- 特集 現場の論議 見のがしていること あきれちゃうこと
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- 時間を守る教務主任守れない教務主任
- 向山洋一氏はいつも早めに終了した
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- 法則化教師会議デビュー! この会議は何時に終わるのですか?
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- 論議から見逃されていること
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- 「将来、学校の先生になりたい」と子供たちに言われたい
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- なぜサークルの論議はすばらしいのか
- 力のあるリーダー、実践家に事実を通した代案がもらえる。
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- 私の求めているものが、サークルの論議にある
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- 「緊張感」と「子どもの事実」がサークルでの論議を有意義にする
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- 「時間をかければよい」という錯覚から目を覚まさせてくれる場。それがサークルだ。
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- 研究会での論争
- 主事がほめた授業の裏側
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- 論争以前の問題
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- できない人がいることはしないというのが職員室という狭い世界でのならわしだ。
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- これからの教育界で大切な論点
- 『学校の戦略とアクションプラン』が大切な論点となる。
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- 「医教連携」
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- 教えるべきことは徹底的に教えるべし
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- ミニ特集 五色百人一首 我がクラスの盛況
- クラスがまとまるすぐれもの 五色百人一首
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- 学年逆転現象 ライバルを見つけ強くなる!
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- 五色百人一首でリベンジ!
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- 一年生から熱狂 そのための四つの留意点
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- どんな子でも熱中! 五色百人一首の魔力
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- 史上最強のコミュニケーション・グッズ
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- 五色百人一首は効果抜群!
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- イラストでみる「新教育課程」
- 赤ペンの入れ方 その1
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- 授業上達論 追補 (第132回)
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編集前記
▼本誌臨刊『教室の障害児』誌ついに発刊。大反響で、即日売り切れ店が続出。入手できなかった人も多い。翌日、直ちに異例の再版がされる。
▼日本で初めて、普通学級における障害児と、それに近い傾向を持つ子を扱った専門誌である。
教室には、十パーセント近くの「グレーゾーンの子どもたち」がいると推定されている。それを知らずに我流で対応して、反抗、反乱に出会い苦労している教師は多い。中には、教師を辞めたいと思っている人々もいる。
▼教師にも、子どもにも不幸な状態が、日本中どこの学校でも見られる。
教師に正しい知識がなく、正しい対応の方法を知らないためである。
年輩の先生の力づくの躾指導などの我流の方法は、事態を悪化させるだけである。
▼正しい知識と正しい対応の方法が分れば関係は改善される。
そのための、日本で初めての専門誌である。普通学級の教師のための『教室の障害児』誌である。専門部分は、東北大医学部附属病院の小児神経科医師、横山ドクターから全面的なバックアップをいただいている。
▼学校現場には、見のがしてしまっていることがある。どうでもいいことを熱心に論議して、大切なことをとりあげてないこともある。
▼例えば、教室での子どもの反抗行為。これを「家庭でのしつけ」のせいにしたり、「担任が指導してないから」ということがよく言われる。ヴェテラン教師がよく言う。
しかし、自分が担任してみると、もっとひどい状態になることが多い。
▼これは、真の原因を見のがしている場合が多い。本当の原因を見つけられないで、「井戸端会議」程度のおしゃべりをしているのである。解決すべきことがどんどん駄目になってくる。
▼ヴェテラン女性教師の中に、他のクラスのことに直接口をはさむ教師がいる
子どもの前で、担任をどなったり、自分の担任する子をけしかけたりする。
実に、おぞましいほど非常識な、知性の欠如したおばば教師だが、現実に存在する。
迷惑をまき散らし、学校中をひっかきまわして、自分ではいいことをしていると思っているのである。
▼このような教師に限って、どうでもいいことの論議に熱心であり、五分で終了する問題を三十分もかけてつっつきまわすのである。
▼会議での議論は、文化水準を示す。すぐれた学校とひどい学校では、話し合っている中身が異なるのである。
(向山)
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