- 特集 「関心・意欲・態度」の評価を工夫する
- 提言・「関心・意欲・態度」の絶対評価とは?
- 「学習の動機づけ」を促す絶対評価
- /
- 五つの誤解を解くことが大切
- /
- ある評価規準例を参考に
- /
- 総合的応用場面を用意する
- /
- 子どもを励まし勇気づける授業を改善する営み
- /
- 「関心・意欲・態度」の評価手順―評価規準の作り方
- 低学年/辞典の活用から見えるものを評価する
- /
- 中学年/教師の診る目・聴く耳が必要である
- /
- 高学年/評価基準の作り方―三つの覚え書き
- /
- 中学校/教育行為との対応関係をもった評価規準を
- /
- 中学校/授業システムと連動したポートフォリオ型自己評価
- /
- 「関心・意欲・態度」の評価方法を考える
- 教師の観察を中心とした評価
- /
- 子どもの作文分析を中心とした評価
- /
- 子どもの発言分析を中心とした評価
- /
- 子どものノート分析を中心とした評価
- /
- 子どもの自己評価による評価
- /
- 子どもの相互評価による評価
- /
- ペーパーテストによる評価
- /
- 「関心・意欲・態度」はこうして評価した
- 小学校・低学年
- あくまでもシンプルで継続性のある評価とする
- /
- 四つの観点を中心に評価する
- /
- 小学校・中学年
- 道徳授業の実践を通して
- /
- 授業を支える「関心・意欲・態度」の評価
- /
- 小学校・高学年
- 印象的事実をつづる/細分化する
- /
- 間違いや失敗をしたときが向上のチャンス
- /
- 中学校
- 関心・意欲・態度をとらえる判定尺度を設定する
- /
- B・S・ブルームの教育目標に照らして
- /
- 「授業態度」と「努力」で評価する
- /
- 「関心・意欲・態度」を高めなければならない生徒のためにシステムを整えよう
- /
- 「かかわり・表現・ふりかえり」で評価する
- /
- 絶対評価で問われる教師の責任とは
- /
- 教師修業への挑戦―サークルで学ぶ (第21回)
- 教師は授業で勝負する
- /
- 〜分かる楽しい授業の創造をめざす研究サークル〜
- 教師修業への挑戦―サークルで学ぶ (第22回)
- サークルで飛躍するメンバーたち
- /
- 〜TOSS中学サークル JH-Wing〜
- 教師修行への私の助言
- 子どもへ、子どもに、子どもと
- /
- 国語科の到達目標チェックの方法 (第11回)
- 「書くこと」の目標チェック
- /
- 〜到達目標が学習過程に生む目標の検討〜
- 算数科の到達目標チェックの方法 (第11回)
- 「あこがれのクラス・授業」を持つ教師は伸びる
- /
- 〜新米教師の『木村学級参観記』〜
- インターネットの活用法 (第11回)
- インターネット調べ学習のスモールステップ その2
- /
- 授業研究ニュース (第11回)
- 実施2年目で早くも学習指導要領を改訂
- /
- 補充学習・発展学習の進め方 (第11回)
- 日々の授業を検証する
- /
- 指導と評価の一体化をめざして (第11回)
- 情意面の指導と評価
- /
- 編集後記
- /
編集後記
○…「関心・意欲・態度」の評価技法を正面から論じた戦後初の労作ともいえる長瀬荘一氏の『関心・意欲・態度(情意領域)の絶対評価』の中で、長瀬氏は次のように論じています。「新しい学力観から十年以上が経過した今もって、学校教育における関心・意欲・態度の評価が確立しないのは、学力論に関わる素朴な疑問が残されているだけでなく、その指導と評価に小手先の技術論ではすまされない課題が残されているためである。私たちはここで関心・意欲・態度の指導と評価が提起する教育理念を改めて配慮し、その方法論を具体化しなければならない」と。
○…戦後の学力論争の中でも広岡亮蔵氏の「態度主義学力論」が機能主義学力論として批判されてきた経過を忘れることはできません。しかし「学習者の内なる興味・関心や意欲を喚起し、それに対する指導者の適切な支援があって、はじめて知識・理解や技能、また思考力、判断力が育っていく」(長瀬氏)ことも事実として無視出来ないでしょう。
○…これまでにも学力評価で使用されてきた「関心・意欲・態度」はいわゆる勉強態度や学習内容に立ち向かう学習態度などが混在して理解されてきたという説があります。しかし、関心・意欲・態度は、新しい学力観をふまえ、学力の内実に即して理解される必要があるとされています。他方で関心・意欲・態度を評価するには客観テストはなじまないとされることから、観察法や面接法、レポート法、ポートフォリオ評価法などが浮上しています。
○…まさに関心・意欲・態度の評価と指導は、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力を高めることになるわけです。本号はそのための評価技法を解明する特集です。
(江部 満)
-
- 明治図書