- 特集 社会的な見方・考え方を鍛える!すぐに使えるミニ教材40
- 視点1 社会的な見方・考え方を鍛える! 「社会を見る目」を鍛える授業づくりとは
- 教師の授業改善により子供のものへ
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- 視点2 「社会的な見方・考え方」の授業への落とし方―教材づくりの視点
- 社会的事象の見方・考え方(小学校)
- 発問とセットにした教材の分析
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- 社会的事象の地理的な見方・考え方
- 五つの中心概念に注目して
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- 社会的事象の歴史的な見方・考え方
- 内容構成の類型に着目して
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- 現代社会の見方・考え方
- 総合的な視点の必要性
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- 視点3 今、○○をどう教えるか―社会的な見方・考え方を鍛える切り口
- 日本の農業・水産業
- 社会的な課題を切り口にして、今後を読み解いていくための「思考の習慣」を育成する
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- 日本の工業・情報産業
- 水平分業型の工業と消費生活の変化を教材化すべし
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- 日本の公害・自然災害
- 新・小学校社会科におけるESG投資の授業の提案
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- 身近な地域と日本の諸地域
- 地方的特殊性と一般的共通性の視点から
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- (世界と比べた)日本の地域的特色と環境
- 「だが」の視点から多面的・多角的につなげ、総合的に捉える
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- 日本と世界(古代〜近世)
- 歴史的エピソードの意味と視点の転換・拡大の必要性
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- 日本と世界(近代〜現代)
- 現代的課題の解決を視野に、日本と世界を相互に捉える
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- 政治の仕組み
- 権力分立と代表者の選出に着目して
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- 経済の仕組み
- 私たちの願いと技術への信頼
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- 視点4 【授業最前線】社会的な見方・考え方を鍛える! すぐに使えるミニ教材 小学校
- 3・4年/身近な地域や市の様子
- 社会事象を追究する視点の獲得・活用をめざして
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- 3・4年/地域の生産や販売
- 身近なものを教材化! 地域から社会を考える
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- 3・4年/住みよいくらしをつくる
- 「流域」という見方から、「水はどこから」の学習を考える!
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- 3・4年/地域社会の災害や事故防止
- 地域の実態をあぶり出す防災学習の必要性
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- 5年/国土の自然などの様子
- 気候を人々の生活や感じ方と結びつけよう!
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- 5年/我が国の農業や水産業
- 「社会的な見方・考え方」とは?
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- 5年/我が国の工業生産
- 複数の「視点」で地場産業の背景を読み取る
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- 5年/情報産業と情報化した社会
- 情報が溢れかえるこの世の中で君は正しい判断ができるのか
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- 6年/安土桃山時代
- 過去―現在―未来をつなぐ,主体的・対話的で深い学びの創出
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- 6年/江戸時代〜明治維新
- 見方・考え方を働かせる問いの一工夫
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- 6年/日清・日露戦争〜第二次世界大戦
- 戦争を経済的な視点で見る
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- 6年/我が国の政治の働き,日本国憲法
- 脚下を照顧せよ!
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- 6年/世界の人々の生活,国際交流・国際協力
- 視点を明確にしたポスターセッション
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- 視点5 【授業最前線】社会的な見方・考え方を鍛える! すぐに使えるミニ教材 中学校
- 地理的分野/世界の地域構成・世界各地の人々の生活と環境
- 同心円的広がりと比較による見方・考え方
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- 地理的分野/世界の諸地域・世界の様々な地域の調査
- アイデンティティを視点として英国のEU離脱問題を取り上げる
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- 地理的分野/日本の地域構成・世界と比べた日本の地域的特色
- 海からの見方・考え方を鍛えるミニ教材
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- 地理的分野/日本の諸地域〜中国四国地方〜
- 産業の成立を気候と歴史的背景を関連付けて考える!
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- 歴史的分野/古代までの日本
- 経済の視点で見方・考え方を鍛える!
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- 歴史的分野/中世の日本
- なぜ戦国時代の城下町に「小京都」が生まれたのか
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- 歴史的分野/近世の日本
- 織田信長の対比事例としての「武田信玄」の教材価値
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- 歴史的分野/近代の日本と世界
- 資料を使って、「なぜ」「どうすべきか」を考える
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- 歴史的分野/現代の日本と世界
- 『ゴジラVSヘドラ』からみる高度経済成長期の日本とその後
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- 公民的分野/私たちと現代社会
- CD売り上げランキング、オランジーナ、ガリガリ君から考える情報化
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- 公民的分野/私たちと経済
- 国民皆保険、国民皆年金制度
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- 公民的分野/私たちと政治
- 「多数決」から「民主主義」の見方・考え方を鍛える
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- 視点6 【授業最前線】社会的な見方・考え方を鍛える! すぐに使えるミニ教材 高等学校
- 地理
- 海外旅行で手にした紙片は優れた地理教材!―韓国を中心に―
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- 歴史
- 遊びながら戦争文化を学ぶ
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- 公民
- ディスカッションを通して深い学びを!
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- 小特集 2018年 夏〜冬の研究集会テーマ一覧
- 最新情報で語る! どうなる・どうする社会科教育 (第28回)
- 各地で開催されている研究大会の報告F
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- 「主体的・対話的で深い学び」を実現するキーポイント―社会参画に基づく授業改革を目指して (第4回)
- 「課題(問題)解決的な学習」に基づく単元開発をどのように展開すべきか
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- 新学習指導要領で社会科授業が変わる,授業研究も変わる (第4回)
- これからの授業づくりに必要な教師による「ねらいの議論」の活性化を目指して
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- 社会科ICT授業 はじめの一歩―明日の社会科が楽しくなるICT講座 (第4回)
- ICTで鍛える社会的な見方・考え方
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- 全国の実践家発信!見方・考え方を鍛える! 最先端の社会科授業モデル (第4回)
- 社会科らしい授業で,12歳が政治を問い直す
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- 〜第6学年「私たちの生活と政治〜選挙に行こう〜」〜
- 「わかる・できる」を目指す! 社会科授業のユニバーサルデザイン (第4回)
- 社会科授業を共有化する
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- 100万人が受けたい! 大人もハマる社会科授業最新ネタ (第4回)
- 【歴史】うそっ!ホント!ネタから戊辰戦争
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- 〜明治維新150年〜
- 地理教育はどう変わる? 世界の地理教育最前線 (第4回)
- 国際地理オリンピック? それは何
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- 日本史と世界史を結ぶ歴史授業デザイン 目からウロコの授業ネタ (第4回)
- ウィアーオール「異邦人」
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- 〜対等な双方向的認識〜
- 〈見方・考え方を鍛える!〉学び直す日本史 歴史探究ミニツアー (第4回)
- 地政学的観点から地理的要素を用いて,日本史授業を再構築する〜その二〜
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- 「主権者の育成」にどう取り組むか―教材づくり&授業アイデア― (第4回)
- 主権者の育成と「公共における見方・考え方」C
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- 得点力不足解消! 社会科「基礎基本」定着面白パズル&テスト (第4回)
- 中学2年 地理的分野「日本の気候」
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- 〈世界の研究動向から考える〉社会科授業の理解に役立つ12のキー概念 (第4回)
- ≪今月のキー概念≫social cohesion(社会的結束)
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- 〜多様な人びとと共に生きる社会を構想する「社会的結束」と社会科〜
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第244回)
- 愛知県の巻
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- 編集後記
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編集後記
○…次期学習指導要領のキーワードの一つに「見方・考え方」があります。「社会」においては、「社会的な見方・考え方」とされ、小学校社会においては「社会的事象の見方・考え方」、地理・歴史・公民分野においては「社会的事象の地理的な見方・考え方」「社会的事象の歴史的な見方・考え方」「現代社会の見方・考え方」、「政治・経済」「倫理」では「人間と社会の在り方についての見方・考え方」「社会の在り方についての見方・考え方」とされ、位置や空間的な広がり、時期や時間の経過、事象や人々の相互関係、時期・推移、類似や差異、地域の環境条件や地域間の結びつき、政治、法、経済など、多様な視点でとらえることの大切さが提示されています。
このような「見方・考え方」を鍛える方法としては、授業の中で段階的に視点について考え、自分なりの価値観・認識をもたせていくような指導が考えられますが、まずその基礎段階として、「今までそのようにはとらえていなかったけれども、実は社会にこのようにつながっている」「今まで知らなかったけど、私たちの身近なことがこのように社会につながっている」「今まで○○のようにとらえていたけれども、違った視点からとらえると、価値・評価が一八〇度変わってくる」などの事例に触れていくことがポイントになりそうです。
そこで本号では、「見方・考え方」を鍛える基礎の、視点を考えるというところを授業の中から取り出していただき、その活動や教材例をご紹介いただきたいと考えました。
すぐに使えるミニワークのような形や、一五〜二〇分で出来るような活動例など、先生方が日々工夫されている取り組み、教材および活動アイデアをご紹介いただきました。
/及川 誠
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- 明治図書
- すぐに使えるミニ教材がたくさん載っていて早く実践したくなりました。ぜひ、使いたいと思います。2018/12/25アツシ