- 特集 習熟度別学習:ここがポイント!
- 新しい指導法の開発
- 多様な方式からの最適の選択
- /
- 自ら選んだ学習集団で確かな学力を
- /
- 学習の仕方を身に付ける少人数学習
- /
- 新しい評価法の開発
- 新しい評価方法を求めるのはやめよう
- /
- 毎日の評価の積み重ね
- /
- 奈良発 算数的学習法の評価のあり方
- /
- 新しい教材の開発
- 教材開発の視点
- /
- 個の実態や能力に応じた指導計画を
- /
- おうぎ形のまわりの長さ比べ
- /
- 算数Short story (第2回)
- インチキ占い師ズール
- /
- 授業力アップ! 今月の授業と評価
- 【第1学年】「8このおはじきゲーム」をしよう
- /
- ~いくつといくつ~
- 【第2学年】数え棒で繰り下がりを考えよう
- /
- ~ひき算の筆算~
- 【第3学年】3こずつに分けよう
- /
- ~わり算~
- 【第4学年】数え棒を使って解こう
- /
- ~わり算の筆算(1)~
- 【第5学年】長方形をかこう
- /
- ~垂直と平行~
- 【第6学年】通分をマスターしよう
- /
- ~分数のたし算・ひき算~
- イラストで分かるつまずき対策 (第2回)
- わり算―わり算の筆算
- /・
- 算数が好きになる問題
- 小学1年/さっかぁたいかいをしよう
- /
- 小学2年/どの魚がつれるかな?
- /
- 小学3年/暗号文をつくろう
- /
- 小学4年/もようづくりにチャレンジ!
- /
- 小学5年/金庫をあけるカードをさがせ
- /
- 小学6年/3÷4=1/□+1/△?
- /
- 算数授業奮闘記 (第2回)
- ミニ先生大活躍!!
- /
- 個に応じた発展問題事例 (第2回)
- 1年・なんばんめ/2年・長さしらべ/3年・かさしらべ/4年・わり算/5年・垂直と平行/6年・分数のたし算・ひき算
- /・
- 算数データランド (第2回)
- ワールドカップ
- /・
- 算数教育ホットニュース (第2回)
- 「少人数授業・習熟度別指導」は学力低下の歯止め策になるか
- /
- 予期しない子どもの発言にどう対応するか (第2回)
- 形がみえる?(3年・かけ算)
- /
- 九九81の1は?(5年・かけ算)
- /
- [あなたの授業,うまくいっていますか?]算数科授業改善のポイント (第2回)
- 何のために,誰のために学ぶの?
- /
- 算数を楽しくする教材・教具の開発 (第2回)
- ゲーム教材を使って楽しく算数!
- /
- 評価を活用した算数授業のあり方 (第2回)
- 学習評価への招待―指導と評価の一体化
- /
- 自著を語る (第2回)
- 『算数科教育の基礎・基本』
- /
- 特色あるサークル・学校の研究紹介 (第9回)
- 上越教育大学大学院
- /
- 編集後記
- チャレンジコーナー
- 折って納得!長方形使いこなし術
- /
編集後記
平成13年度から「習熟度別学習」が全国の小学校で実験的に導入されました。文部科学省は,教員のTT加配から少人数学級の加配へと教育政策を転換しました。実際,多くの学校で試みられていますが,未だよりよい方法が見つからないというのが現状ではないでしょうか。
少人数学級の編成を実施したところでは,子どもの人数が20名以下になり,子どもが活発に意見を述べるようになった,また教師としては子どもの様子をよく見ることができる等の肯定的な感想がみられます。反面,単純に学級を2分別しただけで,できる子どもとできない子どもの学力差は依然として残るという感想も見られます。また,本来のねらいである「習熟度別学習」のために学級を編成し直すことについてはまだまだ戸惑いがあり,多くの学校で実施できないでいます。
「習熟度別学習」を実施する上で,以下の問題点があげられます。
例えば,・親への理解が得られる手だて
・「習熟度別学習」のための学級編成の具体的判断資料
・学習形態の工夫
・担任と担任外の教師の進度の調整
・評価の方法と調整
・「習熟度別学習」の実際のカリキュラムと教材開発
・従来のTTとの違い
・「習熟度別学習」ではないが,少人数の学級編成による指 導のありかた
そこで,少人数学習を含めた「習熟度別学習」の問題点を整理して,具体的にどうすればよいかについて焦点をしぼってポイントを明確にしていただきました。
-
- 明治図書