- 特集 小さなトラブル→大事件にしない危機管理
- 巻頭論文
- 日頃からの準備が大事
- /
- 怪我をした時
- /
- 骨折
- /
- 永久歯の怪我
- /
- 校内の器物破損事件
- /
- クラス内でのけんかのこじれ
- /
- 子どもがいなくなった時
- /
- 校外での遊びのトラブル
- /
- 大規模なけんか
- /
- 他のクラスの子とのけんか
- /
- 他の学年とのトラブル
- /
- 校外学習でのトラブル
- /
- 学校外で器物破損
- /
- いじめが発覚した場合
- /
- 不登校になりそうな場合
- /
- 物を隠された子
- /
- 物をとられた子
- /
- 中学校 校内での暴力事件
- /
- 中学校 器物破損
- /
- 携帯サイトでの事件
- /
- 高校での諸事情
- どんな場合でも、コミュニケーションを取ることが大切!
- /
- 問題を発見したらすぐに行動することだ
- /
- 男の先生と、女の先生
- 空白禁止の原則
- /
- TOSSデー報告
- /・・
- おすすめグッズ・整頓術
- /
- 巻頭言
- 女教師は2倍悩んで追い詰める
- /
- 男教師から見た“…ですよね”女教師論
- 私の人生を変えてくれた女教師
- /
- あの方に聞きたい本音の話
- 小嶋悠紀氏 若さに甘んじることなく突き進むTOSSの寵児
- /
- 〜小嶋悠紀〜
- 辛口の応援歌―男先生からみた“女先生の教師修業”
- トラブルは、成長の糧になる
- /
- あの頃は若かった―ベテラン教師の若いとき
- 算数問題解決学習と出会った日、研究主任としての任務を全うしなければならなかった
- /
- すぐ使えるイラストページ
- 夏休みのおたよりカット
- /
- 夏休みの作品展の見出しと名札
- /
- 学年別・今月のおすすめ指導
- 夏休みあけのおすすめ授業
- 1年生/最初で全員を巻き込む
- /
- 2年生/詩の音読で声を出そう
- /
- 3年生/楽しい活動でスタート
- /
- 4年生/オノマトペで楽しく
- /
- 5年生/一気に夏休みモードを払拭する
- /
- 6年生/手本を示して思い出す
- /
- 中学生/復習の大切さを教える
- /
- すぐ使えるファックスページ
- 2学期の学力づくり
- 1年用/1学期算数の難所をチェック!
- /
- 2年用/繰り下がりの計算の説明を全員できることも大事な要素
- /
- 3年用/あまりのあるわり算をマスターしよう!
- /
- 4年用/わり算の筆算のアルゴリズムと補助計算の確認から始める
- /
- 5年用/既習事項の弱点を補って基礎力アップ!
- /
- 6年用/移行措置問題で力をつけよう
- /
- 名作からの心の教育
- 低学年・中学年/「賢者の贈り物」から思いやりについて考える
- /
- 高学年・中学校/エルトゥールル号事件から国や時を超えた友情について考える
- /
- 女教師・学校を動かす術
- 教務主任日記
- /
- 〜職員室の黒板に下校時刻や会議開始時刻を明記する〜
- 生活主任の気配り
- /
- 〜具体的な事実をつかみ指導に生かす〜
- 学年主任の学年マネージメント
- /
- 〜学年団経営は、学級経営の視点で取り組む〜
- パワーと秘策で学級を立て直す
- 荒れた学級を立て直す五大原則
- /
- センスある女教師を目指して
- 子どもが「私たちの先生が一番!」と思えるような存在であるために
- /
- 女子学生ただいま教師修業中
- 仲間と共にあこがれを追って
- /
- 子育て奮戦記
- 娘語録に我が身を振り返る!
- /
- 中学女教師・腕力なき指導を目指して
- 押さえどころと共通理解と
- /
- 女教師はまたまた見た
- 一人が変わろうとすれば、みんなも変わろうとする
- /
- 保健室奮闘記 (第44回)
- 養護教諭TOSSデーが提起したものは実に大きいものがあった
- /
- 女教師喫茶室
- /
- 編集後記
- /
- 教室で絵手紙を描こう
- クレヨンのはじきを生かして
- /
巻頭言
女教師は2倍悩んで追い詰める
本誌編集長 石川裕美
毎日の授業、サークル活動、研修会、教材研究、校務の仕事、どれもこれもしっかりやりたいが、体が追い付かない。疲れがなかなか取れない日々が続く。健康な体でこそ、子どもたちに良い教育ができる。健康であればこそ、ちょっとの無理もして、仕事に取り組める。新しいアイデアや、授業の工夫もできるというものだ。
日々、重い体を引きずり鞭打って、仕事をしている。早寝をしようと思っても、ついつい遅くなる。そして、また疲れがたまる。延々と続く悪循環である。「休みなさいよ」という同僚の声も、実は辛い。できっこないからだ。
そんな時は思い切って、一日休むことだ。休みを取って、家の中でゆっくりすごそう。
休みを取る……ことが、実は女教師は苦手である。休暇を取っても、心は休まらない。サークルを欠席した。何か悪くて「すみません」を連発する。休んだのだから休めばいいのに、いつまでも悩んでしまう。休んでいるのに、追い詰めているのだ。体も心も、脳みそもみんな力を抜いて、休ませないと、いつか歯車は壊れてしまう。
どうすれば気持ちが切り替わるのか、気分転換ができるのか、自分でコントロールするしかない。たぶん、男性はその点、女性より上手なのかもしれない。
自分の大好きなことを見付けて、楽しい気持ち、夢中になる気持ちを取り戻そう。そうすれば、自然に仕事へのエネルギーがわいてくる。目の前の子どもたちの小さな良さが、目に飛び込んでくる。子どもたちの笑顔に気付いているだろうか? 自分の笑顔、気付いていますか?
-
- 明治図書