- 特集 大事な「しつけ・習慣」定着の場面指導28
- ネット時代に必要な“しつけ・習慣”とは
- 相手の心情をキャッチする
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- 見えない行動のしつけに教師集団が自信をもって立ち向かう
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- 礼儀としつけを教える規制が必要
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- 日常生活に必要な“しつけ・習慣”の指導
- ライフスキルの考えを生かして
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- 学習活動に必要な“しつけ・習慣”の指導
- コミュニケーションスキルの考えを生かして
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- 社会生活に必要な“しつけ・習慣”の指導
- ソーシャルスキルの考えを生かして
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- 大事な“しつけ・習慣”が根付く環境づくり&指導ポイント
- 敬語のしつけと習慣が根付く環境と指導
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- 読書のしつけと習慣が根付く環境と指導
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- 挨拶のしつけと習慣が根付く環境と指導
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- 忘れ物対策のしつけと習慣が根付く環境と指導
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- 掃除のしつけと習慣が根付く環境と指導
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- 給食のしつけと習慣が根付く環境と指導
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- 大事な“しつけ・習慣”をつくる場面指導のヒント
- 登校・下校時のしつけ・習慣づくりのヒント
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- 儀式におけるしつけ・習慣づくりのヒント
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- 集合のしつけ・習慣づくりのヒント
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- 職員室の出入りのしつけ・習慣づくりのヒント
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- 授業におけるしつけ・習慣づくりのヒント
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- 学級会におけるしつけ・習慣づくりのヒント
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- ケンカに対するしつけ・習慣づくりのヒント
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- 家庭に対する大事な“しつけ・習慣”づくりのアドバイス
- 家庭学習のしつけと習慣づくりのアドバイス
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- お金の使い方のしつけと習慣づくりのアドバイス
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- テレビ視聴のしつけと習慣づくりのアドバイス
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- 自分で起きるしつけと習慣づくりのアドバイス
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- 大事な“しつけ・習慣”が根付くまで―わが校の作戦
- 潜在カリキュラムを共有する
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- 四半世紀の伝統・松陰先生の言葉の朗唱
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- 実態を明示して教師の意識を変える
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- 古今東西 大事な“しつけ・習慣”をめぐる名言
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- 写真で語る学校の仕事―365日の記録 (第3回)
- 始業式+給食+1年生プロジェクト(2)
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- ドキュメントあなたの学校も参入しませんか!その道のプロが届ける“出前授業” (第3回)
- モノ作りの楽しさを体験する
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- 勝方信一が発信する“教育の問題所在” (第3回)
- 若者の意識に「教育言説」の検証が必要だ
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- 往復書簡―地方分権時代:トップと現場のコミュニケーション 新潟市・篠田市長と大森校長の教育問答 (第3回)
- 「教育ビジョン」について
- 往信 上達論が必要では
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- 復信 それこそ皆が望むもの
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- 東京都が進める“学校経営診断”の構想 (第3回)
- 様々な評価を活用した効果的な学校の自己評価について
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- アジア的シチズンシップ―道徳教育の再構築 (第3回)
- 敵対関係をも厭わない自己主張を育む学級づくりと授業への挑戦を
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- 「される側」から見上げる「百花繚乱・教育改革プランの採点簿」 (第3回)
- 文科省の自己評価を読んでみた
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- 新しいスクールリーダー像―30代・40代教師への提言 (第3回)
- ミドルリーダーの条件―専門職型ミドル
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- 子どもの心―成長の軌跡にどう向き合うか (第3回)
- 変質する親密感
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- 校長の仕事日記―HPでの交流録 (第3回)
- 仕事日記がアドバイスを呼ぶ!
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- 心の健康・研究ネット発:子どもの学校ストレスとメンタルヘルス (第3回)
- 児童生徒の日常生活ストレッサーの測定について
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- 日本の教育をダメにしている―ヒト・モノ・コト (第3回)
- 教基法の改正による「さざなみ効果」を期待する
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- 文教ニュース
- 学校選択制度で実態調査/日米中高校生の意識調査
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- 編集後記
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- 地域運営学校の志気 (第3回)
- 教師生き生き!ビデオチェックシートと活用の授業研究会
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編集後記
○…しつけというと、よく、@返事をする A挨拶をする B立つとき椅子を引く C靴を揃える というようなことが基礎基本だといわれます。そして、これらを徹底させるのはまた至難の技だともいいます。
学校全体で、靴箱の靴が揃ってきちんと入るまでには、一年かかるとも聞きます。それだけしつけたことを習慣にまで持っていくのは、大変なことなのだと思います。もっとも、先生方ご自身が、このようなしつけ・習慣づくりが大事だと自覚することから指導が始まることは言うまでもない訳ですが―。
実はそれも?という学校もあるやに聞きますが、家庭の教育力低下が問題になっている今日だからこそ、学校発で、基礎基本のしつけと習慣づくりのきっかけをつくることが求められていると言えるのではないでしょうか。
ところで本日、1月9日の読売新聞「編集手帳」に、かの有名な山口県萩市明倫小学校では、郷土が排出した吉田松蔭の言葉を朗読して20年になるということで紹介記事が載っていました。明倫小学校のHPでも学年・学期ごとの言葉が紹介されているそうですが、難解でも「読書百篇、意自ずから通ず」で「卒業生にも何かしら生きる糧にはなっているようです」とは吉屋校長先生の言だそうです。
このような習慣が学校の伝統文化となって受け継がれていけば、必ずや成果が子供に還元されることは言うまでもないと思います。
本号はこの問題にかかわるさまざまなアプローチをご紹介いただきました。
(樋口雅子)
○…いま現場では「TOSS授業技量検定」が大きな話題となっている。教師の指導力不足が社会問題化している時、教師の業績評価の導入から始まり、不適格教員の処遇がさけて通れない課題となっているからだ。
○…読売新聞の連載企画「教師力磨く鍛える」では二度にわたり特集を試みている。「教師が授業力の格付けを求める。どんな教師たちなのか」というわけである。記事には三二才の公立小教師の挑戦がくわしく紹介されていた。百回以上練習を重ねた成果を見せたのは五分間。評価の実際には「授業の始まり」「子どもへの目線」「指示や発問の明確さ」などが重視されている。しかしこのTOSSについて「技術偏重のマニュアル主義だ」との批判もある。
○…にもかかわらずこの授業技量検定が炸裂するように広がっていくのは次の理由があると代表の向山洋一氏は提起している。(1)授業者の評定をする人が実力者であること。(2)判定する人は納得できる代案を示すこと。(3)判定基準が明確であり努力の方向がわかること。(4)結果、自分が変わり自分の授業が大きく変革されること。納得である。
(江部 満)
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