学校マネジメント 2005年7月号
授業力―診断評価・技量向上への学校戦略

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学校マネジメント 2005年7月号授業力―診断評価・技量向上への学校戦略

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ジャンル:
学校経営
刊行:
2005年6月8日
対象:
小・中
仕様:
B5判 78頁
状態:
絶版
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目次

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特集 授業力―診断評価・技量向上への学校戦略
授業参観:私の7つ道具
心理的道具が大切
齋藤 勉
赤のフェルトペンと上靴と見る目
有田 和正
納得を求めるアイテム
鏑木 良夫
“授業評価が出来る人”の資質能力とは
評価者は多様に評価は相互に
成山 治彦
五感を使って「感じ取る力」・「伝えきる力」
西谷 惠美子
ワクワクしながら、授業と子どもの姿を描ける力
川勝 公二
教科の専門的な学識・力量がある人が行うべきである
山極 隆
授業の診断評価―基礎基本はどこか
授業を見る―観察眼を養う視点とは
井上 好文
授業を見る―観察眼を養う視点とは
古藤 泰弘
指導案の見方―アドバイスが出来る読解点とは
向山 行雄
指導案の見方―アドバイスが出来る読解点とは
安野 功
授業記録―役に立つメモのとり方とは
伴 一孝
授業記録―役に立つメモのとり方とは
西川 純
授業評価―採点のポイントはどこか
前田 康裕
授業評価―採点のポイントはどこか
階 玲治
時代のニーズに応じた授業力と診断評価の視点
少人数指導の授業力と診断評価の視点
岡本 美紀子
習熟度別指導の授業力と診断評価の視点
志水 廣
特別支援教育の授業力と診断評価の視点
横山 浩之
補習指導の授業力と診断評価の視点
蜂須賀 渉
授業力UPのための“わが校の戦略・戦術”
一部教科担任制やTT体制の工夫
生田 裕章
学校相互が共通のテーマでまとまれば、大きな成果が得られる
相澤 陽一
国語・算数の全員公開と優れた授業を間近に見て学ぶ
阿部 惣一
子どもたちにとって魅力ある授業にするために
堺 正司
授業力UPにつながる研修への改革提案
印象批評で終わらない研究会の持ち方
青坂 信司
模擬授業方式をどう取り入れるか
野口 芳宏
教材ユースウエアを授業する
椿原 正和
学校評議員のための授業の診断評価表
木岡 一明
人事考課に生かせる“授業の診断評価表”
多様な学習活動を取り入れているか
落合 静男
自己評価を生かす
舘野 健三
写真で語る学校の仕事―365日の記録 (第4回)
五色百人一首新潟県大会+学校評価
大森 修
ドキュメントあなたの学校も参入しませんか!その道のプロが届ける“出前授業” (第4回)
現役研究者による“出前授業”・協和発酵
佐桑 徹
勝方信一が発信する“教育の問題所在” (第4回)
学力向上は『ゆとり』教育の成果か
勝方 信一
往復書簡―地方分権時代:トップと現場のコミュニケーション 新潟市・篠田市長と大森校長の教育問答 (第4回)
グレーゾーンの子どもへの対応
往信 グレーゾーンの子どもへの対応が遅れている
大森 修
復信 孤立させぬ取り組みが急務
篠田 昭
東京都が進める“学校経営診断”の構想 (第4回)
学校評価の意義について
黒崎 一朗
アジア的シチズンシップ―道徳教育の再構築 (第4回)
競い合う国の民を介した自国認識の形式を
馬居 政幸
「される側」から見上げる「百花繚乱・教育改革プランの採点簿」 (第4回)
「情報公開」の流行
齋藤 武夫
新しいスクールリーダー像―30代・40代教師への提言 (第4回)
新しい専門職型ミドル―学習コーディネータの提唱
小島 弘道
子どもの心―成長の軌跡にどう向き合うか (第4回)
必要な登校援助
高橋 良臣
校長の仕事日記―HPでの交流録 (第4回)
仕事日記は保護者や地球との結びつきを生み出す
玉置 崇
心の健康・研究ネット発:子どもの学校ストレスとメンタルヘルス (第4回)
児童生徒の生体的ストレス反応の測定
高倉 実
日本の教育をダメにしている―ヒト・モノ・コト (第4回)
「近隣諸国条項」「自虐史観」生んだ自民党政治の大罪
藤岡 信勝
文教ニュース
学校の安全方策再点検を通知/小学校の英語活動で意識調査
安達 拓二
編集後記
樋口 雅子江部 満
地域運営学校の志気 (第4回)
地域も先生「土曜のびのびスクール」
三原 徹

編集後記

○…先日、「最近、指導案を書けない教師がいたのでびっくりした―という校長先生の話を聞き、教員養成大学は何を指導しているのか」ってことになったんだけど―と、教育方法学の教授に話したら、「そんなの、大学でやることではない。現場に出てから現場が指導するべきことじゃないの」と、真顔で言うのには呆れた―という話を聞きました。

 千葉大学で、学部を超えた改革会議のなかで、医学部教授が「臨床を担当できない医学部教授なんていないのに、何で教育学部教授は、授業という臨床の場に立たないのだ」と呆れられたと聞きましたが、たしかに指摘される通りだと思わざるをえないのが実態ではないでしょうか。

 もちろん、小人数指導や習熟度別指導など、今までにない新しい授業での授業力の問題などもあるわけですが、「担任のあたりはずれ」という言葉に象徴されるように、総じて授業力がプロとしてどうなのか―という疑問を呈される事例があることも事実です。

 こんな事態をなんとかすることが、学習への関心意欲を高め、学力アップにつながるのではないか―ということで特集を組みました。

(樋口雅子)

○…これまで「みどりの日」であった四月二十九日が平成十九年度から「昭和の日」と改められることになった。ご存じのように、この日は昭和天皇の誕生日だったのである。これまでの「天長節」はアメリカ占領軍によって、廃止されたものだ。明治天皇の誕生日である十一月三日が「文化の日」に改められたのと同じ趣旨だったのである。

○…「みどりの日」とともに、占領政策の呪縛は、いまなお各処に残っている。問題は十五年戦争といわれているアジア・太平洋戦争を経験した「昭和」の年代である。この戦争をアジア解放戦争ととらえる説から侵略戦争だったととらえる評価に二分されていることである。

(江部 満)

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