- 特集 新要領で“特色ある学校経営”ヒント36
- 新指導要領・総則にみる“特色ある学校像”とは
- 堅実なカリキュラムマネジメントが特色をつくる
- /
- 「学校経営マニフェスト」を作成し、特色ある学校の創造を
- /
- 「特色ある学校」の三つの評価基準
- /
- “特色ある学校”の設計図が見えてくる! 新要領の“ここにアンダーライン”
- “なぜ特色ある学校”が必要なのか
- /
- “なぜ特色ある学校”が必要なのか
- /
- “特色ある学校”とはどんなイメージなのか
- /
- “特色ある学校”とはどんなイメージなのか
- /
- “特色ある学校”のメリットはどこか
- /
- “特色ある学校”のメリットはどこか
- /
- “特色ある学校”をつくる経営力・経営手腕とは
- 体験活動の充実をめざす経営力とは
- /
- 生活習慣の形成をめざす経営力とは
- /
- 基礎基本の習得をめざす経営力とは
- /
- 言語活動の充実をめざす経営力とは
- /
- 家庭との連携をめざす経営力とは
- /
- 道徳力の充実をめざす経営力とは
- /
- 活用型学力づくりをめざす経営力とは
- /
- 新しい総合学習をめざす経営力とは
- /
- 小学校英語の発展をめざす経営力とは
- /
- 授業と部活の両立をめざす経営力とは
- /
- 学校行事の充実をめざす経営力とは
- /
- “特色ある学校づくり”と教育課程編成のポイント
- 校長として考える
- /
- 校長として考える
- /
- 教頭として考える
- /
- 教頭として考える
- /
- 教務主任として考える
- /
- 教務主任として考える
- /
- “特色ある学校づくり”と学校評価ガイドライン
- 特色づくりは学校評価の重点化から
- /
- 特色ある学校評価指標づくり
- /
- 目標の見直しと活動の振り返り
- /
- こんなのあり? “特色ある学校”とは
- レーダーチャートで授業力アップ
- /
- 心をひらく学校―沖縄県那覇市立宇栄原幼稚園・小学校(横山芳春校長)の学校づくり―
- /
- 教育の質向上を目指す英国のスペシャリスト・スクール
- /
- 保護者が信頼する“特色ある学校”の条件
- 小規模校のよさを生かした特色ある学校づくり
- /
- 生徒たちに学校での居場所をつくる
- /
- 地域と共に「生きたつながりの創造」を
- /
- 「ファミリーリテラシー」向上を支援する学校
- /
- NIEで“言語力up”の教育活動をつくる (第10回)
- 新聞の比較読みを重視したNIE
- /
- 〜広島県広島市立安佐北中学校・高等学校〜
- 食育ネットワークで学校をもっと楽しく (第10回)
- 摂食・えん下障害児支援のために
- /
- “反徳目主義”の道徳授業―その虚像と実像 (第10回)
- 道徳教育充実のために不可欠な道徳教科書の作成
- /
- 教育思想の温故知新―日本の古典に学ぶ (第10回)
- 熊沢蕃山に学ぶ(その1)
- /
- 最強の反教師論―文句あるなら出てこい (第10回)
- いじめをなくす努力をしているか?
- /
- 学力・授業力upにつながる学校評価マネジメント (第10回)
- 校長が学校を変える(2)
- /
- 指導主事は授業のどこを見ているか (第10回)
- 活用という名の呪縛
- /
- 新しい学校経営ウオッチング (第10回)
- 九年間の責任をもつ
- /
- 教師の気になる言動―止めさせる効果があるアプローチ (第10回)
- 「あなたは大切な人間」というメッセージ
- /
- 〜生徒指導編(2)〜
- 戦後教育問題史―あの時代は何だった? (第10回)
- 「学校と地域 手を取り合って」を実現するために
- /
- 編集後記
- /・
- 日本語と英語で学ぶ“ことわざ” (第10回)
- 習うは一生/団結は力なり
- /・
編集後記
○…新指導要領への改訂作業が遡上にあがった時、「ゆとり教育から、確かな学力」ということで、基礎基本が大事にされる、つまり、まあ一口にいえば、詰め込み教育の復活だ―という受け止めもあったようです。
そのような風潮を受けてか、昨年の今頃までは、100マス計算的な学習が流行っていましたが、PISA型学力調査の結果も影響しているのでしょうか、習得型と並んで、活用型学力の形成が、大きく話題になってきています。
また、新指導要領・総則の解説には、
「生きる力はぐくむ各学校の特色ある教育活動の展開」ということがうたわれ、
「創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で、基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力を育むとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かす教育の充実に努めなければならない」
ということが記されています。
本号は、09年度への新学校計画を推進していく上で、どういうところに傾斜をかけていけばよいのか、様々な角度からの情報を提供したいと願いました。
(樋口雅子)
○…全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果公表をめぐって新聞論調が二つにわれているようだ。「毎日」は公表の在り方に慎重、「朝日」も同様、これに反し賛成なのは「読売」や「日経」「産経」などの各紙だ。専門紙の日本教育新聞は社説で「指導改善につながるか疑問」と題して、次のような主張をしていた。そもそも今回の全国学力調査の目的は、指導改善に役立てることにあるのではないか、と実施要領の目的を問いかけ、公表すれば「競争の激化をあおる」「序列化に結び付く」懸念に結び付くと主張していた。特に「平均点の発表には意味がない」として、「知識習得型のA問題と知識活用型のB問題、それぞれの結果を分析しなければならない」として、それなしに「単に平均点だけ見ても、学力向上等や指導改善には結び付かない。知識習得型は高くて、知識活用型は低い学校が、無関係に反復繰り返しに力を入れたとしたら、目指すべき学力としての活用探究には及ばない」と強調している。
○…筆者は学力調査に賛成である。もちろん公表にも。
(江部 満)
-
- 明治図書