- 特集 遊び心ある“評価テストづくり”のヒント
- “評価テストの未来”って何をイメージする?と聞かれたら
- “評価テスト”で理解力を育てる
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- 評価テストよりパフォーマンス重視を
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- 「みんなちがって、みんないい」
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- ビギナーの疑問に答える:評価テストに関するQA
- 評価テストは学年で統一したほうがいい?
- 学習指導要領には「指導内容」の基準が決めてある
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- もちろん「YES」。更に、評価テスト(定期テスト)の作成のポイントも統一する
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- いつ・どのくらいの頻度でテストすればいい?
- 小学校国語科で指導前テストや期末テストを導入しよう
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- テストは短い期間で数多く
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- ペーパーテストとそれ以外のテストの割合は?
- 割合は教科によって異なる
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- 多様なテストで多面的な評価を
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- ワークシートはどれくらい活用している?
- ワークシートは「始め・中・終わり」の三回を中心に活用
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- ワークシートの活用法
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- 子ども同士で評価チェックさせるのはOK?
- 「日々の到達度」は、子ども同士でチェックさせる!
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- 授業中に評価させることが有効
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- テスト後の対応のポイントはどこ?
- できるだけ早く返す
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- 復習のやり方を教える
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- テストを通知表にどう反映させればいい?
- ほめることがないときこそほめる
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- 観点別の評価基準を考え、テストを作成する
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- 指導と評価の一体化の目安はどこ?
- 判断しやすい具体的な目安を
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- 指導事項を明確にした授業から評価テストへ
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- 達人がつくった評価テストに学ぶ
- 小学国語の達人がつくった評価テストに学ぶ
- 自分で問題をつくりなさい
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- 小学算数の達人がつくった評価テストに学ぶ
- 「遊び心」があって「習熟」もある新タイプのテスト
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- 中学国語の達人がつくった評価テストに学ぶ
- 入試には出ない類の問題で「遊ぶ」
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- 中学数学の達人がつくった評価テストに学ぶ
- 苦手な領域も遊び心で繰り返し学習する
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- 中学英語の達人がつくった評価テストに学ぶ
- 授業が変われば、テストも変わらなければ!〜良問の条件、作問の条件〜
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- “定形型”評価テストに遊び心をプラス
- 国語の“定形型”評価テストに遊び心をプラス
- 「八〇点満点テスト」と「○画目までテスト」で漢字テストをさらに知的に面白く
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- 社会の“定形型”評価テストに遊び心をプラス
- 児童生徒に馴染みのあるものをプラス
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- 算数の“定形型”評価テストに遊び心をプラス
- 自分の実力をメタ認知させることのできるテスト
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- 理科の“定形型”評価テストに遊び心をプラス
- パフォーマンステストや自己評価に遊び心をプラス!
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- 英語の“定形型”評価テストに遊び心をプラス
- トレーニングを意識した英単語テストの活動
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- 評価テストの作成―遊び心をプラス
- “出題文”に遊び心をプラス
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- “選択肢”に遊び心をプラス
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- “入れるイラスト”に遊び心をプラス
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- “入れる資料”に遊び心をプラス
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- “解答欄”に遊び心をプラス
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- 評価テストのアイデアあれこれ
- “作文ネタ”のアイデア
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- “パフォーマンステスト”のアイデア
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- “先生問題”のアイデア
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- “5題1問選択システム”のアイデア
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- “なぞぺー”のアイデア
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- “体育上達テスト”のアイデア
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- 小学3年国語「古池や蛙飛びこむ水の音」で評価テストづくり
- 「時」と「場」を問い、思考を広げる評価テスト
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- 遊び心のポイント5つ
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- お互いの評価テストを読んで
- 評価テストに必要な条件を満たすか
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- 注目すべき「解釈の記述問題」
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- 小学5年算数「分数の文章問題」で評価テストづくり
- 思考力・表現力(数学的な考え方)を評価するテスト―大切なのは知的好奇心を高めること―
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- 遊び心のあるテストは、@問題内容Aシステムの2つある。―向山型難問システムは、子どもを「やった!!」「うれしい!!」と大興奮させる―
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- お互いの評価テストを読んで
- 目的を明確にしたテスト開発を
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- テストに記述間違いがあると混乱する―教室で実践してわかったこと―
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- 小学校:1学期の総括 遊び心を入れた評価クイズ
- [国語]遊び心を入れた評価クイズ
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- [社会]遊び心を入れた評価クイズ
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- [算数]遊び心を入れた評価クイズ
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- [理科]遊び心を入れた評価クイズ
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- 中学校:1学期の総括 遊び心を入れた評価クイズ
- [国語]遊び心を入れた評価クイズ
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- [社会]遊び心を入れた評価クイズ
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- [数学]遊び心を入れた評価クイズ
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- [理科]遊び心を入れた評価クイズ
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- [英語]遊び心を入れた評価クイズ
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- 小特集 わが教室の学テ反応・裏オモテ
- 子どもは早く結果を知りたがっている
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- むずかしかった学テ。まずはその理解から
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- 直前の復習はどこまで行うべきか
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- 際立った小学国語Bの難しさ
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- これまでの学習が生きる実感を得た学力テスト
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- 自校マニュアルで粛々と
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- 調査と普段の生徒の様子が連動している
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- 数学B問題に対する生徒の思い
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- 課題は“ポイントを押さえて説明・記述する力”
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- わがクラスの“知的財産づくり” (第4回)
- ことわざ、四字熟語、五色百人一首、名文・名句… フラッシュカード、カルタ教材、視写教材を使って知的財産づくりを
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- コーディネーション運動 (第4回)
- 中学年向きのコーディネーション運動(その2)
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- 子どもに暗唱させたい!名文・名句 (第4回)
- 時そば(落語)
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- 問題解決学習は不滅か? (第4回)
- 他教科と連携する問題解決的な学習
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- 言葉を活用し思考する言語活動
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- 校内研修のイノベーション (第4回)
- 【市川伸一先生が推す研修内容&研修システム】授業改善を全教職員で日常化する
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- 【校内研修改革・どこがポイントか】日常的な実践の中での校内研修
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- 未来を見据えた“学習スタイル”のイノベーション (第4回)
- 「効果」のあるICTを活用した授業を目指して
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- 教員のICT活用指導力を高める校内研修のあり方
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- “子どもの願い”を実現!学級経営の工夫点 今月のポイントは“ここ” (第4回)
- 小学1年/通知表の所見には小さな僅かな事実を綴ろう
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- 小学2年/夏休み前。教えてほめるを、継続して実行する
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- 小学3年/夏休み前、夏休み中に、意識したいこと
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- 小学4年/「個性を育てる」ということ
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- 小学5年/授業の原則10ヶ条 この時期に欠かせない原則
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- 小学6年/学期終わりは、「学級経営」修正の最大のチャンス!
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- 中学/点検と確認、そして2学期への布石
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- 中学/学級という大舞台で楽しく意見を言わせる
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- 【人生相談ページ】臨床心理学でスッキリ処方!学校教師のメンタルヘルス (第4回)
- File 4 教員どうしが遠慮がちで、職員会議でも事なかれ的な結論になりがちです。
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- 体罰は本当に効果的か―歴史を知れば真実が見えてくる (第4回)
- 『体罰の社会史』の視点から・4
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- 〜(お)ろくと真吾の場合(『柏崎日記』より)〜
- 編集後記
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- 教室のやりくり 使い回しと合わせ技 (第4回)
- 「作り方」ではなく「試行錯誤」を教える 「トマト栽培」で成長
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編集後記
2月下旬、「東京大学の入学試験問題(物理)に、昨年度大ブレイクしたゆるキャラ、ふなっしーが登場!」というニュースがネット上を駆け巡りました。本当!?と、真偽のほどを確かめると、さすがに実際の入試問題ではなく、現役東大生が、毎年試験後に赤門前で配っているパロディ問題だそうです。しかし、問題の質はかなり高いものらしく、「流行りのキャラを知的な問題に変えるとは、さすが東大生」という称賛の声が聞かれました。
テストというと、だれでも嫌だな…と感じるものではないでしょうか。私自身の子ども時代を振り返っても、テスト前は憂鬱なことが多かったです。
もちろん、何の脈絡もなく、既成のキャラクターをテスト問題等に登場させることがいいわけではないと思いますが、テスト問題に遊び心を加えることは、子どものやる気を高めたり、テスト自体を少しでも楽しいものにしたりするのではないかと思います。
例えば、中学校国語の定期試験で「下記の語句を用いて、物語を創作しなさい」という問題を出した先生がいます。これは、起承転結がある文章作成ができるかどうかを評価するテストだそうです。普段は書くことが苦手な子どもも、自由にお話を創ることは好きなようで、様々な解答が見られたそうです。いつもいつも選択式、穴埋式の問題ではなく、知的に遊び心のある問題をつくることの重要性を感じます。
今回の特集では、評価テストについて、どのように遊び心を加えたうえで知的な問題をつくるのか、様々な角度から特集しました。
(茅野 現)
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- 明治図書