- 特集 「見方・考え方」を鍛える宿題・課題テーマ50
- 視点1 「見方・考え方」を鍛える宿題・課題テーマとは
- 課題追究は学び方をこそ学ばせよう
- /
- 視点2 保護者負担ゼロ!はじめての自由研究―子どもが迷わないナビゲート術
- 日頃の社会科授業で「自由研究できる力」の育成を
- /
- 視点3 この一工夫で出来栄えUP!子どもが主体的に取り組む作品づくりナビゲート―プラスαの工夫ヒント
- 見通しをもち,調べ・考え・まとめるをトータルに!
- /
- 視点4 子どもがやる気になる!テーマ別宿題・課題テーマ 私のお薦めベスト3
- 地理力アップの宿題・課題テーマ
- 地理力アップのためには幼小中高の系統的な指導が大切
- /
- 歴史力アップの宿題・課題テーマ
- 具体と抽象の往還を意識して現在を読み解く力を育てる
- /
- 公民力アップの宿題・課題テーマ
- 宿題・課題テーマを地域・社会に結びつける
- /
- 時事問題を身近に感じる宿題・課題テーマ
- 「君のそばにいる外国人」のため,みんなは何ができる?
- /
- 社会科好きにする宿題・課題テーマ
- 遊び心のある宿題で社会の見方・考え方を高める
- /
- 地域のよさ・日本のよさを発見する宿題・課題テーマ
- 外国人目線で「よさ」を再発見させよう!
- /
- 視点5 夏休みだからこそトライできる!タイプ別「見方・考え方」を鍛える宿題・自由研究テーマ
- 体験型/家庭との連携で学びが深まる夏休みを!
- /
- 調査型/位置・推移・社会関係に着目させて鍛える
- /
- 地図・年表活用型/「夏休み」を時間軸と空間軸で捉え地図帳・年表で可視化する―見方・考え方の育成―
- /
- 資料集・新聞活用型/新聞を「比較・分類」し,「総合」する自由研究
- /
- 視点6 【活動づくり最前線】子どものやる気と主体性を伸ばす!「見方・考え方」を鍛える宿題・課題テーマ 小学校
- 3年/「もし,あなたが……」で,見方・考え方を鍛える
- /
- 4年/わたしたちのまち,大阪府―大阪産(おおさかもん)から見える土地利用―
- /
- 5年/社会事象に興味を持ち追究を楽しむ子どもを育てたい
- /
- 6年/「見方・考え方」を働かせた問いづくり・テーマ学習に挑戦しよう
- /
- 視点7 【活動づくり最前線】生徒のやる気と主体性を伸ばす!「見方・考え方」を鍛える宿題・課題テーマ 中学校
- 地理的分野/自由な空間と時間で,地域調査にチャレンジ!
- /
- 歴史的分野/「歴史日記」を書くことで歴史が好きになる
- /
- 公民的分野/授業に深まりを持たせる事前・事後課題〜地方自治の学習〜
- /
- 視点8 【活動づくり最前線】生徒のやる気と主体性を伸ばす!「見方・考え方」を鍛える宿題・課題テーマ 高等学校
- 地理/第二次産業(工業)と第三次産業(娯楽)を関連させる学習
- /
- 歴史/SDGs(持続可能な開発目標)で過去と現在をつなぐ反転授業
- /
- 公民/新科目「公共」の授業を見据えた「学びの宛先」としての宿題・課題
- /
- 小特集 2019年 夏〜冬の研究集会テーマ一覧
- 最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第4回)
- 「びっくり」と「なぜ」
- /
- 〈筑波大学附属小学校発〉「主体的・対話的で深い学び」をつくる教材研究ABC (第4回)
- 3年生の教材つくり(1)
- /
- ICTも有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第4回)
- 幕府はなぜ鎖国を行ったのか?〜江戸幕府と政治の安定〜
- /
- 〜小学6年/鎖国政策〜
- 100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える社会科授業 最新ネタ (第4回)
- 地理/人口の増えた福岡市と減った北九州市
- /
- 社会科で思考と感情(エンパシー)をどう育てるか (第4回)
- 認知的エンパシーの指導と手立てと課題
- /
- 「見方・考え方」の育ちをとらえる!パフォーマンス評価でつくる社会科授業モデル (第4回)
- 学習内容をいきいきとつかませるパフォーマンス授業
- /
- 〜高等学校・第2学年・地理B「自然と生活」〜
- 歴史的思考力を伸ばす授業デザイン (第4回)
- 時代構造の把握を通して,「歴史的な見方・考え方」を鍛える
- /
- 見方・考え方を働かせて学ぶ! 地理授業デザイン (第4回)
- タイの生活と環境「場所」に着目して
- /
- 小・中・高を通じて「主権者の育成」にどう取り組むか―教材&授業アイデア― (第4回)
- 主権者の育成と「問題分析力」の育成(2)
- /
- 新学習指導要領全面実施直前レポート (第4回)
- 副読本の作成と新学習指導要領(3)
- /
- 社会科は社会とどのように関わるのか―社会に開かれた社会科とは― (第4回)
- 7月号視点/社会に開かれた小学校社会科教育
- /
- 〜社会参画の基礎を培う小学校社会科の創造―『自分ごと』として社会的事象を学ぶ授業を通して―〜
- 〈見方・考え方を鍛える!〉学び直す日本史 歴史探究ミニツアーpart2 (第4回)
- 勤務校大妻中学高等学校周辺歴史散策
- /
- 〜身近な地域から歴史を学ぶその四〜
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第256回)
- 埼玉県の巻
- /
- 編集後記
- /
編集後記
夏休みが視野に入る時期になると必ずと言っていいほどあがる話題に,「夏休みに宿題を出すのはNGか」というものがあります。様々な観点から,夏休みに子どもに宿題を出すべきではない,とする意見が根強くある一方で,夏休みの宿題は必要だとする分析や意見も少なからずあります。さらには,同じ課題をこなすのは意味がなく,それぞれの個性に合わせた課題を〜という意見もあります。
海外では,日本より休みの期間が長くても宿題がないケースも多いようですが,各国の教育事情の違いもありますし,夏休みが学年の区切りになるケースもある為,一概には比較できない部分もあるのだろうと思います。
また,保護者や先生方の中には,それまで学習してきたことを子ども達が休み中に忘れてしまうのではないか,という心配や,休み明けからスムースにスタートする為に,夏休みの宿題は必要という意見があることも,よくわかります。
学校から出される宿題の是非はともかく,小学校などで,学習の基本となってくる読書や漢字,かけ算の暗記などを,夏休みのように時間がとれる時期に行うのは,ある一定の意味があることは,事実だろうと思います。普段とは違った毎日のリズムの中で,それぞれの学習の仕方や,学習習慣を身につけることにもつながるとも言えます。
大切なのは,宿題・課題の量ではなくて,その質の部分なのかもしれません。
そこで本号では,様々な意見がある宿題・課題について,日常の部分も含めて取り上げ,「『見方・考え方』を鍛える宿題・課題テーマ50」と銘打ち,全国の先生方からのご提案をお願いしました。
/及川 誠
-
- 明治図書
- 今年は教科以外のことが大変で課題追究の宿題が出せなかったので、来年は学び方を教えてから課題追究の宿題を出したい。2019/7/1540代・中学校勤務