- 特集 教師の「気づき」を生かすアセスメント
- 特集について
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- 提言
- 「気づき」から始まるアセスメント
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- プロ直伝・見逃してはいけない!子どもへの「気づき」ポイント
- (1)聞く・話す
- 生きにくさを教えてもらおう!が気づきのポイント
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- (2)読み書き
- ことばの言い間違いとななめの線が気づきのポイント
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- (3)計算
- 「時間がかかる・間違える⇒そのわけは?」が気づきのポイント
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- (4)視機能
- 近くのものを見る時に目を細めていないかが気づきのポイント 読み書き障害/ディスレキシアを疑う前にすること
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- (5)対人関係
- 「なぜ?」が気づきのポイント
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- (6)運動
- 「嫌いじゃないけれど,ぎこちない」が気づきのポイント
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- (7)行動
- トラブルを起こしてしまった子どもの「こころ」が気づきのポイント
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- (8)医療
- 日内変動とコミュニケーションの様子が気づきのポイント
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- Essay
- 「発達」も「知的」も総合的に見る視点を!
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- わたしの教室紹介★苦手さのある子も過ごしやすい環境づくり (第2回)
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- 発達障害の子どもに役立つ!ちょこっと支援の教材・教具 (第18回)
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- 特別支援教育ステップアップ講座 (第2回)
- 特別支援教育におけるアセスメント
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- 〜専門機関の利用の仕方〜
- S.E.N.S支部会紹介 (第2回)
- 兵庫支部会
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- 東京支部会
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- 医療との連携 (第64回)
- 給食が苦手な子どもへの支援
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- Newsな視点 (第22回)
- 小学校英語とLD
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- 若手教師のためのクラスマネジメント術 (第2回)
- 教師と子どもの信頼関係を深め,生き生きとした学級集団づくりを構築するために,どのような点に気をつければよいのでしょうか。
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- 「通級指導教室」の教育課程:自立活動の指導づくり (第2回)
- 自分の体と人との関わりがわかる「性」の学習
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- 高校の特別支援教育 (第2回)
- 【神奈川県立足柄高等学校】知的障害のある生徒とともに学ぶインクルーシブ教育実践推進高等学校
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- 学びにくさのある子への学習支援の取り組み (第2回)
- (今回のテーマ)読み書きのできる状態とは
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- 一度は手にしたい本
- 『コーヒーはぼくの杖〜発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』(岩野 響,岩野 開人,岩野 久美子著)/『天才と発達障害 映像思考のガウディと相貌失認のルイス・キャロル』(岡 南著)
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- SENS for S.E.N.S (第13回)
- S.E.N.Sになって
- (1)その子の目線で見てみると
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- (2)長所を活用した幼児期支援を基盤に
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- 特別支援教育士資格認定協会からのお知らせ
- 編集後記
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教師の「気づき」を生かすアセスメント
東京都練馬区立北町西小学校ことばの教室 齊藤 代一
特別支援教育が始まって10年が過ぎました。「平成29年度特別支援教育体制整備状況調査」(文部科学省)によると校内委員会,特別支援教育コーディネーターについては,教育現場のほとんどで設置されていることがわかります。さらにスクールカウンセラーや支援員等の他職種の教育現場への導入も進められ,支援の体制も整備されつつあります。特別支援教育は制度の面でもマンパワーの面でも確実に日本の教育現場に根付いてきたと言えそうです。
では,これからの特別支援教育のさらなる進歩のためには何が必要でしょうか。様々なことが考えられますが,その中のひとつに「アセスメントの充実」が挙げられます。
特別支援教育が浸透していく中で「個別の指導計画」の作成と実施が進められるようになりました。子どものニーズに沿ってどの場面で支援をするのか,どのような支援をするのか,その具体的な手立てについて学校と保護者,様々な支援機関が情報を共有し合った結果が「個別の指導計画」です。効果的な「個別の指導計画」の作成のためには,子どもの実態や特性を知り,その結果を整理し解釈することが重要です。アセスメントとは実態や特性を総合的に整理し解釈していく過程のことで,まさに特別支援教育の根幹をなしているとも考えられます。
アセスメントとは,ともすると標準化された各種検査の同義語ととらえられがちですが,インフォーマルなアセスメントもまた具体的な支援を考えるために必要なことです。中でも,担任教師の何気ない「気づき」にこそ,子どもの実態や特性をつかむための重要な情報が秘められている,ということが少なくありません。
今号の特集では,様々な専門領域で活躍されている方々に,担任教師の「気づき」から得られる情報と支援のヒントについてご執筆いただきました。それぞれの専門性を背景にしたアセスメントの視点は通常の学級の先生方ばかりでなく,他領域の専門職の方々にとっても大変参考になるものと期待しております。
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