学校マネジメント 2009年1月号
新要領で“特色ある学校経営”ヒント36

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学校マネジメント 2009年1月号新要領で“特色ある学校経営”ヒント36

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ジャンル:
学校経営
刊行:
2008年12月8日
対象:
小・中
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新要領で“特色ある学校経営”ヒント36
新指導要領・総則にみる“特色ある学校像”とは
堅実なカリキュラムマネジメントが特色をつくる
田村 知子
「学校経営マニフェスト」を作成し、特色ある学校の創造を
神山 安弘
「特色ある学校」の三つの評価基準
沼澤 晴夫
“特色ある学校”の設計図が見えてくる! 新要領の“ここにアンダーライン”
“なぜ特色ある学校”が必要なのか
成山 治彦
“なぜ特色ある学校”が必要なのか
難波 博孝
“特色ある学校”とはどんなイメージなのか
藤坂 親
“特色ある学校”とはどんなイメージなのか
富田 充保
“特色ある学校”のメリットはどこか
藤川 大祐
“特色ある学校”のメリットはどこか
岩間 正則
“特色ある学校”をつくる経営力・経営手腕とは
体験活動の充実をめざす経営力とは
木村 吉彦
生活習慣の形成をめざす経営力とは
福田 富美雄
基礎基本の習得をめざす経営力とは
水出 正一
言語活動の充実をめざす経営力とは
堀江 祐爾
家庭との連携をめざす経営力とは
玉井 康之
道徳力の充実をめざす経営力とは
宮崎 正康
活用型学力づくりをめざす経営力とは
平澤 香
新しい総合学習をめざす経営力とは
内藤 守
小学校英語の発展をめざす経営力とは
渡邉 時夫
授業と部活の両立をめざす経営力とは
長野 藤夫
学校行事の充実をめざす経営力とは
今村 信哉
“特色ある学校づくり”と教育課程編成のポイント
校長として考える
小川 崇
校長として考える
手塚 文雄
教頭として考える
上野 昌弘
教頭として考える
近藤 一彦
教務主任として考える
原田 幸俊
教務主任として考える
鈴木 康一
“特色ある学校づくり”と学校評価ガイドライン
特色づくりは学校評価の重点化から
藤井 佐知子
特色ある学校評価指標づくり
坂野 慎二
目標の見直しと活動の振り返り
長南 博昭
こんなのあり? “特色ある学校”とは
レーダーチャートで授業力アップ
志水 廣
心をひらく学校―沖縄県那覇市立宇栄原幼稚園・小学校(横山芳春校長)の学校づくり―
狩野 浩二
教育の質向上を目指す英国のスペシャリスト・スクール
青木 研作
保護者が信頼する“特色ある学校”の条件
小規模校のよさを生かした特色ある学校づくり
大森 隆雄
生徒たちに学校での居場所をつくる
宮村 誠一
地域と共に「生きたつながりの創造」を
佐藤 進
「ファミリーリテラシー」向上を支援する学校
森 保之
NIEで“言語力up”の教育活動をつくる (第10回)
新聞の比較読みを重視したNIE
小原 友行
〜広島県広島市立安佐北中学校・高等学校〜
食育ネットワークで学校をもっと楽しく (第10回)
摂食・えん下障害児支援のために
五藤 泰子
“反徳目主義”の道徳授業―その虚像と実像 (第10回)
道徳教育充実のために不可欠な道徳教科書の作成
石井 昌浩
教育思想の温故知新―日本の古典に学ぶ (第10回)
熊沢蕃山に学ぶ(その1)
梶田 叡一
最強の反教師論―文句あるなら出てこい (第10回)
いじめをなくす努力をしているか?
戸田 忠雄
学力・授業力upにつながる学校評価マネジメント (第10回)
校長が学校を変える(2)
千々布 敏弥
指導主事は授業のどこを見ているか (第10回)
活用という名の呪縛
間嶋 哲
新しい学校経営ウオッチング (第10回)
九年間の責任をもつ
中西 茂
教師の気になる言動―止めさせる効果があるアプローチ (第10回)
「あなたは大切な人間」というメッセージ
鈴木 健二
〜生徒指導編(2)〜
戦後教育問題史―あの時代は何だった? (第10回)
「学校と地域 手を取り合って」を実現するために
勝方 信一
編集後記
樋口 雅子江部 満
日本語と英語で学ぶ“ことわざ” (第10回)
習うは一生/団結は力なり
加藤 宣行池田 紅玉

編集後記

○…新指導要領への改訂作業が遡上にあがった時、「ゆとり教育から、確かな学力」ということで、基礎基本が大事にされる、つまり、まあ一口にいえば、詰め込み教育の復活だ―という受け止めもあったようです。

 そのような風潮を受けてか、昨年の今頃までは、100マス計算的な学習が流行っていましたが、PISA型学力調査の結果も影響しているのでしょうか、習得型と並んで、活用型学力の形成が、大きく話題になってきています。

 また、新指導要領・総則の解説には、

 「生きる力はぐくむ各学校の特色ある教育活動の展開」ということがうたわれ、

 「創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で、基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力を育むとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かす教育の充実に努めなければならない」

 ということが記されています。

 本号は、09年度への新学校計画を推進していく上で、どういうところに傾斜をかけていけばよいのか、様々な角度からの情報を提供したいと願いました。

(樋口雅子)

○…全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果公表をめぐって新聞論調が二つにわれているようだ。「毎日」は公表の在り方に慎重、「朝日」も同様、これに反し賛成なのは「読売」や「日経」「産経」などの各紙だ。専門紙の日本教育新聞は社説で「指導改善につながるか疑問」と題して、次のような主張をしていた。そもそも今回の全国学力調査の目的は、指導改善に役立てることにあるのではないか、と実施要領の目的を問いかけ、公表すれば「競争の激化をあおる」「序列化に結び付く」懸念に結び付くと主張していた。特に「平均点の発表には意味がない」として、「知識習得型のA問題と知識活用型のB問題、それぞれの結果を分析しなければならない」として、それなしに「単に平均点だけ見ても、学力向上等や指導改善には結び付かない。知識習得型は高くて、知識活用型は低い学校が、無関係に反復繰り返しに力を入れたとしたら、目指すべき学力としての活用探究には及ばない」と強調している。

○…筆者は学力調査に賛成である。もちろん公表にも。

(江部 満)

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