- 特集 子どもが力を出す係活動のアイディア
- 提言・子どもが力を発揮する係活動とは
- 係活動で当てにされる
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- 子どもの個性が生きる係活動を
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- やる気を引き出す
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- 大人も子どもも原理は同じである
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- 「新聞係」で子どもに力を発揮させる
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- 子どもが力を出す係活動のアイディア―低学年
- 安心感と満足感が活発な活動を生む
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- 教師主導で「イメージ」「システム」「アイテム」を教える
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- 低学年でも「当番」と「係り」の活動を明確に分けて行う!
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- 子どもが力を出す係活動のアイディア―中学年
- 三つのステージを意識して
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- 続々とスターが生まれる会社活動のアイデア
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- 子どもの裏文化を係活動にする
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- 子どもが力を出す係活動のアイディア―高学年
- 動かない係への関わり
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- 思春期の子どもの特性を踏まえ、意味ある活動を
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- やりたいことをやりたい人がやり、学級全体にも広げさせる
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- 子どもが力を出す係活動のアイディア―中学校
- ほんのちょっとした働きかけで中学生も係活動に力を出す
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- イベントには「自由選択制」を導入する
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- 他愛ない特典を提示する
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- 係活動も《やりたい人が、やりたいときに、やりたいことをする》という原則を貫く
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- 係活動の原則も向山洋一先生の「子どもを動かす法則」である
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- 係活動が停滞している時、どう助言するか
- ほめ続けよ そして時間と活動を与えよ
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- マイナーチェンジを勧める
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- 「活動報告の場をつくる」「よい活動をほめる」
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- 時間を確保する・ほめる
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- 係活動に参加しない子どもへの対応の仕方
- 学級会で話し合い、みんなで見守っていく
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- 細分化して活躍の場をつくり、ほめ続ける
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- 子どもの得意なことを表現させて、係活動を盛り上げる
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- 係活動は自分達で作っていく
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- 係活動に協力しない子どもがいる時どうするか
- 裏文化であることを尊重しつつ対応する
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- 教師の評価と社長の活動報告が特効薬だ!
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- 簡単なチェックシステムで子どもを動かす
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- 係に子どもをあわせるのではなく、係を子どもにあわせる
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- 楽しいクラスをみんなで創る (第7回)
- 学校生活を思い切り楽しんでいるエンジェル軍団
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- 心を育てる言葉かけ
- 子どもに「ありがとう」と言う
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- 10月の仕事
- 給食時間を楽しくするコツ
- 一日のうちで一番のリラックスタイム―幸せな時間に
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- 残してよいと安心させるところから始まる
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- 給食の時間は、貴重な話し合いの場である
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- 「苦手の克服」への適切な助言
- 技術的助言と「百回のお話」で子どもの意欲を引き出す
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- 目安を示し、励ましつづけること。教師は、エピソードを知っておかなければならない。
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- 担任の体験談と成長曲線と努力のつぼ
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- 「力のある資料」で命の授業を創る―小学校 (第7回)
- 蛇が司る森の文明〜森の命の循環〜
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- 「力のある資料」で命の授業を創る―中学校 (第7回)
- 「命を賭ける」を授業する(1)
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- 母親失格 (第7回)
- 揺れ動く子どもの心……その時親として……4
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- ネット時代の心の教育 (第7回)
- 胸が熱くなる思いをした人間は、命を大事にできるようになる
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- モラルジレンマで道徳の授業を変える (第7回)
- モラルジレンマを絵で訴えるB
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- 酒井式で子どもの絵が変わる (第19回)
- 念願のシナリオ「裸の王様」完成!
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- 変容する子ども世界 (第7回)
- 生活者としての子ども
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- 編集後記
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編集後記
○…学級経営における組織として、係活動を筆頭に生活グループ活動、学級会運営活動、当番活動などが考えられています。特に居場所のある学級づくりとしての係活動は「この学級に居ることが楽しい」と感じさせることが大切だと強調されています。
○…そのためには子ども一人ひとりに「出番」をつくる必要があり、自分たちの学級をつくるという自発的、自主的なさまざまな活動を展開する必要が強調されているわけです。例えば教師は係の組織づくりとして(1)魅力ある学級イメージの共通化を図る、(2)子どもたち自身から学級づくりに貢献する係活動の発想を持たせる、(3)みんなで協力できる係を生み出す、などが期待されています。
○…さらに、係活動を通して一人ひとりに確かな力を育てるために、日頃から「励ます」ことが大事だと言われています。特に(1)協力してよりよい生活を創ろうとする態度の育成、(2)自他の「よさ」を生かして、自主的に活動する態度の育成、(3)計画を立て、見通しを持って活動する態度の育成など(『学級経営実践チェックリスト』から)。
○…係活動を活発にするために、これまでにもさまざまな工夫が凝らされてきました。自由編成方式などその代表的なものでしょう。この方式は子どもの希望を最優先させることです。自分たちで計画を立て、実践を残していく、同時に学級への貢献を認め合っていくものです。さらには掲示板の活用、応用で各係の活動状況を知らせるなども工夫されています。
○…本号は「係活動」の活性化を願ってさまざまなアイディアを集める特集を組みました。
(江部 満)
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- 明治図書