楽しい算数の授業 2003年2月号
これだけは押さえたい学年末指導のポイント!

S222

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楽しい算数の授業 2003年2月号これだけは押さえたい学年末指導のポイント!

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ジャンル:
算数・数学
刊行:
2003年1月
対象:
小学校
仕様:
B5判 72頁
状態:
絶版
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目次

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特集 これだけは押さえたい学年末指導のポイント!
総論
再確認しよう,指導内容と育てる力
津田 健造
学年末指導のポイントとこんな問題で評価を
1年/ポイント
「数学的な考え方」なども視野に入れて
細谷 槙二
1年/こんな問題で評価を
「分かる・できる・用いる」をめざして
大原 剛
2年/ポイント
数や計算の意味を考えよう
永井 宏
2年/こんな問題で評価を
数学的な見方,考え方に重点をおいて
長嶺 祐介
3年/ポイント
次学年につながる基礎・基本の定着と発展
高畑 嗣人
3年/こんな問題で評価を
意味理解を重視した評価を
菊池 一章
4年/ポイント
学年末には算数好きを増やす工夫を
岩本 博行
4年/こんな問題で評価を
基礎・基本の徹底と興味・関心を高める
齊藤 寿清
5年/ポイント
「単位量あたり幾つ分」とその類推
森上 一美
5年/こんな問題で評価を
「単位量あたり幾つ分」の考え方を評価しよう
家田 廣久
6年/ポイント
算数学習の振り返りと発展を
池知 てるみ
6年/こんな問題で評価を
工夫して考える・考える楽しさ大発見
永野 由美子
算数Short story (第11回)
九九ができるカラスのクロウ
小西 豊文
授業力アップ! 今月の授業と評価
【第1学年】「数え棒取りゲーム」をしよう
高松 順子
〜100までのかず〜
【第2学年】長い長さの表し方を考えよう
蜂須賀 渉
〜100pをこえる長さ〜
【第3学年】筆算で2けたをかけよう
加藤 俊明
〜かけ算の筆算〜
【第4学年】図を使って考えよう
高鍬 利行
〜何倍でしょう〜
【第5学年】何倍かを調べよう
多田 一孝
〜割合〜
【第6学年】線分図を使って考えよう
加藤 嘉一
〜割合を使って〜
イラストで分かるつまずき対策 (第11回)
分数のかけ算
落合 康子蓬原 弘子
算数が好きになる問題
小学1年/どうやって,かぞえる?
野村 雅記
小学2年/三角形と四角形は,いくつ?
片野田 秀樹
小学3年/だれのおいもが重いかな?
片岡 寿夫
小学4年/テープの長さは何ピカ?
岩下 博成
小学5年/円周率に音階を当てはめて曲を作ろう
高森 淳史
小学6年/分数のかけ算のひみつ
池田 浩
算数授業奮闘記 (第11回)
テンポと一体感で「やったね!」
野田 美智子
個に応じた発展問題事例 (第11回)
1年・100までのかず/2年・100pをこえる長さ/3年・はこづくり/4年・何倍でしょう/5年・割合/6年・比とその利用
鈴木 詞雄山口 雅俊
算数データランド (第11回)
リサイクル(ペットボトル・アルミ缶)
児玉 宏之佐藤 純一
算数教育ホットニュース (第11回)
授業中の「関心・意欲」の評価をどのようにしたらいいのか
黒ア 東洋郎
予期しない子どもの発言にどう対応するか (第11回)
しきってなあに?(1年・たし算)
清水 久嗣
答えが見えるよ!(3年・かけ算)
児玉 宏之
[あなたの授業,うまくいっていますか?]算数科授業改善のポイント (第11回)
少人数指導の効果を上げるために―指導者を有効に活用しよう―
長谷川 雅枝
算数を楽しくする教材・教具の開発 (第11回)
分数板を使った楽しい授業
滝井 章
評価を活用した算数授業のあり方 (第11回)
学習評価への招待―算数的活動と教師の支援
矢部 敏昭
自著を語る (第10回)
『細案・略案で見る中学校新数学科授業プラン集』(相馬一彦・国宗進・長崎栄三編著)
相馬 一彦
特色あるサークル・学校の研究紹介 (第17回)
宮崎県山之口町立山之口小学校〈研究部〉
柿木 恵子田村 祥子藤田 政宏細山田 修
編集後記
チャレンジコーナー
重いサッカーボールを探せ!!
長田 裕一郎

編集後記

 3学期になり学年末となりました。この時期は指導と評価の総括にあたる時期でもあります。

 指導の総括という面で言えば,本学年のまとめとともに次の学年への基礎・基本の学力を保障していく指導の時期です。

 例えば,第1学年でしたら,たし算九九,ひき算九九の定着は欠かせないことです。それらは,第2学年のたし算・ひき算の筆算の学習では不可欠なことだからです。第4学年でのコンパスの使い方の習熟は,第5学年での四角形の学習でも必要な技能です。知識・技能のみならず,数の相対的な見方も必ず次の学年で使われます。 

 本号では,それら学年末の指導のポイントを考えてみました。

 次に,評価の総括という面で言えば,指導要録へ向けてのまとめの評価の時期でもあります。そのための資料として,評価テストが1つの方法として考えられます。

 ただし,この学年末の評価テストが単なる指導要録に記入するためのものでは,もったいないと考えます。

 つまり,評価テストは,子どもにとって確かな学力がついたのかどうかを評価するものでなくてはなりません。また,学年末の評価が,次の学年への指導の橋渡しとなるような評価テストでもありたいものです。

 以上,指導と評価の総括という視点から,この時期の指導のポイントを明確にしたいと考えました。

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