総合的学習を創る 2003年3月号
新年度の総合―ヒット企画で年間計画31―

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総合的学習を創る 2003年3月号新年度の総合―ヒット企画で年間計画31―

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ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2003年2月
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新年度の総合―ヒット企画で年間計画31
“総合を企画”する私の発想ヒント!教えます
体験の世界・知の世界・自分の世界
中田 正弘
ドラえもんのポケットづくりをしよう―先行実践に学ぶ「意味」
伊藤 裕康
教科の学習内容を考慮し、核になる単元をつくる
水上 義行
“子どもにフィット”した総合の企画:ベスト3
「広がり」よりも「奥行きの深さ」を
藤井 千春
身近なことから世界が見える実践
有田 和正
道具・共同体・評価
齋藤 勉
“教科との共振”が成功する企画:ベスト3
“国語”との共振が成功する企画:ベスト3
村野 聡
“社会”との共振が成功する企画:ベスト3
北 俊夫
“算数”との共振が成功する企画:ベスト3
根本 直樹
“理科”との共振が成功する企画:ベスト3
大堀 真
“音楽”との共振が成功する企画:ベスト3
大金 桂子
“図工”との共振が成功する企画:ベスト3
田中 裕美
“学習技能の育成”で成功する企画:ベスト3
“プレゼン力”を育てる企画:ベスト3
雨宮 久
“コミュニケーション力”を育てる企画:ベスト3
石黒 修
“調べる力”を育てる企画:ベスト3
川原 雅樹
“まとめる力”を育てる企画:ベスト3
山川 亨
“発表力”を育てる企画:ベスト3
星島 成壱
“必要とされる力”がつく年間計画づくりのヒント
“環境学習”で力がつく企画のヒント3
小森 栄治
“国際理解”で力がつく企画のヒント3
岡本 真砂夫
“情報教育”で力がつく企画のヒント3
渡部 敬
“福祉学習”で力がつく企画のヒント3
芹沢 晴信
“小学校英語”で力がつく企画のヒント3
坂本 秀行
03年度の年間計画:私の企画スポットはここだ!
3年の総合:年間計画の企画スポット
松本 俊樹
4年の総合:年間計画の企画スポット
坂田 幸義
5年の総合:年間計画の企画スポット
中野 浩彰
6年の総合:年間計画の企画スポット
戸井 和彦
中学の総合:年間計画の企画スポット
田上 義浩
中学の総合:年間計画の企画スポット
染谷 幸二
“ゲストティーチャーを招く”成功する企画のベスト3
選択・実技・距離感
沼澤 晴夫
ボランティア・健康・環境学習で絶対に成功する企画ベスト3はこれだ!
石井 研也
「これは担任にはできない!!」そこから、ゲストティーチャーが生きる
松尾 清恵
地域素材で創る総合的学習―プロの手法に学ぶ (第12回)
流水で岩石を削る「おうけつモデル」
麻生 弘幸
私の英会話授業&教材キット (第12回)
英会話指導キットとTOSSランドでラクラク指導
飯野 哲次
ウェッブで調べ学習:ポイントはここだ! (第12回)
web(サイト)から得た情報をどう生かすか
坂本 尚毅
知の成長を刺激する“総合的学習の教材ツール” (第12回)
少年カンパニーでホンモノの商いに挑戦しよう!
塚原 正彦
子どもの姿から診る“総合の好感度” (第12回)
パソコンもいいけど、英語もね!
井上 浩
総合的学習の評価―何を見とり、どう返していくか (第12回)
自己評価をさせることと自己評価の力を育てること
加藤 明
説明責任を果たせる総合的な学習の十分条件 (第12回)
カリキュラム評価で実践を高める
田中 博之
学習指導から考える“学力論” (第12回)
通常教科で「自ら学び自ら考える力」の育成を
西林 克彦
世界で進む“総合・体験・サービス学習” (第12回)
未来に、いかなる社会を…―岐路に立つ日本
藤澤 法暎
体験で語る“小学校英語の発進・ここがポイントQA” (第12回)
英会話研修情報(2)
大森 修
地域素材で創る総合的学習―プロの手法に学ぶ (第12回)
流水で岩石を削る「おうけつモデル」
須藤 靖明麻生 弘幸
編集後記
樋口 雅子
盲導犬―福祉の授業で取り上げたい“実像” (第12回)
盲導犬の育成方法や自宅での様子、盲導犬を訓練している施設を紹介
松井 進

編集後記

○……書店で本を選ぶ時、まずは「おもしろそう」「役に立ちそう」「なんか、話題になっているみたい」ということがポイントになっているのではないか―と思います。どう考えても「これは正しいことが書いてあるから買ってみよう」という動機で選ぶということはまずはない…、と思います。

 教育の場では、「いやでもさせる」という学習の場があることは当然?ではありますが、こと、総合的学習に関しては「自ら」と「興味関心」がキーワードとして大事にされているわけですから、書店における行動と同じく、「おもしろそう」「役に立ちそう」「なんか、話題になっているみたい」というあたりを、前面に据えることが当然、望ましいわけです。

 本号を「ヒット企画」というような表現で特集したゆえんでもあります。

 ところでよく、総合的学習に対して、「あんなイベントみたいなことをしていたのでは、子どもに力がつかない」という批判が寄せられます。多分、子どもが楽しそうにしている―ということで取り組まれることが多かったのではないかと思われます

 しかし、いやしくも?学校が知的生産を旨としている以上、知的積み上げがないものを学習ということはできないのではないかということと、そういう次元での学習に満足しているレベルではないものをこそ、開発することが求められているのではないかと思います。

 こういうものを沢山紹介していただき、年間計画を構想する際の参考にしていただければと願いました。

(樋口雅子)

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