるネタを使って朝学習を楽しく効果的に進めよう
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- 地図帳と友だちになろう
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- 朝学習には「優れた教材」を活用しよう
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- 誰でも・短時間で・教師がいなくてもできる朝学習メニュー
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- 私の写真館―教材化出来るアングル・発見点のフォーカス術 (第14回)
- 今に息づく伊達政宗の町づくり
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- 私の板書と子どものノート (第2回)
- 子どもたちの豊かなかかわりを生む板書
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- 日本列島の基礎基本 (第2回)
- 四国地方の指導のポイント
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- 四国地方の地形/四国地方の産業/四国地方の交通と観光
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- 時代把握ができる歴史人物学習―素材の調理法でここまで変わる?! (第2回)
- 子どもによく知られた人物をどう扱うか
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- 〜信長・秀吉・家康を事例に〜
- 中学校でする“挑戦的授業開発” いつでも実践できる1時間こっきりの授業提案 (第2回)
- 日蓮が吼(ほ)える!鎌倉新仏教がわかる!
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- 〜「協同学習」で授業を変える!〜
- 考える足場のある討論の授業づくり (第2回)
- 聖徳太子はなぜ天皇(大王)にならなかったのか
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- 理系発想を入れると社会科はこう変わる (第2回)
- 【往信】佐々木昭弘氏への反論 「事実」と「科学的事実」
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- 〜往信〜
- 【返信】「事実」と「解釈」の関係
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- 〜返信〜
- ポップな社会科授業参見!―私がワクワクした理由 (第2回)
- 地域独自の安全ルールを教材化し、地域の人々との協力関係を考える
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- 社会科実践研究の最前線&レア情報 (第2回)
- 問題解決的な学習の充実に取り組む実践(1)
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- “いのち”という根源問題から問う人権教育 (第2回)
- 『長崎・五島のイルカ捕獲』
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第170回)
- 岐阜県の巻
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- 編集後記
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- 面白クイズ漢字で社会科GO (第2回)
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編集後記
○…指導要領の小学3年内容トップに、
「〜地域の様子は場所によって違いがあることを考えるようにする」という文言があります。
当然これは、教師の指導目標なわけですから、授業で子どもが学習する時には
「学校の屋上にあがったら、自分の家が見えるかな」
というような学習課題が設定されることになるかと思います。
このような学習課題を、子どもと一緒に作成する、あらかじめ教師が用意するなど、さまざまな方法が実践されてきました。
そこを今、もっとも必要とされているPISA型の思考を育成する課題を入れていくことが、論理的思考育成という大きなテーマに迫る一助になるのではないかと考え、特集を企画しました。
一応、ここで捉えた、〈PISA型学力〉について、ご説明させていただきますと、
・知識や経験を活用して筋道立てて考察。
・必要な情報を選びながら考え方を積極的に説明・表現する力。
・文章の根拠を明確にして自分の考えをまとめる。
・知識や体験と関連付けて自分の考えを持つこと。
というようなことで捉えました。
ところで、PISA型というと、すぐPISA型読解力との関連で、ともすると、国語の問題と捉えられてきた傾向があったように思います。が、そもそも?読解力そのものを、
「効果的に社会に参加するために書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する力」
と大元では、定義しているので、国語的なイメージとはかなり違うのではないか―と思います。
身びいき?的に考えれば、まさに、これこそが、
〈社会科の学習問題づくりの指針〉
としてぴったりではないか―と思うのです。
本号は、よりフレキシブルな学習課題で楽しく社会の仕組みや本質に迫ることが出来る学習課題の実例のご紹介と、作成までの教室ストーリーをご紹介いただきました。
〈樋口 雅子〉
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- 明治図書