- 特集 教育技術法則化運動の検証
- 20世紀法則化から21世紀TOSSランドへ
- 旧文化から法則化文化へ、そしてインターネット文化へ
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- 法則化運動の検証―何が問題提起されたか
- 教育技術の共有財産化
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- 授業研究の革新―明治(図書)教育文化の創造―
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- 〈運動〉と〈学会〉の間
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- 「事実」からの出発
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- 授業研究の重視が最大の問題提起だ
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- 学校で「授業」をするということ―向山さんへのわたくしの想い―
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- 特に書きたい六つの問題提起
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- 誰にでもできる「技術」があることを証明した
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- 新旧教育文化の戦い
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- 課題別・法則化運動の検証
- 授業の原理・原則 時代が変わり、授業スタイルが変わっても「授業の原理原則」は不変である
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- 分析批評の授業 パッケージ型「教材解釈注入授業」を駆逐し、向山型国語へと進化する
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- 学級集団の教育力 「解放過程」と「組織過程」の統一
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- 討論の授業 法則化運動によって、討論は「討論の授業」となった
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- 学習システム 子どもの力を引き出す「向山式学習システム」
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- 法則化体育 習熟過程に基づく指導法の確立
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- 酒井式描画指導 法則化運動によって鍛えられ、育てられた酒井式
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- エネルギー教育 原子力とは何かを考えるべき
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- TOSS道徳・心の教育 世紀型道徳授業をめざして!
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- 向山型算数 子どもの事実が証明
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- 法則化女教師 メーリングリストで活性化した女教師ネット
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- ボランティア教育 十年先を行く教育技術の法則化運動
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- 法則化学校づくり なぜ法則化学校づくりが必要か
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- インターネットの活用 法則化(TOSS)はインターネットランドで二十一世紀の教育の中心になる
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- インターネットの活用 インターネット時代にさらに飛躍する法則化の主張
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- 法則化運動に参加して教師として開眼したこと
- 【旗揚げの時】教育実践者としての生き方を教えられた
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- 【旗揚げの時】論文書きとせめぎあい
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- 【旗揚げの時】教室の現実に無力な教育学との訣別
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- 【旗揚げの時】教師の仕事、それは授業だ!
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- 【旗揚げの時】子どもが変わる事実と充実感
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- 【法則化シリーズ刊行の時】一本が書けない
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- 【法則化シリーズ刊行の時】旧文化との訣別を決意させた法則化シリーズ
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- 【法則化シリーズ刊行の時】「文体」「発問・指示」「追試」に開眼
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- 【法則化シリーズ刊行の時】素人からの脱皮
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- 【第一期向山全集が刊行されて】「子どもの事実」「教師の実感」での主張は時代を超えて
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- 【第一期向山全集が刊行されて】教師の「資質」を学んだ
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- 【第一期向山全集が刊行されて】活劇を見るような迫力と面白さ 多岐にわたる膨大で貴重な実践
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- 【第一期向山全集が刊行されて】実践に惹きつけられ教育思想に愕然とさせられた!
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- 日本教育技術学会会則
- 編集後記
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- 明治図書
- 検証とは、「実際に調べることによって、事実を明らかにすること」(新明解辞典)である。事実とは、「本当の真実」(広辞苑)である。つまり、事実を検証するというのは、よい面、悪い面と多方面から物事を見て行くことである。教育技術法則化運動の成果ばかり述べても、これはただの教育技術化運動の「宣伝」になってしまう。この運動の成果だけでなく、運動に対しての批判もあったのは事実である。どんな団体から、どのような視点で批判されたのか、こういった事実も整理してこそ、検証になるのではないか。宇佐美寛氏の「運動と学会の間」の論考は、この点を鋭く突いている。2000/12/15アフタ−5