- 特集 思考ツールを生かした授業&板書モデル
- 1 現代社会で求められる資質・能力と思考ツール
- 特定の知識・技能から汎用的な資質・能力(思考力)へ
- /
- 2 思考ツールのポテンシャルを120%引き出す方法
- 1 自己紹介やクイズでスキルを学ぶ/2 思考場面に適した活用する/3 ツールを駆使して自分でまとめる
- /
- 3 授業&板書への思考ツールの生かし方
- イメージマップ
- /
- /
- ウェビングマップ
- /
- /
- Xチャート
- /
- /
- クラゲチャート
- /
- /
- コンセプトマップ
- /
- /
- 座標軸
- /
- /
- 4Cチャート
- /
- /
- ダイヤモンドランキング
- /
- /
- トゥールミン図式
- /
- /
- バタフライチャート
- /
- /
- PMI
- /
- /
- ピラミッドチャート
- /
- /
- フィッシュボーン
- /
- /
- ベン図
- /
- /
- Yチャート
- /
- 4 思考ツールを生かした授業&板書モデル
- 小学校
- 3年【火事からくらしを守る】自分のまちや安全を守るためにわたしたちにできることは?
- /
- 4年【それいけ!クリーンな秘密調査隊〜ごみはどこへ〜】なぜ,昔は6分別だったのに,今は10種13分別にしているの?
- /
- 5年【情報を生かす産業】コンビニの情報収集を三者の立場で考えよう
- /
- 6年【武士の政治が始まる】平清盛 vs 源頼朝 内閣総理大臣にふさわしい人物はどっち?
- /
- 中学校
- 地理的分野【世界の様々な地域(南アメリカ州)】経済発展と環境保全を両立するために,どのような取組をする必要がある?
- /
- 地理的分野【日本の諸地域(関東地方)】人口が集中する関東地方が災害により受ける影響とは?
- /
- 歴史的分野【近世の日本 江戸幕府の成立と対外関係】なぜ江戸幕府は身分制を整備したのだろう?
- /
- 歴史的分野【近現代の日本と世界】明治政府はどんな国をつくりたかったのだろうか?
- /
- 公民的分野【私たちと経済】持続可能な財政と福祉をクラゲと蝶で考えよう
- /
- 公民的分野【人間の尊重と日本国憲法】「緊急事態条項」はどのようなことを想定しているのか?
- /
- 高等学校
- 地理【地球的課題と国際協力】EUの今後のクリーンエネルギー政策はどうあるべきか?
- /
- 歴史【世界史】二つの「比較」で思考しよう
- /
- 公民【持続可能な社会の実現に向けて】現代社会における諸課題の解決に挑もう
- /
- 最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第51回)
- 「単元で考える」授業づくりM
- /
- 1人1台端末も有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第51回)
- 国難に襲われた奈良時代!その時,聖武天皇は?!
- /
- 〜6年生「聖武天皇の政治」〜
- 「個」の学びを豊かにする!社会科「個別最適な学び」への挑戦 (第15回)
- 学習目標を明確にし,活動とつなげる
- /
- 100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第39回)
- 「命の価値」裁判
- /
- 〜公民〜
- 最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第45回)
- 高等学校「探究」科目の実施にあたって(3)
- /
- 〜「公民としての資質・能力」の育成を歴史科目として実現する〜
- リアルな世界と日本がわかる!地理授業デザイン (第3回)
- 日本の少子高齢化のリアルと地理授業デザイン
- /
- 多様性と向き合う公民教育 (第3回)
- 多様性を教材化する際にどこに留意すべきか
- /
- 見方を変えると世界が変わる!「考えたくなる」社会科授業 (第3回)
- アナザーストーリーの社会科授業
- /
- 〜「おいしい水道水の安定供給を多角的に考察する」前編〜
- みんながゴールに到達できる!課題設定&授業展開スキル (第3回)
- 「見方・考え方」が働くような問いにする
- /
- 生徒も教師も楽しくなる中学校社会科ゲーム&アクティビティ (第3回)
- [公民/対立と合意,SDGs]多面的・多角的思考を高めるトレードオフ課題
- /
- 明日の授業づくりに役立つ!学習指導案の理論と実践モデル (第3回)
- なぜ,「目標記述に命をかける」のか
- /
- 〜目標の理論I〜
- 〈全国社会科教育学会の広場〉社会科教育は子どもや教師,社会のために何ができるか (第3回)
- [社会科教育は子どものために何ができるか]子どもの自己調整を促すために
- /
- 〜「振り返りと自己評価」の質を高める指導の充実〜
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第303回)
- 鳥取県の巻
- /
- 編集後記
- /
編集後記
子どもの考えを見える化し,思考を深めるための道具として重要な「思考ツール」。1人1台端末の学習支援ソフトに装備されていることもあってより一般的なものとなり,ますます教室の学びに欠かせないものとなってきています。
グループ学習で活用したり,振り返りのワークシートに活用したり,思考ツールには様々な用途がありますが,一方で,それを使うことが目的となった結果,学びが停滞してしまうことにも注意を払わなければなりません。そこで本号では,「思考ツールを生かした授業&板書モデル」をテーマに,最新の動向も踏まえながら,より効果的な思考ツールの使い方や,それを生かした授業と板書のまとめ方の具体例を先生方にご紹介いただき,より良い思考ツールの生かし方を探っていけたらと考えました。
侍ジャパン・大谷翔平選手が高校生の頃に使っていたという「人生設計シート」も,二〇二三年三月のWBC優勝に伴い,改めて話題になりました。大谷投手がMLBに移籍したのは,二〇一七年。ちょうどその頃,編集部では通称“ベス活”と呼ばれる若手編集者と営業の集まりで,見よう見まねで「マンダラチャート」を用いた会議を試みておりました。しかし,あまりうまくいかず,良い企画に結びつかなかった……という苦い思い出があります。そんな反省もあり(?),本特集が生まれました。
5月号では発問,6月号では板書と,二号続けて授業の基礎技術となる重要なテーマを取り上げています。ぜひバックナンバーと合わせてお読みいただき,日々の授業づくりの参考にご活用いただけましたら幸いです。
/赤木 恭平
コメント一覧へ