- 特集 学級をまとめる「統率力」を見直す
- 提言・学級をまとめる「統率力」とは何か
- 統率力がなければ子どもは動かない
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- 責任観念がある教師だけが、真の統率者である
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- 高度な知能を必要とする技能
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- 子どもへの責任を果たすことが統率の原理
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- いつでも「黄金の3日」に立ち返れ
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- 実践検討・学級に共通の目標があるか
- 集団を統率するには目標は必要である。問題はいかにスローガンに終わらせないかである。
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- 教師の「志」に負うところが大きい
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- 勝つことよりも大切なことがある
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- 実践検討・目標達成のしくみがあるか
- 目標達成は、ほめることから始まる
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- 係活動で楽しい学級をめざす
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- しくみがある・ないでは、天と地ほどの差
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- 実践検討・学級集団をどう動かしているか
- 子ども集団の教育力を最大限に生かす
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- 統率の原則を学び、実践で技能をみがく
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- 生徒をほめるのは簡単ではない
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- 「統率力」を生かした成功実践―小学校
- 自分の得意分野で勝負する
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- 「目線」「目力」の技能が「統率力」を機能させる!
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- 児童会活動で子どもの自主性を育む統率の原理を踏まえ、アルミ缶回収活動を活性化させる
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- 子どもの不満の声を受け止める強さも統率力である
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- 「統率力」を生かした成功実践―中学校
- 妥協しない、覚悟を決める、生徒を信じる
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- 統率力とは対決力ではない
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- 子どもを引きつけるための工夫―小学校
- 一日中子ども一人一人のことを考え、声をかけ続ける
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- 統率力は授業の中で発揮すべきである
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- キーワードは、「教師の色」
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- 子どもを引きつけるための工夫―中学校
- 「父性としての厳しさ」と「まず受け入れるゆとり」をもつ
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- 引きつけようとしなくても、生徒が引きつけられるようにする
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- 楽しいクラスをみんなで創る (第9回)
- 笑顔がいっぱい! 仲良し1年生!!
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- 心を育てる言葉かけ
- 心ある言葉で相互交流を図ろう
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- 12月の仕事
- 子どもの成長がわかる保護者会での説明の仕方
- 児童の事実を示す
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- 「事実、数値、比較」で成長を伝える
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- 保護者が安心する会をつくる
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- 二学期の学級経営をチェックする
- 個別懇談に合わせ重要事項をチェック
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- 「仲間づくり」の点検は、この方法で!
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- 自分のクラスに誇りを持たせたか
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- 「力のある資料」で命の授業を創る―小学校 (第9回)
- 安易な動物愛護を乗り越えて(1)
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- 「力のある資料」で命の授業を創る―中学校 (第9回)
- 「黒四ダム」を授業する(1)
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- 母親失格 (第9回)
- 近未来に夢を持てた時代と夢を奪われた時代
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- ネット時代の心の教育 (第9回)
- コシヒカリで「あきらめず工夫し続ける生き方」を教える
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- モラルジレンマで道徳の授業を変える (第9回)
- モラルジレンマを絵で訴えるD
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- 酒井式で子どもの絵が変わる (第21回)
- 貼り絵の根本がわかる「どんぐりと山猫」
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- 変容する子ども世界 (第9回)
- 「自分らしさ」を超えて
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- 編集後記
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編集後記
○…東京都教委は実際の授業の場面において発揮されるものを「授業力」ととらえ、その構成要素を六つに整理しています。中で注目される力に「統率力」が指導技術や教材開発力などと同様に位置づけられているのです。
○…「統率力」が指導とどのように関わるのか不思議に思う教師が多いのではないかと大森修氏が提起されています。しかし、真剣に子どもの動かし方で悩み、苦しんだ経験のある教師ならば、「統率力」と聞いて合点がゆくはずだ、と解説し、さらに学級崩壊という事態は、「統率力」のない教師には立て直すことが出来ないと厳しい判定をされています。個としての動かし方と集団としての動かし方など統率力の無い教師とそうでない教師とでは雲泥の差がつくとまで指摘しています。
○…向山洋一氏も「本当に学力を伸ばすプロ教師の指導法」として、授業力、教育力とともに「統率力」を挙げ、教師技量の三原則としています。さらに統率のためには、どうしてもやらなければならない三つの段階があるとして、(1)共通の目標をつくる、(2)目標を達成するしくみをつくる、(3)子ども集団を動かす、を挙げています。
○…クラスの全員が共有できる目標をつくるためには、教師自身の「志」に負うところが大きいと向山氏は言います。そのためにも教師には「がき大将」の如き能力が必要だとも言います。「うちのクラスの子は何もやらない」と嘆く前に、教師自身が子どもを動かせないという事実を認めるべきだとも強調しています。
○…本号は改めて学級をまとめるための「統率力」を実践に即して検討していただく特集です。
(江部 満)
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- 明治図書