- 特集 新学期はじめの「出会い」「学級づくり」準備バッチリガイド
- 提言
- 1年のスタートを前に
- 教師が考えておきたいこと
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- 保護者から願うこと
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- 最高のスタートを切るために!考えておきたいポイント
- ≪学級経営の基本方針≫子どもがわくわくする学級づくり
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- ≪引継ぎ資料の活用≫一人一人のニーズを把握した個別の支援計画づくり
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- ≪教室環境の整備≫新学期に子どもを迎えるための環境整備
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- ≪保護者の安心感≫保護者の心配を安心に変える一考
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- 実践 子どものよさに出会える「出会い」の工夫
- 特別支援学校:小学部/新しい出会いを演出する学級活動の工夫
- ほめる、みとめる、よさを知る「朝の会」をめざして
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- 中学校:特別支援学級/子どもが安心できる教室環境の工夫
- 生徒の思いがかなう教室環境の実現
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- 特別支援学校:小学部/子どものニーズを見極めるために行うアセスメント
- 日常生活の場面から子どものニーズを見極めるためのアセスメント
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- 特別支援学校:高等部/1年生の学級づくりに役立つヒントやアイデア
- 新しい仲間づくりのための工夫
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- 特別支援学校:中学部/子どもの引継ぎ情報の活用の工夫
- 今を見つめる! PDCAサイクルによる生徒一人一人の“よさ”を高める引継ぎ情報の活用と工夫
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- 保護者の安心感を引き出す!お話・メッセージ
- 小学校:特別支援学級/保護者会で伝えたいお話・メッセージ
- 「ここにいてもいいよ」と思える教室
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- 特別支援学校:中学部/個人面談・家庭訪問で伝えたいお話・メッセージ
- 保護者と理解し合える個別面談・家庭訪問の進め方
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- 【特別寄稿】「学習指導要領」改訂の方向性
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- フォトライブ教室 (第7回)
- 留学生との交流会を通した「国際理解」の学習
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- インクルーシブ教育最前線 (第7回)
- 読み書きに困難を抱える児童への合理的配慮の実践事例
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- トピックス (第61回)
- 幼稚園教育要領案,小学校学習指導要領案及び中学校学習指導要領案について 他
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- わたしと特別支援教育 (第7回)
- Diversity and Inclusion(多様性と包括性)
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- アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
- 友達と一緒に余暇施設を利用することを目指して!
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- 〜国語科「電話でわかりやすく用件を伝えよう」の授業づくり〜
- 授業を面白くする手作りグッズ
- わかる君ウォッチ!
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- 〜あったらいいな!をわかる!に〜
- じゃばら形衝立課題
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- 〜全身を使って取り組もう〜
- 子ども生き生き・学習活動
- 【国語】ひらがな文字をより上手に書けるようになるための工夫
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- 〜文字に関連した「形」「方向」「位置関係」を様々な操作を通して学んでいくこと〜
- 【算数・数学】ゲームで学ぶ10の合成分解
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- 【造形】五感で感じて描く〈抽象画〉
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- 〜臨床美術の視点を活かして〜
- 【音楽】見て,聴いて,楽しもう
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- 〜音楽鑑賞の指導〜
- 【運動】まずは子どもを勝たせよう
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- 【自立活動】わかるよ!打てるよ!伝わるよ!
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- 〜トータルコミュニケーションの視点を大切に〜
- キーワードで学習指導要領改訂を読み解く! (第1回)
- 社会に開かれた教育課程
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- チーム学校で取り組む! 特別支援学校におけるカリキュラム・マネジメント (第1回)
- 参画しよう!カリキュラム・マネジメント
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- Q&A悩み解決!知っておきたい指導のイロハ (第13回)
- 認知レベルが上がると,こだわりも変化する!
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- 〜一見すると退行したように見える、発達の伸びを理解しよう〜
- 楽しくできる! 障害のある子どもの発達を支援するムーブメント教育・療法 (第1回)
- からだ・あたま・こころをつなぐムーブメント教育・療法
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- ライブ講義で考える (第25回)
- (5)個と集団の成長を考える特別支援教育
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- 〜特別支援教育と学級経営を「両輪」で考えるときの優先順位〜
- 特別支援教育で「特別の教科 道徳」の授業づくり (第1回)
- 「泣いた赤おに」で思いやりを学ぶ
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- ディスレクシア〈読み書き障害〉の子どもたちとその支援 (第1回)
- ディスレクシア〈読み書き障害〉とはどのような障害か
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- 生きづらさを抱える子どものためのレジリエンス〈resilience〉を育む (第1回)
- 学校で取り組むレジリエンスを高める支援
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- 写真で見る 発達障害のある子どもの主体性を高めるICT活用 (第1回)
- [今月のテーマ]ICTを介して生まれるコミュニケーション
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- 編集後記
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編集後記
毎年4月になると,子どもにとっても保護者にとっても,期待と不安が高まる季節となります。なかでも,新しく学校生活をはじめようとするご家庭にとっては,不安のほうが大きくなりがちです。
そんななか,新しく特別支援教育に携わるようになった先生方やベテランの先生方にとっても,素敵な1年のスタートを演出できる様々な工夫を取り上げてみました。少し不安に思っている新しい出会いを,ちょっとした工夫によって期待や自信につながるように,そして素敵な1年のスタートとして位置づけられるようになることを願っています。
先生方が担当する学級の子どもたちとの学校生活を,充実した意義あるものとして進めていくためには,まずは大人が見通しをもつことが重要です。子どもたち個々の実態に合わせた適切な目標を立て,毎日の具体的な指導を重ねながら,各個人がもてる力を最大限に発揮できるように日々の指導を積み上げていくための見通しを明確にもつための工夫がここにあります。
1年のスタートを前に考えておきたいこととしては,1年間という長い期間を支えるゆるぎない学級経営の方針を,誰もが立てることができるようにするためのご提言をいただきました。また,子どもたちをこれまで大切に育ててこられた子育ての専門家である保護者の思いを正面から受け止めて,特別支援教育の専門家としての先生方が保護者と一緒に子どもの成長のためにどのように力を合わせていくかについてのご提言も頂戴しています。
更に,「学級経営の基本方針」「引継ぎ資料の活用」「教室環境の整備」「保護者の安心感」の視点から具体的な場面でのアイデアや工夫のポイントについて掲載するとともに,子どものよさに出会える具体的な実践場面の詳細や保護者の安心感につながるメッセージ等をご執筆いただきました。
最後に,特別寄稿としまして,学習指導要領の改訂の方向性についてポイントをお寄せいただいています。
本特集を通して,一人でも多くの先生方が明確な見通しをもって新しい年度をスタートできることを心から願っています。
/宮ア 英憲・桑山 一也
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- 明治図書