- 特集 実はきちんと教わったことがない?!跳び箱の正しい「補助スキル」
- 【提言】跳び箱運動学習における補助の必要性
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- 跳び箱の「補助」で,できる子を増やそう!安全で効果的な補助のための教師の心得4か条
- 「ここまでできたら補助できる」を見極める/<切り返し系>着地まで補助を続ける/<台上前転>助走の動きに合わせる/ぐっと跳び箱に近づく
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- 6年間で習う跳び箱の技一覧/系統と学年別指導ポイント
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- 跳び箱に必要な基礎感覚をつける「感覚づくりきょうだい運動」
- 運動アナロゴンに基づいた「感覚づくりきょうだい運動」とは
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- 跳び箱を使わない「感覚づくりきょうだい運動」
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- 跳び箱を使った「感覚づくりきょうだい運動」
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- 知っておきたい跳び箱運動の補助の基本
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- 技系統別でビジュアル解説 跳び箱 効果的な教師の「補助」
- 切り返し系(開脚跳び,かかえ込み跳び)
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- 接転系(台上前転,伸膝台上前転)
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- 翻転系(頭はね跳び,首はね跳び)
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- 子どもの「お手伝い」(翻転系/頭はね跳び,頭つき逆立ちからブリッジ,お手伝い頭はね跳び)
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- 跳び箱運動でやってはいけない補助と跳び箱運動での事故の実態を踏まえた安全対策
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- 協働的学びをつくる! 跳び箱 子ども同士の「お手伝い」
- 接転系の技で「見合う・教え合う」お手伝いのポイント
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- 翻転系の技で「動きを見合う,教え合う」お手伝いのポイント
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- 「馬跳びで上達し合う」お手伝いのポイント
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- 「タブレットを活用した」お手伝いのポイント
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- 跳び箱技別学習カード
- 解説
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- 開脚跳び
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- かかえ込み跳び
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- 台上前転
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- 伸膝台上前転
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- 頭はね跳び
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- 【特設】マラソン大会シーズンの持久走指導
- 「心地よく」「楽しい」持久走の授業づくりの秘訣―持久走嫌いは小学校での不適切な指導の結果で生まれている!!―
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- アイデア1
- 持久走を「長く続けられなければならない運動」から,「長く続けてみたい運動」へ!―学習評価を変えれば,子どもの意識も変わる―
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- アイデア2
- ハートレートモニターを活用した授業実践
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- とってもビジュアル!体育授業写真館 (第106回)
- うごきの花を咲かせよう! 仲間と楽しむ表現リズム遊び
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- 教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第70回)
- 低学年/ボールゲーム
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- 〜よく見て,走って,パスしてナイスシュート!!〜
- 中学年/ゴール型ゲーム
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- 〜セストボール〜360°空いているところに動いてシュート〜〜
- 高学年/ボール運動
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- 〜速攻で得点に結びつけるバスケットボール〜
- 学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第70回)
- ○スモールステップ化された教材 ○できた,できないが明確な教材 ○役割分担
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- 小学校体育で育むべき「基礎感覚・技能」はこれだ! (第22回)
- 「ボールの投捕」
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- 〜基礎感覚・技能:ボールの投捕 教材:投げ上げキャッチ,キャッチボール,かべぶつけ,はしごドッジボール〜
- 体育×ICT レベルアップ活用術 (第10回)
- 「Class Cloud」で多くの仲間と共に学ぼう!
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- 子どもの問いをグングン引き出す!目からウロコの教材開発 (第10回)
- 中〜高学年「SMILE AGAIN ジョギング」
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- 運動が苦手な子も一気に巻き込む体育授業マネジメント術 (第22回)
- みんなで楽しむ・のびる長なわ跳びのコツ
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- 〜今月の教材「みんなで成長を実感できる 長なわ跳び(連続跳び)」〜
- 子どもを授業にグッと引き込む!超オモシロ導入ネタ (第10回)
- ボール運動系〜「反射的」から「意図的」な攻防へと誘う導入アイデア〜
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- 〜「あっちむいて,ポイ!」をやってみよう!〜
- 図解でわかる!体育授業の必須スキル (第10回)
- 学習カードを有効に活用するにはどうすればいいですか?/板書を有効に活用するにはどうすればいいですか?
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- 体育授業の悩みを解決!オンライン相談窓口 (第16回)
- 低学年「体つくり運動遊び」において大切にしたいポイントは?
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- クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第34回)
- ターコイズ part1
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- 編集後記
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編集後記
「開脚跳びで4段程度が跳べる」。小学生と教師の目標の一つではないでしょうか。
跳び箱運動は,鈴木弘之先生が提言してくださっているように,けがへの恐怖心を解消し,動きの理解を進めないと,できない動きを繰り返すことになります。
これには補助が有効な手立てとなります。しかし,学校現場の人手不足,若い先生方の増加,多忙など,さまざまな要因から,運動の補助の方法がわからない,運動している子どもに手を出すのが恐い,という声をよく聞きます。実技講習会でも,跳び箱運動の補助の講習は初めてという先生がたくさんいらっしゃいます。
本号では,けがなく安全に跳び箱運動の補助ができるように,その概論と,小学校で学習する各技について,詳細に補助のポイントを解説しています。
また,易しい動きから経験を積み重ねられるように,「感覚づくりきょうだい運動」にもページを割いて,跳び箱を必要としない感覚づくりの運動から,跳び箱を使う運動までをわかりやすく解説しています。
目の前の子どもに合わせて,感覚づくりから取り組み,全ての子が達成感を味わえる跳び箱運動の授業を実践してください。
/平川 譲
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