- 特集 追究の鬼を生む!「新内容・重点事項」教材づくり25選
- 視点1 子どもにつけたい「資質・能力」と「新内容・重点事項」の教材づくり―「価値ある教材」の境界線とは
- 小中高一貫した順次性と体系性を持った教育過程こそが「境界線」
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- 視点2 授業イメージが見えてくる! 「新内容・重点事項」教材研究のポイント―主体性を生む「切実さ」を教材づくりにどう活かすか
- 教科書の比較,分析をとおして主体的に考えたくなる「学習課題の設定」を!
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- 視点3 防災教育―おすすめ実践教材&ワーク
- 非常時から日常へ,そして社会科授業へ
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- 視点4 領土問題―「関心を高め、考えさせる」教材の切り口
- 郵便事情から領土問題を考える
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- 視点5 【授業最前線】追究の鬼を生む! 「新内容・重点事項」教材&授業設計プラン 小学校
- 3年「市の様子の移り変わり」
- 年表をプラットフォームにする授業!
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- 4年→3年「地域の安全を守る働き」
- 「公助」・「扶助」・「自助」の視点から
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- 4年「県内の伝統や文化」
- 郷土かるたと写真資料を活用した授業づくり
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- 5年「我が国の領土」
- 沖ノ鳥島から,領土の重要性を理解する
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- 5年「(販売を事例にした)我が国の産業と情報との関わり」
- ユニクロと情報の関わりを追究する授業モデル
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- 6年「我が国の政治の働き」
- 五つの未来型スキルの発達で,追究する力を身につける
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- 視点6 【授業最前線】追究の鬼を生む! 「新内容・重点事項」教材&授業設計プラン 中学校
- 地理的分野「世界と日本の地域構成」
- 教材開発により魅力ある授業設計に近付ける
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- 地理的分野「世界の様々な地域」
- 主題をとおして,「なぜ?」という疑問をつなげる南アフリカ州の学習
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- 地理的分野「日本の様々な地域」
- VWがライバルの地に乗り込んだ!
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- 歴史的分野「古代までの日本」
- 「天地紀」と「壬申紀」の読み比べで歴史研究の疑似体験を
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- 歴史的分野「中世の日本」
- 歴史地図を活用して日本の歴史を世界的・地理的な視点から俯瞰する
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- 歴史的分野「近世の日本」
- 幕末の社会・政策の変化を多面的・多角的に考察する
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- 歴史的分野「近現代の日本と世界」
- 資料から読み解く戦後の民主化政策
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- 公民的分野「私たちと現代社会」
- 絵本を素材にした授業~法教育の視点から~
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- 公民的分野「私たちと経済」
- 公害問題を「対立と合意」・「効率と公正」の視点で捉える
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- 公民的分野「私たちと政治」
- 「現実の政治」の中から身近な「対立」事例を取り上げて「多面的・多角的に」追究する
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- 視点7 【授業最前線】追究の鬼を生む! 「新内容・重点事項」教材&授業設計プラン 高等学校
- 地理
- 地理の楽しさを伝える! 地域調査を取り入れた地理学習
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- 歴史
- メルヘン/民話(昔話)の活用 「赤ずきん」をとおしてみる人びとの思い(想い)
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- 公民
- 参加型民主主義のセンスを磨く! 地域学習の授業プラン
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- 最新情報で語る! どうなる・どうする社会科教育 (第29回)
- 子供の学びをつなぐ
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- 「主体的・対話的で深い学び」を実現するキーポイント―社会参画に基づく授業改革を目指して (第5回)
- 「自分たちにできることを考える」授業をどのように展開すべきか
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- 新学習指導要領で社会科授業が変わる,授業研究も変わる (第5回)
- 指導要領改訂を受けて中学校社会科の授業研究はどう変わるか
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- 社会科ICT授業 はじめの一歩―明日の社会科が楽しくなるICT講座 (第5回)
- タブレット端末をつかった授業デザイン
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- 全国の実践家発信!見方・考え方を鍛える! 最先端の社会科授業モデル (第5回)
- 事象の相互関係に着目することを通して身近な生産活動の価値に気付く授業づくりを目指して
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- 「わかる・できる」を目指す! 社会科授業のユニバーサルデザイン (第5回)
- 社会科授業を視覚化する
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- 100万人が受けたい! 大人もハマる社会科授業最新ネタ (第5回)
- 【公民】日常の話題から“経済概念”を
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- 地理教育はどう変わる? 世界の地理教育最前線 (第5回)
- アメリカの地理教育,大丈夫?
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- 日本史と世界史を結ぶ歴史授業デザイン 目からウロコの授業ネタ (第5回)
- 漱石・チェーホフ・世界遺産から労働問題を考える
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- 〈見方・考え方を鍛える!〉学び直す日本史 歴史探究ミニツアー (第5回)
- 御茶ノ水の由来と神田川の駿河台開削の意味
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- 「主権者の育成」にどう取り組むか―教材づくり&授業アイデア― (第5回)
- 主権者の育成と「公共的な空間における基本原理」①
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- 得点力不足解消! 社会科「基礎基本」定着面白パズル&テスト (第5回)
- 中学1年 歴史的分野「平安時代」
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- 〈世界の研究動向から考える〉社会科授業の理解に役立つ12のキー概念 (第5回)
- ≪今月のキー概念≫Civic Republicanism(市民的共和主義)
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- ~市民的共和主義とは「公共性」の哲学「自由」を重視しつつも自由主義とはどこが違うか~
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第245回)
- 宮崎県の巻
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- 編集後記
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編集後記
○…文部科学省は平成30年1月19日、「社会科に関係する教材や資料集等のウェブサイトについて」と題して、新学習指導要領の施行に向けて、小中学生や高校生が社会科で活用できる教材や資料集などのWEBサイト情報を一覧にまとめて公表しました。
「海洋」「金融」「社会保障」「消費者教育」「臓器移植に関する教育」「租税に関する教育」など、多岐にわたってまとめているもので、新しく追加された内容、一層重視された内容の授業づくりにおいても、参考になりそうです。
これから求められる、改訂で示された「新しい内容」「重点項目」の教材づくり・授業づくりにあたっては、先生方はおさえておきたい知識にそって、このサイトに示されたような統計や資料、文献や授業手法など、授業に関わる情報を多様な方向から収集され、子どもが驚くような資料を提示する、身近な題材に置き換えるなどの工夫を日々検討・研究されています。
「1番楽しいけれども、1番苦しい時間」と表現されている先生もいらっしゃいますが、この「教材研究」が授業の肝であるからこその、お言葉だろうとも思います。
そこで本号では、「追究の鬼」という故有田和正先生の教材づくり(授業づくり)のキーワードを頭に冠し、「新内容・重点事項」として示された内容の教材づくりと授業設計について、先生方が日々研究・工夫されている具体的なアイデアを、幅広くご紹介いただきました。
/及川 誠
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- 明治図書