- 特集 通知表の所見欄“光る言葉”のモデル例
- 総合の評価・通知表の独自性はどこか―と聞かれたら
- 独自の評価の観点の設定と共有化
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- イディオレクトによるフィードフォワード評価
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- 評価を教師一人一人のものにするために
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- 記録欄「観点・学習のねらい」で“光る言葉”とダメ言葉
- 総合のねらいを踏まえた観点で“光る言葉”とダメ言葉
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- 各教科と関連させた観点で“光る言葉”とダメ言葉
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- 自校の目標・内容による観点で“光る言葉”とダメ言葉
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- 記録欄「学習活動」で“光る言葉”とダメ言葉
- 追究したい課題で“光る言葉”とダメ言葉
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- 計画をたて意欲的に追究で“光る言葉”とダメ言葉
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- 学習の仕方を工夫で“光る言葉”とダメ言葉
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- 分かりやすく伝えるで“光る言葉”とダメ言葉
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- 生活や学習に生かすで“光る言葉”とダメ言葉
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- 所見欄「子どもの姿」で使いたい“光る言葉”ベスト3
- 学習のプロセスの表れが伝わる光る言葉ベスト3
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- 努力や思いの表れが伝わる光る言葉ベスト3
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- どんな力がついたかが伝わる光る言葉ベスト3
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- 成長の姿が伝わる光る言葉ベスト3
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- 所見欄「場に応じた姿」で使いたい“光る言葉”ベスト3
- 気付きの場で伝わる光る言葉ベスト3
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- 活動の場で伝わる光る言葉ベスト3
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- 見学の場で伝わる光る言葉ベスト3
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- 調べる場で伝わる光る言葉ベスト3
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- 発表の場で伝わる光る言葉ベスト3
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- 振り返りの場で伝わる光る言葉ベスト3
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- 所見欄「学ぶ力」で使いたい“光る言葉”ベスト3
- チームワーク力が伝わる光る言葉ベスト3
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- コミュニケーション力が伝わる光る言葉ベスト3
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- コンピュータスキル力が伝わる光る言葉ベスト3
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- 調査・リサーチ力が伝わる光る言葉ベスト3
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- 単元領域での評価語“光る言葉”のモデル例
- 環境学習の評価語
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- 情報学習の評価語
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- 国際理解の評価語
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- 福祉学習の評価語
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- 健康学習の評価語
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- 地域学習の評価語
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- “評価の資料”を通知表にどう生かすか
- ポートフォリオを通知表にどう生かすか
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- 自己評価を通知表にどう生かすか
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- ノート・学習記録を通知表にどう生かすか
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- 作品・発表物を通知表にどう生かすか
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- 補助簿・教師メモを通知表にどう生かすか
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- ゲストティーチャーの意見を通知表にどう生かすか
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- コピーしてすぐ使える実物資料 子どもの振り返り欄・自己評価カード
- 小学校
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- 中学校
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- 地域を生かす総合学習の教材&授業 (第11回)
- 歴史ガイドブックを作ろう
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- 全国マップ 栽培できて食べられるもの珍?図鑑 (第11回)
- 秋田名物「トンブリ」の正体とは?
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- 子どもの興味関心を高めるネタ話 (第11回)
- 水の足りない「水郷」とは?
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- 元気な教室英語のバリエーション (第11回)
- Up,Down,Right,Leftで海中ゲーム
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- ゲストティーチャーと付き合う準備と留意点 (第11回)
- 必然性はあるか、力は付くかを考えて
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- すぐ使える小話&FAX教材集
- 【環境教育編】 (第11回)
- 「水」を授業する その二
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- 【情報教育編】このファックスでパソコンの誌上レッスン (第11回)
- ホームページづくりの授業 テンプレートを使うところから始める
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- 【福祉教育編】体験にいざなう小話 (第11回)
- 資料は、教師の言いたいことを代弁する
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- 【小学校英語編】子どもがのってくる英会話のゲーム集 (第11回)
- What time?を使って対話のきっかけを
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- 【学び方学習編】総合の学力 読み聞く力を育てるカード (第11回)
- 調べ学習の具体例〜ネット上の情報の読み方「キーワード検索をこう使う」
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- どう進めるか総合的学習の評価 (第11回)
- Rubric Chartのあらまし
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- これで成功!ピーター先生の小学校英語学習 (第11回)
- がんばれ、担任の先生!
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- 編集後記
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- 漢字でするオモシロ博物館 (第11回)
- スマートボードを使って「漢字文化」の授業を展開する
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編集後記
〇……総合の通知表は、指導要録に示されたように、子どものよい点を踏まえるとか、数値的な評価を行わない、評定を行わないなど、他の教科とは違う点があり、総じて文章記述が多くなるようです。学校によっては、別に添付するところもあるとも聞きます。
しかし、その一方で、観点別学習状況の評価、すなわち絶対評価で行うことになっている訳ですから、各学校が設定する目標と内容が要録の示すものから大幅に変わっているということはあまりないのではないか―という気もします。
と言うのは、要録に、設定する目標と内容の例として、
ア 総合的学習の時間のねらいを踏まえた例 「課題設定の能力」「問題解決の能力」「学び方、ものの考え方」…(以下略)。
イ 各教科の観点と関連を図った例 「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」…(以下略)。
ウ 「自校の目標、内容に基づく例 「コミュニケーション能力」「情報活用能力」
というような形で示されているので、大方のところではこの線にそったものとなっているのではないか―と思われます。
ところで、具体的には通知表の中で、どのような言葉を用いてどう表現していけば、より子どもを励ますことになるのか―表現力も大きな問題になってくるのではないでしょうか。
いわばそこで、どういう表現をしていけばよいのか、「がんばりました」というような類の言葉の羅列ではなく、具体的な情景が思い浮かぶような“光る言葉”をどれだけ知っているかも1つのカギとなるのではないか―と思います。
本号は、さなざまな場面で、どういう言葉を用いればよいか、言葉のセンスを磨くと言う意味を込めて特集企画をしました。
(樋口雅子)
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- 明治図書