- 特集 改定の先取り?“総合の新モデル例”30
- 指導要領改定と総合―校内研修の課題はここだ!
- 「総合」と社会科で身に付く学習技能は何が違うか、が問われる
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- 現代的課題について教師の輪読会を
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- 一人一人の力を学校力に結実させる
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- 計画づくりと柔軟な展開を
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- 体験学習を見直す
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- 全校一致の体制と「振り返り」の検討を
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- 教科との関連をいかにつけるか
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- 学びの動機付けのすすめ
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- 六年間・三年間の連続した学びの構想を
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- 指導要領改定を先取り?「総合の時間」づくりのために
- 教育課程全体への総合の位置付け 研修課題&実践ヒント
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- 各学年の目標内容を定める 研修課題&実践ヒント
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- 学校としての全体計画の作成 研修課題&実践ヒント
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- 深化・総合化の観点・計画的指導 研修課題&実践ヒント
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- 各教科の学習との関連づけ 研修課題&実践ヒント
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- 学年間・学校段階間の連携 研修課題&実践ヒント
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- 生活との結びつき 研修課題&実践ヒント
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- 教師の役割・責任の明確化 研修課題&実践ヒント
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- 弾力的な授業運営 研修課題&実践ヒント
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- 評価の改善と自己評価の実施 研修課題&実践ヒント
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- 04年度“総合の見なおし・どうする点”をこう考える
- どうする?「小学校英語」
- プロジェクト型英語学習のすすめ
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- 「英語は楽しい!」がスタートでゴール
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- どうする?「環境・国際理解・福祉・情報」
- 「国際交流」することが、即、「国際理解」ではありません
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- 原点に返って
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- どうする?「体験重視の方針」
- 再認識しよう!「体験」は「目標」を達成するための「方法」とおさえる
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- 体験的活動に必要な三つのベクトル
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- これでいこう!04年度「総合の全体計画」
- 説明責任を果たせる全体計画を
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- 総合のカリキュラムは、自分探しの旅のプログラム
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- 学年別のテーマを明確にして
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- 総合のガイドライン 3つのポイント+1
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- こうしよう!04年度「各学年の総合」ニューモデル案
- 実践を整理してみよう
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- 目標、内容を明確にした「総合学習」を教育課程の核に位置づけて
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- 小学校5年の「まちづくり実践」
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- DTMと科学史を
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- 指導者の「基本性能」に依存する「総合」プランへのシフトを
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- 生活体験と教科学習とをリンクする知的探究モデル
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- 三年間を見通した「総合」の立案を
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- 「総合なんてダメだ」とは言わせない!04年度パワーアップ作戦
- 郷土にこだわり、本物にふれる ダイナミックな学習で自校の特色を
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- 自分自身をプロデュースしよう!
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- 子どもが学習を総合化し、生き方を切り拓く「総合」に
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- 地域を生かす総合学習の教材&授業 (第12回)
- 教室ジャングル化!そして「自然発見」~地域の自然を教室に持ち込もう~
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- 全国マップ 栽培できて食べられるもの珍?図鑑 (第12回)
- 会津「身知らず柿」の三不思議とは?
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- 子どもの興味関心を高めるネタ話 (第12回)
- 街路樹から街が見える
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- 元気な教室英語のバリエーション (第12回)
- お別れも英語で決めよう!
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- ゲストティーチャーと付き合う準備と留意点 (第12回)
- 「心の響き合い」を仕組む
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- すぐ使える小話&FAX教材集
- 【環境教育編】 (第12回)
- 「水」を授業する その三
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- 【情報教育編】このファックスでパソコンの誌上レッスン (第12回)
- 「視覚に訴えるプレゼンテーション」指導のポイント
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- 【福祉教育編】体験にいざなう小話 (第12回)
- ボランティアの学習にはテキストが、欠かせない。安定した授業を子ども達に供給する。
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- 【小学校英語編】子どもがのってくる英会話のゲーム集 (第12回)
- 身につけたフレーズを自由に使うスピーチ
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- 【学び方学習編】総合の学力 読み聞く力を育てるカード (第12回)
- 調べ学習の具体例~ニュースと法令の読み方「設計基準と維持基準」
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- どう進めるか総合的学習の評価 (第12回)
- やっぱり難しい総合の評価
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- これで成功!ピーター先生の小学校英語学習 (第12回)
- ティームティーチングで授業に活力を!
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- 編集後記
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- 漢字でするオモシロ博物館 (第12回)
- インターネットで「漢字文化検定」
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編集後記
○……10月に公表された中教審答申「当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について」を受けて、先日「指導要領の一部改定」が公表されました。
総合的学習については、「一層の充実」をはかるためとして、現状をこう捉えています。
箇条書きで列挙してみますと、
① 学習意欲の向上につながった―という肯定的な意見がある一方、
② 「目標」や「内容」を明確に設定せずに活動を実施し、
③ 必要な力が身についたか否かの検証・評価が十分行われていない。
④ 教科との関連に十分配慮していない。
⑤ 教科の時間への転用も指摘されている。
⑥ 興味・関心を重視するあまり教員が適切な指導を実施せず。
⑦ 「総合的学習の時間」という名称から教科等とともに教育課程を構成するものであると受けとめられにくく、計画的な指導の必要性が理解されにくくなっているのではないか。
というような、指摘の上にたって、指導要領を見直すとしています。
この中でも特に強調されているのが、「各学年の目標・内容を含めた、学校の全体計画の作成」ということではないかと思われます。
たしかに、やる人はやっているのでしょうが、見える学力として、わかりやすい形で表れにくいせいか、やっている振り?をしているとか、算数の補習に使っているというような例も見られるともいいます。
せっかく新設された時間を有意義にしていくには、どこをどう改善していけばよいのか、04年度の計画をどう見直していくか、さまざまな視点からのご検討とご提言を頂きました。
(樋口雅子)
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