教育エッセイ(第8回)
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- 2010/11/26
- 教育オピニオン
- 学級経営
初任者指導の仕事を始めて、3年目になった。
1週間に一度、初任者の教室で一日過ごし、さまざまな助言をする仕事である。
退職するまで37年間、担任として「授業をする」立場で過ごしてきた。今回「授業を見る」立場へ転換して、今まで見えなかったことがさ... -
教育エッセイ(第7回)
- 2010/10/22
- 教育オピニオン
- その他
あんパン、龍馬に共通するもの、何でしょう。それは、「かたやぶり」だ。あのパンに餡を入れるなんて、新しい発想だ。新婚旅行に初めて行ったという龍馬も型破りな人だったらしい。それまでにない「発想」を人は「型破り」という。
しかし、私はもう少し広くこ... -
教育エッセイ(第6回)
- 2010/9/24
- 教育オピニオン
- 外国語・英語
「聞いたことは忘れ、見たことは覚え、体験したことは忘れない」
ある小学校英語の講演会で耳にし、心に響いた言葉だった。調べてみると、中国の老子が紀元前、既に「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる」と言っていたという... -
教育エッセイ(第5回)
- 2010/8/27
- 教育オピニオン
- 学級経営
「いじめ問題」は難しい。さまざまな難しさが絡みあっている。小学校や中学校の教育現場だけでなく、研究の分野でも多くの難しさを抱えこんでいる。
ところで「いじめ」の隣接領域に「少年非行」の問題がある。この2つの問題の扱われ方には、何か違いがあったの... -
教育エッセイ(第4回)
- 2010/7/23
- 教育オピニオン
- 保健・体育
「ボールクルクル」という運動だった。小学校2年生の体育授業「多様な動きをつくる運動遊び」の実践で、峯川治久先生(船橋市立若松小学校、当時は金杉台小学校)の授業を見学したときのことである。子どもたちは、テンポよく展開される授業にひきこまれていく。私... -
教育エッセイ(第3回)
- 2010/6/25
- 教育オピニオン
- 理科
「理科離れ」という言葉が、珍しいものでもなくなり、日本の教育の定位置につこうとしている。おまけに、子どもたちが「ものをつくる」という経験も乏しく、技術立国日本の未来が危惧されている。その原因は、ゲームやインターネット等によるものだと口をそろえて... -
教育エッセイ(第2回)
- 2010/5/28
- 教育オピニオン
- 算数・数学
私は、大学の教員として32年間勤めてきたが、教育・研究以外の仕事としては、主に入試、広報及び学生の就職を担当してきた。昨今の大学生就職氷河期は、残念ながら当分続くものと考えられ、20年ぐらい前のバブル経済期を想うと複雑な気持ちになる。
現在、大学3... -
教育エッセイ(第1回)
- 2010/4/23
- 教育オピニオン
- その他
いじめ、不登校、校内暴力、学級崩壊…子どもを取り巻く教育環境が大きく変化してきている。変わりつつあるのは子どもだけではない。子どもを育てる親にも大きな変化がみられる。モンスターペアレントなどという言葉は、中学校のみならず小学校や幼稚園あたりでも...