- オールイングリッシュ授業
- 外国語・英語
生徒が個人あるいはグループで個別的な活動をしているときは、机間指導の良い機会です。一人ひとりの学びを支援するとともに、気づきはクラス全体にフィードバックしていきましょう。
Everyday Classes in English!
今月のひとこと@個別に声をかける
- あなたの答えを確認しますね。Let me check your answer(s).
- これは〇ページで習いましたね。We learned (またはcovered) this on page ○.
- 続けて取り組みなさい。Keep going.
生徒が練習問題を解いている場合、フレーズ1のように声をかけます。
ノートにライティングをしている場合は、Let me check your notebook. となります。
アドバイスが必要な場合は、例えばフレーズ2のように参考にできる箇所を伝えることで、自分で取り組むヒントとします。
音読練習をしているときであれば、Your voice should go up at the end. やYour voice should go down at the end. のようにイントネーション等について助言します。
Leave more space between words. や You need a comma here. など、文の書き方も一人ひとり丁寧に指導します。
教える生徒と目線の高さを合わせ、一人ひとりと向き合う大切な時間とします。作業状況を確認したら、続けて取り組むように促し(フレーズ3)、さらに机間指導を続けます。
今月のひとことA全体にフィードバックする
- みなさんがよく間違えていることの一つに〇〇があります。One mistake that I see a lot is ○○.
- このことに気をつけましょう。Let’s be careful with this.
- 良い例を一つ(いくつか)紹介します。Here’s a good example. (Here are some good examples.)
個別に見て回っている際にも、スムーズに全員が課題に取り組むことができているか、つねにクラス全体に目を配っておくことが大切です。
個々の生徒の指導で得た気づきは、クラス全体にフィードバックします。
Listen. や Please pay attention. の指示により、生徒が作業の手をとめて聞く姿勢を整えてから説明しましょう。
とらえた誤りの傾向は、例えばフレーズ1のように伝えます。
同じ誤りが続かないように、全員に注意を喚起します(フレーズ2)。
フレーズ3のように良い例を紹介したり、〇-kun has a good answer. Will you please share your answer (with the class)? とその生徒に発表を促すこともあります。
誤りの傾向だけでなく、良い取り組みの例も積極的に紹介することで、お互いの学習成果や意欲を高めることにつながると思います。