- 特集 教室づくりから机間指導まで 「自己調整」を促す指導技術大全
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- 小特集 いよいよ2学期!リスタートの学級&授業チェックリスト
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- CanvaのAI機能が子どもの想像力を拡張していく
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- 〜AIによって授業に創造性を〜
- レベル別全解説 教師のほめる技術 (第30回)
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- 若い先生の心をふっと軽くする先輩のコトバ (第6回)
- アドバイスが必要だなと思う先生へ
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- ◯◯先生のクラス覗いてみた2023 (第6回)
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- 〜道徳を通した学級経営〜
- 学校の心理的安全性 (第6回)
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- 【盛山隆雄&志算研プロデュース】子どもがどんどん動き出す!算数授業の「しかけ」 (第6回)
- 十の位から借りられないときは?
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- 〜「問題のしかけ」「授業展開のしかけ」〜
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編集後記
この数年で,「自己調整学習」あるいは「自由進度学習」など,子どもが自ら調整して,主体的に進める学びの実践を目にすることが多くなりました。1人1台端末の普及が後押して,一般的な公立学校で取り組まれているケースも珍しくなく,こういった事実からも,今,学校教育がかなり大きな転換点にさしかかっていることを実感します。
一社会人としても,自分が今進めていること(仕事)をきちんとモニターし,必要に応じて調整し,さらに粘り強く取り組む…という一連の繰り返しは非常に重要,というか,むしろそれがすべてといっても過言ではないくらい大切なものであると日々感じています。“指示された通りのこと”どころか,“考えないとできないこと”までも人間ではないものが代替できる時代になりつつあるわけですから,ある意味,これは当然のことと言えます。
とはいえ,あくまで学校教育の中での「自己調整」であることを考えると,いきなり「自分で考えて,自分でやってください」と投げかけても,多くの場合はうまくいかない,というのが現実ではないでしょうか。
そこで今回の特集では,あえて「指導技術」,つまり“子ども主体の学級生活,学習に,先生はどのようなかかわり方をすればよいのか”という視点から「自己調整」について考えてみたいと思いました。ごくわかりやすい例をあげれば,“「指示」で動かす”のではなく,“「問い」で動いてみたくなるように働きかける”といったことが思い浮かびます。ただ,この例1つとっても,実際には言葉で言うほど簡単なことではなく,まさに指導「技術」と呼ぶにふさわしい方法や秘訣がそこにはあるはずです。
このような「自己調整」を促す指導技術を,多岐に渡ってご紹介いただきましたが,いかがだったでしょうか。
/矢口 郁雄
毎日の仕事に追われてなかなか難しいのが現状ですが。。。
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