- 特集 全科 特別支援を配慮する“黄金の一週間”
- 教師が学び、教師が変われば子供も変わる
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- 我が校の配慮する必要性
- 特別支援の方向がねじれ始めている
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- 「特別支援」「境界知能」の子供を把握する方法
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- 支援はより早く、より具体的に
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- 特別支援を配慮する一週間のポイント
- 一年間を見こした方針を教えて褒める
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- 最初の一週間のポイント10
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- 時計を見せて、授業を時刻で開始、終了。教師が時刻を守る
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- 負けを認めない子が変化するまで
- 遊びの中で負けを認める場面をつくる
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- 勝つこともあれば負けることもある
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- 計算力・漢字力を回復させる手だて
- 左利きの太郎は、右手で漢字を指書きしていた
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- 向山型漢字習得システムを構築する。
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- ユースウェアを教え、ほめ続ける
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- 教室掲示の注意点・教室騒音の除去
- 不要な情報は、取り除くことが一番
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- 教室を安心で安定した空間に!
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- 発達障害の子に優しい教室を
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- 時間割変更などへの配慮
- 安易に予定を変更してはいけない!
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- 変更への負担を減らす対応
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- 二つの事をするのが苦手な子への配慮
- どうやったら話を聞くことができるのか
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- 原則を使いこなせるように教師修業を
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- 全員が熱中する教材・教具、授業
- すぐれた教材を準備せよ。全員が熱中するように練習せよ。
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- 成功体験をゼッタイ保証する直写ノート
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- 発達障害があるA児を変えた一つの教具。それが『百玉そろばん』だった!
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- 医師とのつながりをつくる
- 早期発見・早期療育が最善の策
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- 校内協力システムをつくる
- すべての職員でする校内支援委員会
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- 図解 特別支援チェックポイント~入学時検診から卒業まで~
- 大切なことは、全体の「見取り図」を各学校で作ってみることだ。
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- 今ふりかえる、最初にやっておいて良かったこと反省したこと
- 最初で勝負が決まる
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- 優しくするのは後からいくらでもできる
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- ルールを明確に伝える
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- ミニ特集 少人数学級の効果と問題点
- 教師の「量の問題」と「質の問題」の克服が必要となる
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- 本人の自尊感情を満たす場であることが必要
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- 本質は授業であり、正しい対応である
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- 少人数学級よりも取り出し学習を
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- 「少人数学級→学力向上」の落とし穴
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- 少人数指導のよさを発揮するために必要なこと
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- 正しい方向で教師修業をすることが子どもにとって価値ある教師になるための一番の近道だ。
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- 授業の原則 (第1回)
- 『授業の腕をあげる法則』を再読せよ
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- 授業の力量をみがく (第1回)
- 教師が保護者を訴えた「衝撃」は他人ごとではない
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- ~TOSS教職員賠償責任保険に加入し活用しよう~
- 編集前記
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- グラビア
- セルフエスティームを育てる国語・算数学習、まちづくり活動 TOSS箱根合宿2011 2011.1.8~9 ほか
- 酒井式2011 (第1回)
- おとなが子どもになる元気なシナリオ
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- 全国ペーパーチャレラン (第227回)
- ルール・応募方法
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- ランキング・〈練習問題〉ABCチャレラン
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- さくらチャレンジ
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- 教科指導の基本
- 国語 (第1回)
- 一・二学年では徹底的に音読の練習をする
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- 算数 (第1回)
- 授業のテンポは教師がつくる
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- 理科 (第1回)
- ものを用意する
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- 社会 (第1回)
- 社会科単元導入時の授業展開
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- 体育 (第1回)
- 運動の原理と方法を明確にする立ち幅跳びの指導
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- 音楽 (第1回)
- 楽しく、力のつく音楽指導を目指す
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- ~子どもも教師も「音楽を楽しむ」ことがポイント~
- 生活指導 (第1回)
- 「流れの中で」教えて褒める。
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- 道徳 (第1回)
- 教える内容を明確化する
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- 英会話 (第1回)
- 基本をマスター! 誰にでも楽しくできる英会話授業
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- ~三つのステップで授業が安定するTOSS型英会話~
- 続・向山洋一を追って (第80回)
- [第59巻]『中学教師授業上達方法』(3)
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- ~「学校は何も教えない」・地に堕ちた公立小中学校の権威~
- 向山実践の原理・原則 (第205回)
- 「龍馬君の訴え」で、日本の教育を変えていこう
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- 特別支援の授業
- 日本最先端 翔和学園 (第1回)
- 共感的な会話を体感させる
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- 100名の教職員の校長として (第1回)
- 試練の連続から学ぶ①
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- 中学で生まれたドラマ (第1回)
- 自己肯定感の回復が一人の人間の人生を支えた
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- 笑顔で教えて笑顔でほめる (第1回)
- さあ、4月だ! 笑顔で楽しい授業を演出しよう
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- 医療連携での模擬授業 (第1回)
- 連携の本質を考える
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- 保護者・教師セミナーで訴えたこと (第1回)
- 教師の対応で子どもの人生が変わる
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- そうだったのかとわかった授業 (第1回)
- 「視覚優位」に対する本当の配慮とは
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- 社会貢献活動
- まちづくり活動展開中 (第1回)
- 協働で進める子ども教室
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- わが地域のまちづくり活動 (第1回)
- 人と人とのつながりが町を豊かにする
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- 食育・食卓教育 (第1回)
- TOSSの意図的・計画的・多面的な「食育」
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- 観光立国教育 (第1回)
- 観光立国教育は新しいステージへ
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- 子どものコミュニケーション能力を育てる郵便教育 (第1回)
- 他校との文通で子どものコミュニケーション力を育成する
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- 環境教育最前線 (第1回)
- 具体例を通しての学習こそ環境教育のポイント
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- 教科書・教具のユースウェア
- 算数教科書の使い方
- 奥が深い! 教科書通りの教える授業
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- ~まずは算数ノートを作り、毎日子どもの思考を考えながらメモすることから始めよう!~
- 算数スキルの使い方
- ユースウェアの根底を流れる思想を理解して正しく使う。
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- 五色百人一首の使い方
- 第一歩・10分間の「最初の指導」
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- スーパーとびなわの使い方
- 優れた教具を使うことで子どもたちに力をつける
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- ~それを支える緊張場面の設定・教師の言葉掛けが重要となる~
- 新卒時代*挫折をのりこえてきた (第1回)
- TOSSの仲間と学べるからこそ、乗り越えられた
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- A子が教えてくれた謙虚に学ぶ姿勢
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- 学生時代 (第1回)
- 【TOSS学生の授業修業】学生の間にTOSS授業技量検定二十五級を突破する。
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- 【TOSS学生の授業力】TOSS学生時代の学びが、教師人生を「魅力的」にする
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- ~授業の基本を身につけ、学級崩壊しない力を蓄える~
- 全国サークル案内 (第1回)
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- Free Way 読者のページ
- 編集長日記
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- セミナー案内
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編集前記
▼ADHD(注意欠陥多動性障害)、アスペルガー症候群(高機能自閉症)など、発達の凸凹がある子ども達がいる。
▼ゲーム脳、虐待など同じ症状を示す子も含めれば、一割近くいる。
▼更に、境界知能の子が十四パーセントいる。教室の二割はこのような子ども達である。地域によっては、更に三割、四割の子がそうだという場合もある。
▼中には、全校児童の八割がそうだという学校もある。谷先生はじめTOSSの教師はそのような学校に招かれとび入りで授業をしている。
▼学校が騒乱状態、教師の話を誰も聞いてないというクラスで、TOSSの教師はとび入りで授業をして、子ども達が集中する授業をしている。
▼学校のすべての教師が「どうしようもない」といっていたクラスで、授業を成立させているのである。
▼なぜ、普通の先生にはできないのか。なぜ、TOSSの高段者にはできるのか。
▼それは、次の二つを備えているからだ。授業の技量が高い。三十五級から始まるTOSS技量検定で、有段者となれば、段違いの授業力を持っている。もう一つは、発達障害について正しい知識理解を持ち、対応方法を百以上知っていて、しかも、それを実習の中で身につけてきたということである。
▼つまり「授業の力量」「発達障害の子の理解と対応力」が必要なのだ。この二つを修得していないと、クラスが崩れていく可能性が大だ。
▼クラスが荒れるのは、子どもの責任ではなく、九割以上、担任の責任である。
▼クラスが荒れると担任はつらい。学校へ行きたくなくなる。親から文句ばかりが届く。子どもが言うことをきかない。校長にも指導される。
▼クラスが荒れないためには新学期の黄金の一週間に、クラスの骨格を作ることだ。きちんとしたクラスのシステムが作れれれば、荒れるのを防ぐことができる。
▼最初の一週間、子どもが静かなのにうかれていると、いつしか騒乱状態になるのである。最初の一週間、どうすればいいのか特集した。
(向山洋一)
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- 明治図書