- 特集 学級にドラマを創る“人・もの・コト”100選
- 人はなぜドラマに惹かれるのか―子どもは“ハリポタ”大人は“プロジェクトX”を比較研究
- キーワードは見えない世界
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- 空想に心を動かす子ども、現実に心を動かす子ども
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- 「根」を掘り切る魅力
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- 空想の世界と現実の世界の違い
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- 空想・特撮vs現実・心理描写
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- 「よりよい生き方」を考える指導を
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- 感性は変わらない
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- 自己の有限性を超える力
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- 「未完の感性」への期待
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- どこでどんな“学習のドラマ化”が起こせるか
- “体験活動”どんな学習ドラマが起こせるか
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- “人との関わり”どんな学習ドラマが起こせるか
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- “調べ活動”どんな学習ドラマが起こせるか
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- “話し合い・討論”どんな学習ドラマが起こせるか
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- “インターネット活用”どんな学習ドラマが起こせるか
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- ドラマ化を意識して学習を組み立てるポイント
- “大単元の構想”と長編ドラマづくりのポイント
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- “小単元の構想”と短編ドラマづくりのポイント
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- “1時間の構想”とプチドラマづくりのポイント
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- 地域をドラマ化する“人・もの・コト”発見の着眼点
- 行政や地域ボランティアとのタイアップ
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- 人・もの・コトのつながりを感じるような視点で
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- 視点を持たせ「人の生き方」に焦点をあてる
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- 地域のなかの「時(とき)・人・グローバルなつながり」を発見しよう
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- どんな“人・もの・コト”で学習のドラマ化ができるか
- 環境学習をドラマ化する“人・もの・コト”
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- 国際学習をドラマ化する“人・もの・コト”
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- 情報学習をドラマ化する“人・もの・コト”
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- 福祉学習をドラマ化する“人・もの・コト”
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- 健康学習をドラマ化する“人・もの・コト”
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- 小学英語学習をドラマ化する“人・もの・コト”
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- 発見!この時期だからこそ起こせる学習ドラマ
- 3年生らしい学習ドラマが起こる“人・もの・コト”
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- 4年生らしい学習ドラマが起こる“人・もの・コト”
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- 5年生らしい学習ドラマが起こる“人・もの・コト”
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- 6年生らしい学習ドラマが起こる“人・もの・コト”
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- 中学生らしい学習ドラマが起こる“人・もの・コト”
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- 中学生らしい学習ドラマが起こる“人・もの・コト”
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- 学習のドラマ化:どんな手法があるのか
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- 地域を生かす総合学習の教材&授業 (第2回)
- 水の旅・水の流れ
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- 全国マップ 栽培できて食べられるもの珍?図鑑 (第2回)
- 九州&北関東発 野草的「美」 ゴマの花、見たことありますか?
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- 子どもの興味関心を高めるネタ話 (第2回)
- 魚だって学習するって本当?
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- 元気な教室英語のバリエーション (第2回)
- All in English でみんなが動く!「指示言葉」のバリエーション
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- すぐ使える小話&FAX教材集
- 【環境教育編】 (第2回)
- 生物は保護するべきか? その二
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- 【情報教育編】このファックスでパソコンの誌上レッスン (第2回)
- パソコン用のファックス教材を二つのタイプに分類する
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- 【福祉教育編】体験にいざなう小話 (第2回)
- 授業の最後に力のある資料を読み聞かせる。その時、読み聞かせるだけの力を付けよ
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- 【小学校英語編】子どもがのってくる英会話のゲーム集 (第2回)
- 活動しながら覚える形と色
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- 【学び方学習編】総合の学力 読み聞く力を育てるカード (第2回)
- 安易にメールで質問しない。質問メールは定型でマナーを学ばせてから
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- どう進めるか総合的学習の評価 (第2回)
- 総合的学習での総括的評価とプロセス評価
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- ゲストティーチャーと付き合う準備と留意点 (第2回)
- 教師が「追究の鬼」になり仲良くなろう
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- これで成功!ピーター先生の小学校英語学習 (第2回)
- 携帯電話で宝探しをしよう!
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- 編集後記
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- 漢字でするオモシロ博物館 (第2回)
- インターネット検索だけで教材研究終了 サイト「漢字の部屋」
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編集後記
○……ある理科のベテラン教師は、「理科は感動だ」と看破しました。理科だけでなく、他の教科でも、感動があれば、長く記憶にとどまるわけですから、いわゆる一夜漬けの学習とは違う性質の学習になるわけで、学習効果という面からもこれは大きな意味があることだと思います。
総合的学習では、子供の心に残るようなものでなくては、何のために学習したのかわからない…ということになるのではないでしょうか。ぜひとも、学習がダイナミックなドラマづくりの場であって欲しいと、創設の趣旨からもそう思えてなりません。
勿論、どんなことに感動するかは、その人の知性というか力量の全てがかかっているといっていいと思います。ノーベル賞級の人が感動する現象を普通の人が見たとしても、おそらく何の感動もわかないことでしょう。何がどうなっているのかさっぱりわからないところに、感動など起こりようもないからです。ですから、どんな知的水準にあるかにも関わる問題でもある…とは思います。
逆にいえば、だからこそ? その年齢の時に味わっておいたほうがいいと思われる感動もあるに違いありません。わたしなど、ハリポタは出てすぐ買ったのですが、30ページでどうにも…で、ついにそこでダウン。小学生など係累図まで作成している子も珍しくないというのに。
そこで本号では、子供の感性を揺り動かすような学習のドラマをどう創っていくか、さまざまな面からご経験をご紹介いただきました。
(樋口雅子)
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- 明治図書