学校マネジメント 2005年10月号
“知・徳・体”崩壊の実態と学校の対応策

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学校マネジメント 2005年10月号“知・徳・体”崩壊の実態と学校の対応策

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ジャンル:
学校経営
刊行:
2005年9月7日
対象:
小・中
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

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特集 “知・徳・体”崩壊の実態と学校の対応策
給食費払っているのに“ご馳走様”を強制するの―こういわれたらどう答えますか―
「親や作る人への感謝です」と!
宮川 八岐
幸せな気持ちを
中川 美穂子
互いに気持ちよく過ごすために
吉田 裕久
「つながろうとするるかかわり」の学び
柴崎 直人
それは日本の文化だからです
椿原 正和
強制ではありませんが、しつけも大切な教育です
大田 博之
感謝の気持ちをこめて
久保田 競
ただ挨拶言葉の練習をしているだけです
香西 秀信
素敵な人に成長するために
松崎 力
先生なら、それも給料のうちだろ―モンスター生徒とどう向き合いますか―
君たちは私の夢
押谷 由夫
にっこり笑って切り返そう
浅川 清
子どもの影の保護者にお願いする
2つのスキルと上手な対応
記伊 哲也
世の中お金が全てじゃないんだよ
坂井 邦晃
まずは声をかけることから
多田 元樹
“保護者・お客様は神様”意識で対応を―保護者優先の行政にどうトライしますか―
教育の「義務」について冷静な対応を
新堀 通也
地域の権力構造に留意すべき
新井 郁男
「子ども党」なら負けない
野口 克海
学校の事は校長の責任の自覚を
目賀田 八郎
悪にはガツンと一発!ゴリラにも劣る逃げの発想!
糸井 清
同行(どうぎょう)の関係を築く
伊藤 隆二
学校なんて行かなくても困らない―不登校の受容意識をどう考えますか―
不登校問題を社会的問題の予兆と考える
山本 高照
不登校児の受容意識について
星 一郎
教育義務と就学義務の再検討
坂野 慎二
不登校の子どもにも確かな学力を
安住 順一
「社会」が困るのだ
長野 藤夫
何がそのような気持ちを湧きたたせたのか
小西 豊文
変わり行く“家庭教育の実態”どう受け止めるか
しつけの5年前と今と5年後予測
食生活でのしつけが課題
明石 要一
学校に来させることに意義を感じない保護者
神谷 祐子
家庭学習の5年前と今と5年後予測
「家庭学習」の方針・具体策が必要
師尾 喜代子
「今」と「未来」をどのようにとらえるか
吉永 順一
変わり行く“子供の実態”どう受け止めるか
興味関心の方向の5年前と今と5年後予測
「携帯・メールは当たり前」にどう対応するか
西岡 美香
大切なのは指導する側である
河田 孝文
身体とメンタル状況の5年前と今と5年後予測
学校関係者・保護者・社会が一体となって
諏訪 英広
ストレスを吸収するシステムが必要
戸井 和彦
変わり行く“教育行政の実態”どう受け止めるか
日本の教育司令塔の5年前と今と5年後予測
もはや司令塔の存在自体が不要となりつつある
長尾 彰夫
お盆の上の豆粒
山極 隆
文科省・教委の権威の5年前と今と5年後予測
文科省は教育条件整備にこそ新しい“権威”の発揮を
安達 拓二
目先不透明の時代を生きるには
志水 廣
変わり行く“教育ジャーナリズムの実態”どう受け止めるか
放送・出版の5年前と今と5年後予測
マスコミ主導の時代は終焉した
深谷 昌志
マスコミの過去と未来
小松 郁夫
ネット発信の5年前と今と5年後予測
双方向とモバイルの方向へ進む
谷 和樹
質が問われる時代へ
前田 康裕
変わり行く“教育研究の実態”どう受け止めるか
学会・研究団体の5年前と今と5年後予測
新しいナショナルカリキュラムの創造と支援
川勝 博
先がけの教育研究・提案が必要
階 玲治
全国区の研究校の5年前と今と5年後予測
本気で研究している学校のみが生き残る!
有田 和正
五年後に衰退する形式的授業・五年後に増加する本物の授業
木村 重夫
変わり行く“学力観・学力論の実態”どう受け止めるか
学力水準の5年前と今と5年後予測
教養知軽視は学力崩壊への道
岩田 一彦
中庸を得る
竹川 訓由
学力観の5年前と今と5年後予測
学力観も世相を反映している
加藤 幸次
人間力向上のための学力とは
森 隆夫
変わり行く“学校体制の実態”どう受け止めるか
学校体制の区分の5年前と今と5年後予測
知を拓く、学びを共創する学校で挑戦
円山 博司
鍵になる地域発、学校発プログラム開発
葉養 正明
一貫校の5年前と今と5年後予測
「勝ち組」と「負け組」の二極分化
貝塚 茂樹
教育制度改革の引き金に
天笠 茂
変わり行く“教育の民営化の実態”どう受け止めるか
私学の5年前と今と5年後予測
私学教育の営みへの「ミッション」と「パッション」を新たにする
小池 俊夫
私立小学校への期待と公教育への貢献を考える
深谷 圭助
塾・予備校の存在の5年前と今と5年後予測
少子化による競争激化・個別指導化・専門化・IT化
田中 敬文
「職業キャリア教育」を身につけさせることも目的とした予備校が誕生するかも
井上 好文
変わり行く“教師の意識の実態”どう受け止めるか
若い教師の意識の5年前と今と5年後予測
子どもの発達にかかわる専門家としての自覚を
天野 正輝
若い教師の意識の変化に対応した指導
根本 正雄
中堅・管理職の意識の5年前と今と5年後予測
トップダウンは時代遅れ
千々布 敏弥
「知力」「タフネス」「優しさ」が求められる
新保 元康
変わり行く“教育環境の実態”どう受け止めるか
身体的危険度の5年前と今と5年後予測
トータルなシステムという視点こそ重要
松岡 重信
家庭との連携で食環境の整備を
割石 隆浩
精神的危険度の5年前と今と5年後予測
少子高齢化・情報化・競争化の進行が精神に強い影響を
皆川 興栄
発達障害の5年前と今と5年後予測
求められる発達障害児をもつ家族との“心の交流”
住田 実
写真で語る学校の仕事―365日の記録 (第7回)
子どもの安全を確保する取り組み
大森 修
ドキュメントあなたの学校も参入しませんか!その道のプロが届ける“出前授業” (第7回)
エネルギー・環境問題の専門家を全国に派遣
佐桑 徹
勝方信一が発信する“教育の問題所在” (第7回)
義務教育費国庫負担金廃止で何をするのか
勝方 信一
往復書簡―地方分権時代:トップと現場のコミュニケーション 新潟市・篠田市長と大森校長の教育問答 (第7回)
教育改革にサプライズを
往信 教育改革にサプライズを
大森 修
復信 人事権の委譲を好機として
篠田 昭
東京都が進める“学校経営診断”の構想 (第7回)
診断ポイントに基づく学校訪問
黒崎 一朗
アジア的シチズンシップ―道徳教育の再構築 (第7回)
中華文化の頸木の自覚を
馬居 政幸
「される側」から見上げる「百花繚乱・教育改革プランの採点簿」 (第7回)
学校の先生の数を増やす「改革」について
齋藤 武夫
新しいスクールリーダー像―30代・40代教師への提言 (第7回)
学校力の構築とミドルの役割
小島 弘道
子どもの心―成長の軌跡にどう向き合うか (第7回)
子どもの意思を尊重するとは
高橋 良臣
校長の仕事日記―HPでの交流録 (第7回)
仕事日記は校長交流を生む
玉置 崇
心の健康・研究ネット発:子どもの学校ストレスとメンタルヘルス (第7回)
心の健康授業を作る
青木 紀久代
日本の教育をダメにしている―ヒト・モノ・コト (第7回)
「敗戦の教訓」が生かされていない
岡本 薫
文教ニュース
中教審特別部会が経過報告2/教師は依然多忙―日教組調査
安達 拓二
編集後記
樋口 雅子江部 満
地域運営学校の志気 (第7回)
子どもたちの活動をリアルタイムで保護者に
三原 徹

編集後記

○…03年の統計によると、「母子家庭が急増」し、過去最高の122万5400世帯になったとか。5年前に比べると3割増えた原因は「離婚」で、シングルマザーの家計はパートや臨時雇いで子供にかかわる時間が少なくなってきているといいます。

 東京都のある中学校では4分の1が母子家庭で、その子供たちへの対策をせざる?を得ないのは、@朝食を食べさせられていない子、A宿題を家で出来ない子、B子供同士のトラブルが起きても家庭が対応できない―などのためだそうです。そこで、「困った家庭支援対応センター」とかアドバイザーなどを確保することで切り抜けるようにしている―といいます。

 東大の小宮山宏学長は、「東大生の学力低下が進行しているのか」という問いに「数学の点など、20年前の学生に比べると20点ぐらい下がっている。しかし、20年前にはコンピュータもゲノムもなかった。20世紀になって人間が持つ知識の量は1000倍になった。学ぶべき知識量が増えたのだから従来の知識量が減るのはしかたがない」と指摘しています。

 小宮山学長の言を学力論に当てはめてみると、いわゆる読み書き算のとらえ方も従来のままでよいのか―ということにもなりそうです。

 そんなあれやこれやを含め、“従来型の知・徳・体”を見直さざるを得ないところにきているのではないか―こんな問題提起をしていただきました。

(樋口雅子)

○…『正論』の九月臨刊号のトップ記事に、「終戦を目前に散華した二十代青年の遺稿集」がある。これは靖国神社社務所編『英霊の言乃葉』から二十八編を選んで掲載されたものだ。

 特攻兵二十八名の遺書を読んでいると、家族や同胞、そしてわが祖国への「愛」に貫かれており、私は何度も涙をぬぐった。神風特攻は昭和十九年秋に始まった。戦争終結までのわずか四ヵ月に集中しているのだ。しかも彼らのほとんどは日本の敗戦を予想していたと、靖国神社境内で「同期の桜」という野外劇を演出した野伏翔氏が語っている。ではなぜ彼らが特攻に参加したのか。彼らはB29による民間人への無差別爆撃を何とかくい止めようとした、また講和の条件が日本にとって少しでも良くなるようにと、唯一無二の若い命を投げだした、と野伏氏は書いている。

(江部 満)

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      明治図書
    • 「学校マネジメント」10月号の特集記事の紹介を新聞で見てじっくり読んでみたくなりました。我が勤務校にも信じられないような苦情・意見を言ってくる保護者がたくさんいるからです。でも残念、在庫なし出庫見込みなしでした。
      2005/11/3学力向上

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