いつものクラスでSST 第10回
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- 2015/3/20
- いつものクラスでSST
- 特別支援教育
子どもの失敗を笑ったり、責めたり、その行動を急かしたりする雰囲気。空気。この空気が学級に満ちてくれば、「教室は間違うところだ」が許されず、自由に発言できる場でなくなります。授業の前の土台作りができないからです。
今日は、前回の学校カーストに続き、... -
子供たちは間もなく春休み。新学期スタートまでに、新年度の授業づくりの準備に取り組みたいと思います。今のうちにしておいた方がよいこととして、どのようなことがありますか。
3月末は1年間の区切りの時期。学級の子供たちの成長ぶりを振り返りながらも、ちょっ... -
義務教育で大切なのは、子どもを自立させることです。
自立に必要な、知識や技能、姿勢を身に付けさせることです。
自立ができるためには、自分の行動を律することができなくてはなりません。しかし、この「自律」はなかなか身に付きません。
最初は、人に言われ... -
学校現場では区切りの時期が近づいてきました。6年生は卒業へ向けて、他の学年は修了式に向けてラストスパートの時期です。子どものコンディションとしては、充実した空気感でクラスがまとまっているところが多いのではないでしょうか?
最後に手綱をゆるめてしま... -
長瀬:第10回は道徳、中嶋郁雄先生です。先生は、「叱る、ほめる」ことなどでたくさんのご著書があります。どうぞよろしくお願いします。
道徳「知識」を「実践」にうつす力を育てよう!
中嶋郁雄先生
現代の学校は、いじめ問題や情報モラルなど様々な課題を抱え... -
1 「いいとこ見つけ」の機会をつくる
教職員評価制度には様々なスタイルがあると思うが、同じような制度はどこの地域においても実施されているだろう。評価をする管理職の立場からすると、評価をするのに伴う教職員とのコミュニケーションが、学校運営上とても役立... -
(前回の続き)たとえば相手の気持ちも考慮した助言の仕方、というのはあるのでしょうか?
その、上手な助言って、学級の子どもの生活の中にあると思います。休み時間など、友達とのかかわりに耳を傾けていると、相手をばかにせず、自分もいやな目をしないような言... -
間もなく年度末です。でも…、教材文を場面ごとに読み取った上で言語活動に時間をかけていたら、授業が遅れて教科書の学習が終わりそうにありません…。どうしたらいいのでしょうか。
それは焦りますね。なぜ遅れてしまったのか、理由ははっきりしていますね。単に... -
ヒドゥンカリキュラムとは、子どもが暗黙に学ぶ教育内容のことです。
例えば、授業中のおしゃべりをほうっておくとします。
すると、子どもたちは、「おしゃべりをしていいのだ」と学びます。そして、「授業中のおしゃべりはOK」という暗黙のルールができてしま... -
2月も中旬にはいると、1年間のまとめの時期となります。これは、学習面でのまとめも然り、生活面でのまとめも然りです。3月は、6年生の卒業に向け、全校が何かとあわただしく動き始めるので、学習の進度としては、この2月中に目途を立てることが、担任の先生にとっ...