心を育てる学級経営 2001年8月号
自分の「勉強法」をデザインさせる

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心を育てる学級経営 2001年8月号自分の「勉強法」をデザインさせる

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ジャンル:
学級経営
刊行:
2001年7月
対象:
小・中
仕様:
B5判 86頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 自分の「勉強法」をデザインさせる
提言・間違った勉強法・上手な勉強法
わかりやすい勉強法を
市毛 勝雄
楽しい勉強法を見つけよう
柴田 義松
「勉強法」確立のための学び方を身に付けさせよう!
加藤 明
「よい詰め込み方」のすすめ
鶴田 清司
自分の「勉強法」をデザインさせる―助言のヒント
「いつまでに、何をどれだけやるのか」を明確にして、学習継続システムを設計せよ
大堀 真
客観的なデータを取らせる
駒井 隆治
キツネの知恵とタヌキの体力
石川 晋
学級会で「勉強法のコツ」の情報交換
「勉強のコツ」の意識化を図る
桜沢 修司
子どもたち自身で見つけだす
柳田 良雄
勉強法の発表会を開く
村上 正子
授業の上手な受け方で「勉強法」がわかる
学習方法は「伸びる条件」を意識せよ
下山 真二
授業を家庭での「勉強法」にタイアップさせる
古川 光弘
あふれる情報の操作法を鍛える
篠原 京子
予習や復習を「勉強法」に上手に生かしたい
教科書の復習を徹底的にさせよ
高橋 勲
「モノ・時間・内容」で、自分のスタイルを作れ
奥 清二郎
中学国語の予習・復習はノートと音読で
田辺 泰
勘違い「勉強法」のアレコレ
回数重視の漢字練習法は誤字を記憶させる
酒井 武男
教科書は、優れた参考書と問題集
平間 晃
建て前をなくして弾力的に
国府田 祐子
徹夜すれば成績アップ?
品川 正
ノートを生かした教科別「勉強法」のすすめ
効果の上がる国語科の勉強法
伴 一孝
効果の上がる社会科の勉強法
吉田 高志
効果の上がる算数・数学科の勉強法
木村 重夫
効果の上がる理科の勉強法
岡田 篤
効果の上がる英語科の勉強法
瀧沢 広人
小特集 夏休みの教師修行
先輩からの教師修行のすすめ
今、一番やりたいことをやってみる
有田 和正
子どもたちの力を引き出す授業創造のために
菊池 乙夫
他律による自律のすすめ
野口 芳宏
当事者性を確保した研修をする
大森 修
出かけよう、交わろう
杉田 知之
私の教師修行
師を持ち、師を追い続ける
増川 正志
二つの評価基準は教師修行の指標である
雨宮 久
向山洋一氏の講座に参加し続ける
菅原 光敏
教師修行への道しるべ
浦崎 隆徳
学校の研究授業、サークルの模擬授業で学ぶ
中谷 康博
国際ボランティアの体験を授業で伝える
大場 寿子
「当たり前」を継続してこそ
佐藤 正寿
生き生き学級活動
決め手は、“ちょっとしたアイデア”!
戸田 正敏
学級集団への励ましの言葉
存分に私事を分かち合う学級集団
豊田 ひさき
学級の集団機能をどう立て直すか/小学校 (第5回)
乗り越えさせてやること、そこに教育の場がある
河田 孝文
学級の集団機能をどう立て直すか/中学校 (第5回)
進路指導をグランドスキルで統合する
長野 藤夫
子どもが熱中する「学習システム」 (第5回)
「向山式係り活動システム」で豊かな学級文化を創る!
岡田 健治
サークル自慢 (第5回)
お江戸の銀座で楽しく例会
桜木 泰自
13年間の実績から新しい活動へ
西村 一夫
学級の人権総合学習 (第5回)
人権総合学習のカリキュラム
長尾 彰夫
学級の裏文化 (第5回)
ある母の裏文化
向山 洋一
学級の社会学 (第5回)
多動児のいる学級づくり
明石 要一
編集後記
江部 満

編集後記

〇…『勉強嫌いに誰がしたのか』という本の中に、子どもが勉強しない国に未来はない」という章があり、ハッとしました。さらにダメ押しといえる文章がありました。「行政は教育に関わる多くの問題の原因をあまりにも単純に受験や勉強のしすぎであると決めつけることによって、大学入学者の選抜方法を多様化し、学習内容と授業時間を削減するという政策を際限なく採り続けてきた」「子どもたちの心と身体を蝕んできた本当の原因である画一的で安上がりな監視教育を改め、少人数クラスと教科書を自学自習用にするという真の改革をするべく国民が声を上げる時である」とありました。

〇…本特集で「勉強法」を取り上げたのはこんな問題意識もありましたが、これまで「勉強法」が正面から議論されたことがなかったからです。間違った勉強法ではいくら努力しても成果が上がらないと言われています。まさに勉強の成果は方法によって大きく変わるのです。

〇…自分の「勉強法」をデザインすることは、自分の考えを具体的な形や方法で実現させることだ、と言われています。『超勉強法』の著者・野口悠紀雄氏はうまく勉強すれば成績が上がるとして、次の四つの理由を上げています。(1)勉強ができないのは、能力が低いからではなく、勉強のやり方に問題があるからだ、(2)多くの人に適用可能な適切な勉強法が存在する、(3)適切な方法を用いると勉強の成果は顕著に上がる、(4)試験の点数を上げることだけが目的ならかなり容易にできる。

〇…本号は効果の上がる「勉強法」について考えてみたいとする特集です。

(江部)

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