- 特集 子どものメッセージの受けとめ方
- 提言・「子どもの事実」をどう受けとめるか―いま教師が問われていること
- ケアリングの提供者
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- プロとして子どもの事実をつかむ
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- 子どものありのままを受けとめ、授業で変えていく
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- 「子どもの事実」についての受けとめ方と教師の感性
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- 子どものメッセージを受けとめる機会と場
- 心身の健康状態、出席状況、登下校
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- 授業中の学習態度、学習内容の理解度
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- 休み時間、友人関係、遊びの内容
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- 給食時の偏食、マナー
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- 特活時の役割分担、自己表現
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- 不平、不満の解消
- みんなと同じにできないのは訳がある
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- 不平、不満を処理するシステムが必要
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- 生徒の不平、不満を察知する
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- 「わからない」「できない」のつぶやき
- つぶやき以前のサインにどう対応するか
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- すぐれた教材などから学び続ける
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- 一年生の「できない」心理をつかむには
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- 「自分を大切にする心」を導く
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- 何もやらないことが、「わからない」「できない」というメッセージである
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- 注目を引こうとする子ども
- 注目を引くことをプラスに転化する
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- 「存在感のもてる場」の確保
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- 「教師修業のチャンス」と思え!
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- 無気力な子ども
- 基本は「授業」である
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- 無気力な子を巻き込むように、授業を工夫していく
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- TOSSに参加する教師が無気力生徒を変えた
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- 反社会的な行動をする子ども
- ケース・バイ・ケースで対応
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- 自己顕示欲を抑えつけない
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- 授業でしかけ、授業でつかむ
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- 行動の背後にある真意を
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- 小特集 予習・復習の充実を図る―私のアイデア
- 「遊び心」をくすぐる
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- 教科書を学ぶシステムをつくる
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- 授業につながることを
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- 復習の課題にひと工夫
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- 授業で体験させる
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- 三年間の復習=受験勉強を効果的に!
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- 連続特集 基礎学力の保障に挑む
- 向山型で基礎学力を保障する
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- 「読み・書き」の学習
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- 読書と音読、漢字と計算に力を入れる
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- 生き生き学級活動
- 「パズル」のような学級をめざして
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- 心を育てる言葉かけ
- 聞くこと教えること
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- サークル自慢 (第6回)
- 三年間で激変したサークル
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- 二人のメンバーでセミナーを行ったサークル
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- 担任の子どもの「実力」を見抜く法 (第6回)
- 精神的に本当に強い子の実力
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- 授業につまずいている子への助言 (第6回)
- 漢字の反復練習を見直す
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- 「家庭教育」を学校でどう問うか (第6回)
- 「孝」について考える(上)
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- 続・子どもウオッチングの技術 (第6回)
- 遊び論―その1
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- 〜遊びの教育的な意味〜
- パフォーマンス・トレーニング (第6回)
- 「数字」を使って具体的に話す
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- 編集後記
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編集後記
〇…子どもの「メッセージ」を神様の声だと受けとらない教師が多い、と向山洋一氏は言っています。そういう教師は、「できない」ことを子どものせいにしたり、地域のせいにし、さらには文部科学省のせいにし、教科書のせいにしたりすると言っています。こうした教師では、授業の腕が上がることはないとも明言されています。
〇…例えば、向山氏の新卒の時、「跳び箱指導であれこれの工夫を子どもたちは次々とはねつけ、全く変化しないので、『思い切り跳ばなかったら蹴飛ばすぞ』とおどかしても子どもたちは変化しない。子どもが示す次から次への拒否。『できないよ』『わからないよ』という声と態度と事実。それは神様のメッセージだ。自分の悪さの反映だと思えば次の工夫が出てくる。メッセージを謙虚に受けとめていけば、克服できる」。そうして向山氏は次々と工夫をし、次々と拒否され、さらに次々と工夫していったそうです。(『社会科教育』二〇〇一年三月号から)
〇…確かに授業の腕を上げる可能性のある教師は、「子どものメッセージ」や「子どもの事実」を神様の声としてとらえ、自己の非を謙虚に省みる思想の持ち主かもしれません。能力のない人間は「出来事」の存在さえ気づかないと言われています。力のある人間は「出来事」には気づくが「速い解決」ができないとも言われています。向山氏は原理・原則に基づく速い処理こそ大切であり、「統率力」という能力を身につけるべきだと主張されています。
〇…新しい学力観が提唱されて以来、教師は支援者、援助者たれと言われてきましたが、「統率者」たり得ない教師は、支援者にも援助者にもなり得ないのではないでしょうか。
(江部)
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- 明治図書