- 特集 総合らしい指導案―書き方・見方ヒント
- 総合の“よい指導案”―必ず入れたいことは何か
- 「身につけたい能力」と「支援策」
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- 活動・学び・しかけ・意図
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- 活動に対する教師の指導・支援の見通しを
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- 〈総合の全国区指導者に聞く〉総合のよい指導案:私が推すベスト3はこれだ
- 子どもの“学び”の姿が浮かび上がるものを!
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- 「使用前」と「使用後」をはっきりさせよう
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- よい指導案は、目標と活動、そして展開と評価の4要素がすぐれている
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- わたしの考える総合のよい指導案とは?
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- 子どもたちにどこまで「課題づくり」に参加させているか
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- 〈総合の全国区実践者に聞く〉私の指導案づくり:涙と笑いの変遷史
- 0点の指導案から見えるもの
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- 「しおさい」の指導案、その過去・現在・未来
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- B4一枚のパンフレット型活動構成案
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- 「月日は百代の過客にして指導案もまた旅人なり」
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- “指導案”か“活動案”か!?
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- 総合のベストセラー本に見る指導案―現時点での診断と改善提案
- 「主張」と「想定」がキーワード
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- 総合の内部と外部
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- 能力のステップアップのための中間評価を明確に
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- 問題解決の重層的な構造を「単元構造図」に
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- 総合の指導案=どんな書き方・読み方が良いか
- 環境の指導案:書き方読み方のヒント
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- 国際理解の指導案:書き方読み方のヒント
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- 情報の指導案:書き方読み方のヒント
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- 福祉の指導案:書き方読み方のヒント
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- 小学英語の指導案:書き方読み方のヒント
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- 地域学習の指導案:書き方読み方のヒント
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- 総合の指導案と教科の指導案との同じ点・異なる点を考える!
- 総合の指導案は「学習支援案」ではない
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- 全体、単元の構想案と本時案を
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- 基本的な構造は変わらない
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- 地域を生かす総合学習の教材&授業 (第1回)
- 鎮守の森は「総合」の宝庫!
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- 全国マップ 栽培できて食べられるもの珍?図鑑 (第1回)
- 分かりそうでわからない。これは何の実?
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- 子どもの興味関心を高めるネタ話 (第1回)
- 龍宮城は、一体どこにあるのでしょう?
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- 元気な教室英語のバリエーション (第1回)
- “Good!”だけで終わらせない!「ほめ言葉」のバリエーション
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- すぐ使える小話&FAX教材集
- 【環境教育編】 (第1回)
- 生物は保護するべきか? その一
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- 【情報教育編】このファックスでパソコンの誌上レッスン (第1回)
- 市販のお絵かきソフトを使ったFAX教材
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- 【福祉教育編】体験にいざなう小話 (第1回)
- 教師の語りで授業の厚みを増す語りは、技能である
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- 【小学校英語編】子どもがのってくる英会話のゲーム集 (第1回)
- 三人称の学習教材に名刺交換ゲーム
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- 【学び方学習編】総合の学力 読み聞く力を育てるカード (第1回)
- 質問の型を教え、教師がチェックし、練習させる
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- どう進めるか総合的学習の評価 (第1回)
- 評価にまつわる価値・規準・機能
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- ゲストティーチャーと付き合う準備と留意点 (第1回)
- 教師だけが授業をコーディネートできる
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- これで成功!ピーター先生の小学校英語学習 (第1回)
- 英語学習、8つの基本ポイントはこれだ!
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- 編集後記
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- 漢字でするオモシロ博物館 (第1回)
- 「漢字水族館」で教室中を熱狂させる!!
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編集後記
○……公開授業などの案内状を見ると、他の教科と並列?してその学校らしいネーミングの「総合の時間」が教科の末尾につけられていることが多いようです。ま、それだけ、他の伝統ある教科との共存がはかられている…というか、定着が進んでいるということにもなるのでしょう。
では、指導案はどういう形でそれなりのフォーマットができつつあるのか…となると、どうもまだそこまで手がまわらないでいるというか、そういうフォーマットをつくることは、この時間の性質から難しい…と言う理解・意識もあるのか、これが共通のものとしての典型例―といえるようなものはないように思います。
このあたりが、今回特集をした所以でもあります。
もっといえば、総合の指導案の場合、この時間の特徴を強調するような指導案がいいのか、他の教科とある程度足並みをそろえたものの方がいいのか―このあたりも、もう少し議論が深まるようなご示唆をいただきました。
一方で、授業者自身が書きやすくて、授業の展開が構想しやすいフォーマットの開発がそろそろ提案されてもいい時期に来ている…という気もします。公開授業を参観する側もそのほうがわかり易いでしょうし、共通の土俵での授業研究も前進するのではないか―と思います。
そこで本号では、今までに努力されてきた、涙と笑い?の経過をもご披露いただきながら、より望ましい総合の指導案とはどういうものがよいか、具体例をご紹介いただきました。
(樋口雅子)
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- 明治図書